『ブレイン・ゲーム』:シネコンではあまり上映されないハリウッド製B級サスペンス @DVD ・レンタル

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昨秋小規模ロードショウされたサスペンス映画『ブレイン・ゲーム』、DVDで鑑賞しました。
製作は少々古くて2015年。
大手製作でもなかったので入荷・公開が遅れたのでしょうが、シネコンしかない現在以前の15~6年前だと日比谷映画かニュー東宝シネマあたりで封切られていてもおかしくないような作品です。
(つまり、シネコンはスクリーン数は多いけれど、嗜好的な種類は極めて少ないわけです)
さて、映画。

FBI特別捜査官のジョー(ジェフリー・ディーン・モーガン)は相棒の女性捜査官キャサリン(アビー・コーニッシュ)とともに連続殺人事件の捜査に当たっていたが、あるとき行き詰ってしまう。
そこでジョーが頼りにしたのは予知能力を持つ元同僚のジョン・クランシー博士(アンソニー・ホプキンス)だった。
ジョンの助力で事件解決の糸口は見えたが・・・

というところからはじまる物語で、真犯人がジョンと同じく予知能力のある謎の男(コリン・ファレル)であった・・・と展開する。

予知能力vs.予知能力・・・みたいないかがわしい対決映画風のウリだけれど、前半は、予知能力(以外に過去も判る)という特殊能力を持った男と捜査官とのコラボレーションなので『羊たちの沈黙』を想起させる。
多分にそんな感じなのだが、本歌取り映画としては、ま、そこそこ面白い。

が、謎の男が現れてからはヒネリがなく、原題「SOLACE(慰め)」が示す方向へと主題が移行してしまう。

予知能力によって「死」が被害者への慰めになると知った犯人が殺人を続けるということなのだが、犯人にはその「死」が慰めになることを予知していない。
ただ、「生きながらえば苦しむ・・・のを観た」というだけで、予知能力としては「未熟」である。

つまり、「生きながらえば苦しむ。よって、死によって慰めが訪れる・・・のを観た」と犯人が言わないとダメ。
運命の不可逆論がないと、ちょっと安易な感じ。

さらに付け加えると、ジョンも謎の男も「過去」が見えてしまう。
(謎の男が「過去」が見えるのは、映画のラストに重大な影響を与えているのだが)
それは、ちょっと???疑問符。
ストーリーテリングで安易に流れ過ぎなようにも思えました。

とはいえ、最近のシネコン隆盛ではあまり上映されないハリウッド製B級サスペンスの類なので、それなりに面白く観ました。

評価は★★★(3つ)です。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:18本
 外国映画18本(うちDVDなど 1本)
 日本映画 0本(うちDVDなど 0本)

旧作:2019年以前の作品:28本
 外国映画22本(うち劇場鑑賞 7本)←カウントアップ
 日本映画 6本(うち劇場鑑賞 2本)
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