『夜空はいつでも最高密度の青色だ』:リアルな(リアルだけど)恋愛ファンタジー @DVD・レンタル

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DVDでの自宅鑑賞作品のレビューをいくつか。
1本目は『夜空はいつでも最高密度の青色だ』。
2017年キネマ旬報日本映画のベストテン作品です。
監督は石井裕也

建設現場で日雇いとして働く慎二(池松壮亮)。
彼には気の合った仲間がいる。
智之(松田龍平)に岩下(田中哲司)に、フィリピンから出稼ぎに来ているアンドレス(ポール・マグサリン)。
ある日、アンドレスを除く三人でガールズバーに行き、そこで働く美香(石橋静河)と出逢う。
美香は昼間は看護士として働いている。
その後、智之と美香は交際するようになるが、ある日、智之が工事現場であっけなく逝ってしまう・・・

というところから始まる物語で、原作は最果タヒの同名詩集。

映画で詩を表現しようとしたジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』とは逆に、詩を映画にしようとしてみた石井裕也監督。
脚本も書いているが、ちょっと面白い。

台詞のいくつかは(たぶん)詩集の言葉どおりなのだろう。
ただ、詩集の言葉をひとりで喋ってしまっては、なんだかあまりに自意識過剰に感じたかのだろう、傍に誰かがいて相槌やツッコミを入れるような台詞のやりとりが多々ある。

詩を読んだときの監督自身の納得やツッコミだったような感じがするのです。
ここが面白い。

これがないと、リアルな(リアルだけど)恋愛ファンタジーじゃありますまいか、なんて思いました。

ガテンでヒリヒリするような描写も多々あるけれど、コミックリリーフのアクセントとしてのストリートシンガー(野嵜好美)が慎二と美香の恋愛を応援する守護天使みたいですからね。

評価は(オマケ込みで)★★★★(4つ)としておきます。

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2018年映画鑑賞記録

新作:2018年度作品:11本
 外国映画 8本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 3本(うちDVDなど 0本)

旧作:2018年以前の作品:5本
 外国映画 4本(うち劇場鑑賞 1本)
 日本映画 1本(うち劇場鑑賞 0本)←カウントアップ
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