『エイティーン・アゲイン』:嫌味のない笑いで飽きさせないアメリカンコメディ @DVD

エイティーン・アゲイン.jpg

1987年製作のアメリカ映画『エイティーン・アゲイン』、買い置き中古DVDで鑑賞しました。
副題は、VHSでリリースされた当初は「これで2度目の18歳」、廉価版DVDでリリースされた際には「もう一度青春を!」となっています。
ま、副題はなくても、内容はわかると思うんですがね。
さて、映画。

大会社の社長を務めるジャック・ワトソン(ジョージ・バーンズ)。
まだまだ矍鑠たるもので、息子(トニー・ロバーツ)は営業部長に据えたままで、息子の意見にも耳を貸さず。
年の離れた若い(といってももう中年なんだが)愛人と付き合いだしたところ。
そんなジャック、81歳の誕生日を迎えた夜、18歳の孫デイヴィッド(チャーリー・シュラッター)が運転する車で帰宅途中、事故に遭ってしまう。
そして事故の拍子にジャックとデイヴィッドの魂が入れ替わってしまう。
重体のデイヴィッドの魂入りジャックを他所に、デイヴィッドの身体に移ったジャックは再び青春を謳歌しようとするが、軟弱なデイヴィッドは大学ではのけ者にされているのだった・・・

といったところからはじまる物語で、心と身体が入れ替わるコメディはこれまでにもたくさんあり、これもその1本。

第二次世界大戦前に青春時代を過ごしたジャック。
トールマン大統領のミドルネーム「S」は、頭文字ではなく、ただ単に「S」の文字だと教える教授に向かって、「あれはセルゲイの頭文字。大戦後にソ連との関係を懸念したトルーマンが危惧して、単なるSと嘘を言ったまで。なにせ友だちだから直接聞いたよ」といったあたりから、オールド・ジャックの活躍が始まる・・・

といった塩梅で、ストーリー的には大したことはないけれども、ジョージ・バーンズの剽軽さが巧みに演出されていて、なかなか楽しい。
とはいっても、実際に演技をするのはチャーリー・シュラッターだが、嫌味のないチャーリー君の演技に、ジョージ老のモノローグがかぶさる演出が上手くいったもよう。

また、ジョージ老本人も夢のシーンなどで時折登場し、彼女の家に招待され、彼女の両親に挨拶をするのだが、そのときはなぜか老人の姿に戻っていて困ってしまう・・・とかのギャグも可笑しい。

最後は元に戻るのが定石で、この映画もそうなのですが、意表を突かずに上手く収めており、なかなか好感のもてる映画でした。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:58本
 外国映画36本(うちDVDなど16本)
 日本映画22本(うちDVDなど 7本)

旧作:2021年以前の作品:84本
 外国映画59本(うち劇場鑑賞 4本)←カウントアップ
 日本映画25本(うち劇場鑑賞 5本)
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