『星の子アルフェ』:発達障碍の女児に寄り添ったドキュメンタリー @カナダ大使館
カナダのドキュメンタリー映画をカナダ大使館主催で上映する企画カナディアン・ストーリーズで、2012年製作の『星の子アルフェ』を鑑賞しました。
この作品は、NHKが企画している日本賞(世界各地の教育番組・教養番組作品の教育性を重視して審査する国際番組コンテスト)で、福祉教育カテゴリーで最優秀賞を受賞した作品で、NHKでも放映されました。
さて、映画。
アルフェは遺伝子障害のために発達が遅れている。
父ユゴーは、アルフェを特別学級には入れず、スイスのアルプスに一年間移り住み、大自然の中で娘の成長を見守ることにした。
(カナダ大使館の紹介ページより)
映画は、アルフェに寄り添って、彼女を記録していきます。
そこから見えてくるのは、彼女の眼を通して見える自然、感じる自然。
アルフェとともに、父親で監督であるユゴーともども、観客もアルフェと同じ視点で自然を感じ、彼女の息遣いを感じます。
アルフェは、ただただ成長が遅いだけ。
遅いだけで、可能性がないわけではありません。
そう感じます。
寄り添うドキュメンタリー映画。
どのように寄り添うか、を改めて考え、感じさせてくれる映画でした。
評価は★4つとしておきます。
カナダNFBの公式ページはコチラから。
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2014年映画鑑賞記録
新作:2014年度作品:65本
外国映画42本(うちDVDなど 8本)←カウントアップ
日本映画23本(うちDVDなど 0本)
旧作:2014年以前の作品:123本
外国映画97本(うち劇場 9本)
日本映画26本(うち劇場 5本)
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