『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』:アニメ表現としてのエヴァンゲリオンらしさは薄まっている @DVD

エヴァンゲリオン序.jpg

しつこく「エヴァンゲリオン」シリーズを鑑賞しています。
今回は、リビルド版「ヱヴァンゲリヲン」4部作の第1作目『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』です。

西暦xxxx年に南極で起こった「セカンドインパクト」、それから15年後。
14歳の少年碇シンジは、ほぼ音信不通だった父ゲンドウから呼び出され、第3新東京市に赴く。
そこでシンジに訪れた運命は、汎用巨大人型決戦兵器エヴァンゲリオンに搭乗し、来襲する巨大な謎の敵「使徒」と戦うことだった・・・

といったところから始まる物語はテレビシリーズを踏襲しており、テレビ版第6話「ヤシマ作戦」発動までが描かれる。

ストーリー展開は大きな変化はないが、テレビシリーズではあやふやだったベースの設定を確定すべく、シリーズ後半で明らかにされていた箇所を前倒して描いている部分があります。

大きく異なるのは、

エヴァンゲリオン初号機が初めて闘う使徒が、第4の使徒とされている(テレビでは第3番目)。
ネルフ本部地下セントラルドグマに保管されているものが、第2の使徒リリスであることが示される(テレビでは、当初、第1の使徒アダムと言っていたが、実はリリスだったことが終盤で明かされる)
終盤の重要人物・渚カヲルが本作の最後に登場し、「また3番目か・・・」という謎の言葉を残す

あたりでしょう。

なので、庵野秀明は、テレビシリーズで揺らいでいた設定を固めてからリビルドのスタートを切ろうとしていることが窺えます。
が、その設定を、残り3作で固めて、最終的に畳めるのか・・・といったところが、つづきを鑑賞するにあたっての大きな興味と言えます。

ただし、アニメ表現としては「上質なロボットアニメ」という域にとどまっており、不安定なカット割り、スティスショットでの長台詞など、アニメ表現としてのエヴァンゲリオンらしさは薄まっている感じがしました。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:22本
 外国映画11本(うちDVDなど 2本)
 日本映画11本(うちDVDなど 2本)

旧作:2021年以前の作品:54本
 外国映画37本(うち劇場鑑賞 3本)
 日本映画17本(うち劇場鑑賞 4本)←カウントアップ
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