テーマ:ミステリー

『最後の決闘裁判 』:マルグリットの真実 @ロードショウ

リドリー・スコット監督最新作『最後の決闘裁判 』、ロードショウで鑑賞しました。 リドリー・スコット監督のデビュー作は『デュエリスト 決闘者』。 すわ、これが遺作になるのか! なんて思ったら、本編前にさらなる新作『ハウス・オブ・グッチ』の予告編が流れ・・・違うのね、あっそう。 ということはさておいて、さて、映画。 14世…
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『天河伝説殺人事件』:唯一の浅見光彦シリーズの映画化だが・・・ @DVD

1991年製作の市川崑監督作品『天河伝説殺人事件』、DVDで鑑賞しました。 いま頃、何を?って感じのセレクションですが、ここんところ昼のBS放送で、榎木孝明が浅見光彦に扮するシリーズが放送され、2本ほど観ました。 ならば、唯一の映画はいかがなものか、というわけでの鑑賞です。 さて、映画。 新宿の高層ビル街でひとりの男性が…
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『コールドケース3 ~真実の扉~』鼓動(前後編):新シーズン巻頭に相応しく盛りだくさんの内容 @DVD

米国製ドラマを翻案したテレビシリーズ『コールドケース ~真実の扉~』。 昨年暮れから本年2月にかけて、シーズン3が放送されました。 本シリーズはお気に入りドラマのひとつで、DVDリリースされれば、近所のレンタルショップで借りて観ています。 コールドケースとは「未解決凶悪犯罪」のこと、むかしは「お蔵入り事件」と言っていましたね。…
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『さんかく窓の外側は夜』:霊、怨念、呪い、トラウマがごちゃ混ぜね @DVD

6月は「エヴァンゲリオン」シリーズのひと月でした。 エヴァの呪縛から解放されてからはじめての鑑賞がこの作品『さんかく窓の外側は夜』。 本年1月にロードショウされました。 さて、映画。 幼い頃から幽霊がみえる青年・三角康介(志尊淳)。 そんな彼は、ある日、街の本屋で黒ずくめの青年・冷川理人(岡田将生)にスカウトされる。 …
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『死との約束』:まぁ、元の小説がそれほど面白いわけではないからねぇ @テレビドラマ

アガサ・クリスティ原作を翻案したテレビドラマ『死との約束』、オンエア当日に鑑賞しました。 脚本・三谷幸喜、主演・野村萬斎の第3弾。 評判がいいのでシリーズ化のようですね。 さて。 昭和30年代が舞台。 本堂夫人(松坂慶子)を家長とする金満家一家。 日本全国を旅しているが、この度訪れたのは熊野古道。 前夫の連れ子であ…
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『水曜日が消えた』:曜日ごとに人格が入れ替わるという触れ込みだが・・・ @DVD

昨年夏公開の日本映画『水曜日が消えた』、DVDで鑑賞しました。 曜日ごとに人格が入れ替わる男性のミステリー、ということで、主役の中村倫也の演技に期待。 さて、映画。 「僕」(中村倫也)は、曜日ごとに性格も個性も異なる7人が入れ替わる。 これは幼い頃の交通事故によるものだが、いまでは慣れていて、互いに互いを曜日の名前で呼び…
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『赤い雪 Red Snow』:三途の川を渡る被害者遺族と加害者遺族 @DVD

昨年2019年2月公開の日本映画『赤い雪 Red Snow』、DVDで鑑賞しました。 2019年・・・と書くと、なんだか遠いむかしのような気がします。 コロナカの前と後、そんな感じですね。 さて、映画。 雪深い田舎町のこと。 ある雪の日、一人の幼い男児が姿を消してしまった。 最後の目撃者は男児の兄。 ただ、男児の兄…
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『マシュー・フォックス/心霊探偵 ホーンテッド』シリーズ II~ V @DVD

以前、シリーズDVD1枚目について記した『心霊探偵 ホーンテッド』、そのとき、DVDの収録順と本国アメリカでの放送順が一致しないことも併せて記しました。 できるだけ、本国放送順に近くなるように、ということで観ましたので、観た順にレビューします。 IV 怨念/守護 「怨念」 原題:Abby 本国第4話 フランクの元…
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ミス・マープル『バートラム・ホテルにて』『スリーピング・マーダー』@DVD

1980年代半ば~90年代はじめに製作されたジョーン・ヒクソンによる「ミス・マープル」シリーズを順に観ていますが、今回は2本。 これで終了です。 まずは『バートラム・ホテルにて』。 原作ではシリーズ10作目。ドラマ制作では7作目にあたります。 甥レイモンドの計らいで、ロンドンの格式あるバートラムホテルに滞在することになっ…
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ミス・マープル『パディントン発4時50分』『鏡は横にひび割れて』『カリブ海の秘密』@DVD

1980年代半ば~90年代はじめに製作されたジョーン・ヒクソンによる「ミス・マープル」シリーズを順に観ていますが、今回は3本まとめてレビューです。 まずは『パディントン発4時50分』。 原作ではシリーズ7作目。ドラマ制作では8作目にあたります。 マープルの旧友マクギリカティ婦人がパディントン発4時50分の急行列車に乗り…
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ミス・マープル『動く指』『予告殺人』『魔術の殺人』『ポケットにライ麦を』@DVD

1980年代半ば~90年代はじめに製作されたジョーン・ヒクソンによる「ミス・マープル」シリーズを順に観ていますが、今回は4本まとめてレビューです。 まずは『動く指』。 原作ではシリーズ3作目。ドラマ制作では10作目にあたります。 英国の田舎町リムストンに、差出人不明の怪文書が出回っていた。 文書の内容は、いずれも不道…
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『ゾウズ・フー・キル 殺意の深層』:北欧ミステリの雰囲気がたっぷり @DVD

旧作の海外テレビドラマシリーズ、続いてのチャレンジは『ゾウズ・フー・キル 殺意の深層』。 2011年製作のデンマーク作品。 デンマーク作品というと、映画『特捜部Q』シリーズが有名、あちらはこれまでのところ全作品鑑賞しています。 さて、本作は・・・ ある日、森の中で女性の死体が発見される。 女性刑事カトリーネ・イェンセン…
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『ミス・マープル 書斎の死体』『牧師館の殺人』:原作シリーズでの初期2作品です @DVD

1980年代に製作されたジョーン・ヒクソン版の『ミス・マープル』シリーズ。 先に『復讐の女神』について書きましたが、今回は2本。 まずは『書斎の死体』。 ある朝、セント・メアリー・ミードに暮らす退役軍人のバントリー大佐夫妻屋敷の書斎に見知らぬの女性の死体が発見される。 バントリー夫人は、友人のミス・マープルに電話をか…
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『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』:トリック、サスペンスのみならず、詩情も感じさせる一篇 @DVD

ことし1月にロードショウされた『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』、DVDで鑑賞しました。 「くにんの~」ではなく、「きゅうにんの~」と読みます。 予告編でも言っていました。 文章や図表などの印刷物を音声にして説明する「音訳家」にとっては難物タイトルです。 さて、映画。 フランス発の世界的ベストセラー『デダリュス』三…
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『ミス・マープル 復讐の女神』:マープルの鉄槌から真実は逃れられない @DVD

デイヴィッド・スーシェによる「名探偵ポワロ」シリーズは全編観たのでは、同じアガサ・クリスティが生み出したもうひとりの名探偵「ミス・マープル」シリーズに挑戦。 とはいうものの、テレビシリーズでも、ミス・マープルはジョーン・ヒクソン、ジェラルディン・マキューアン、ジュリア・マッケンジーと3人の俳優が演じています。 その他に単発でヘレ…
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『名探偵ポワロ ナイルに死す』:殺されるのはエミリー・ブラント! @DVD

デイヴィッド・スーシェ版のテレビシリーズ「名探偵ポワロ」は全エピソード観ていますが、時折、再鑑賞したい作品があります。 今回観た『ナイルに死す』も、その1本。 先日観たピーター・ユスティノフ版『ナイル殺人事件』と比べてみることにしましょうか。 ナイル川を下る豪華客船中で、美貌の富豪リネットが殺される件は、当然といえば当然で…
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『探偵・由利麟太郎』シリーズ:現代の京都に舞台を移して、まずまず・・・かな @テレビシリーズ

久しぶりに新作テレビドラマシリーズのネタです。 番組は、『探偵・由利麟太郎』シリーズ。 6月16日に初回放送、最終回は7月14日放送と、全5回という短さ。 人気がなくて打ち切り・・・というわけではなく、当初予定されていた東京オリンピック・パラリンピックの開催を考慮して、それまでに全回終了のためにこの回数になったようです。 さ…
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『ナイル殺人事件』:犯人はわかっていても、また観ちゃうんだな @DVD

好きな作家のひとり、アガサ・クリスティ。その映画化作品は、何年かに一度繰り返して観たくなるものがあります。 今回は『ナイル殺人事件』。 1978年製作、ジョン・ギラーミン監督のオールスターキャスト作品です。 さて、映画。 親から最近莫大な遺産を相続したリネット(ロイス・チャイルズ)のもとに、親友ジャッキー(ミア・ファロー…
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『ジェイコブス・ラダー』 (1990) :「死」と「意識」についての考察の物語 @DVD

1990年にエイドリアン・ラインが監督した『ジェイコブス・ラダー』、DVDで鑑賞しました。 ロードショウ時にも鑑賞しているのですが、先日、リメイク版を観たので、オリジナル版のおさらいです。 さて、映画。 ベトナム戦争のさ中、ジェイコブ・シンガー(ティム・ロビンス)は仲間たちと休息中に、戦闘が勃発、あたりは阿鼻叫喚図絵となっ…
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『サスペクト 薄氷の狂気』 :異様な雰囲気を秘めた本格サイコミステリー @DVD

ことしに入ってから小規模ロードショウされた『サスペクト 薄氷の狂気』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 米国ミシガン州のとある町。 ある冬の日、木材を運ぶトレイラーの荷台から若い女性の遺体が見つかる。 刑事のマーシャル(ヘンリー・カヴィル)ら警察は、遺体の痕跡から女性は何者かによって監禁されていたところ…
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『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』 :かの名作も思い出す衝撃度200%の面白さ @DVD

ことし1月「未体験ゾーンの映画たち2020」で上映されたイタリア製サスペンス・ミステリー映画『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』、DVDで鑑賞しました。 DVDジャケットの謳い文句は「すべてが覆るラスト! 衝撃度200%!!」 ほんとかしらん?とは思いつつも・・・ さて、映画。 殺人容疑の疑いをかけられた実業家…
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『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』 :極上のミステリー映画、というのに嘘はない @ロードショウ

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督最新作『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』、ロードショウで鑑賞しました。 ミステリーの女王アガサ・クリスティへオマージュを捧げたという映画だけれど、ホンマかいな?と少々訝しい感じがしないでもない。 が、ちょっとヒネッた『LOOPER/ルーパー』のような映画も監督…
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『影踏み』:ドストエフスキー的運命論のような衝撃作 @ロードショウ・シネコン

篠原哲雄監督、山崎まさよし主演の『影踏み』、ロードショウで鑑賞しました。 原作は『64 ロクヨン』『臨場』『クライマーズ・ハイ』など映画化作品も多い横山秀夫の連作ミステリーだが、未読。 さて、映画。 痕跡を残さないベテラン忍び込み窃盗・真壁修一(山崎まさよし)。 ある日侵入した地方議員稲村家で、妻・葉子(中村ゆり)による…
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『ボーダー 二つの世界』:いささかグロテスク(かもしれない)な北欧版『もののけ姫』 @ロードショウ・単館系

北欧スウェーデンとデンマーク合作の『ボーダー 二つの世界』、ロードショウで鑑賞しました。 ポスターの図案などから一筋縄ではいかぬ雰囲気がぷんぷんしますが・・・ さて、映画。 スウェーデンの港の税関で働くティーナ(エヴァ・メランデル)。 容姿は醜いが、人間のある種の感情を嗅ぎ分ける特殊な才能があり、違法物の持ち込みを監視す…
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『アガサ・クリスティー ねじれた家』:最もねじれているのは誰だ? @DVD・レンタル

今春公開の『アガサ・クリスティー ねじれた家』、DVDで鑑賞しました。 一番のビッグネームはグレン・クローズ。 と、くれば犯人は・・・ってなところですが、さて、映画。 50年代ぐらいの英国。 一代で巨万の富を築き上げたギリシャ出身の富豪レオニデスが毒殺された。 孫娘のソフィアは、かつての恋人である私立探偵のチャールズに…
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『砂の器』:日本映画の「事件もの」の最高峰であろう @午前十時の映画祭

久しぶりに午前十時の映画祭です。 鑑賞したのは『砂の器』。 1974年の製作で、はじめて観たのはテレビ放映。 原作も読んでいるが、劇場のスクリーンで観るのは初めて。 さて、映画。 昭和46年・夏。 警視庁捜査一課の今西(丹波哲郎)と、蒲田西署の刑事吉村(森田健作)は、秋田県の由利本荘の亀田を訪れていた。 というのも…
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『アンノウン・ボディーズ』:謳い文句は面白いけどね @DVD・レンタル

TSUTAYAの飛びぬけアワードで先月プッシュしていた『アンノウン・ボディーズ』、DVDレンタルで鑑賞しました。 よく行くショップでは数枚あるディスクが常に貸出中。 「同時に発見された6人の首なし死体。事件を追う2人の刑事は、深く暗い泥沼に迷い込む」という謳い文句も扇情的。 原題はオランダ語で「Het Tweede Gelaa…
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『真犯人』:3回目あたりで真犯人に気づくが・・・西園寺だったら、もっと早いよ @DVD・レンタル

WOWOWで5話構成で放送された連続ドラマ『真犯人』、DVDレンタルで鑑賞しました。 主演は上川隆也、原作は翔田寛の同名小説。 平成20年、静岡県の国道高架下で中年男性・須藤勲(尾美としのり)の死体が発見される。 被害者は昭和49年に発生した男児誘拐殺人事件の被害者男児の父親だと判明する。 捜査班の日下(小泉孝太郎)は、…
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『シンプル・フェイバー』:ミステリアスな展開が陽性の笑いに転じていく @DVD・レンタル

ことし3月にロードショウされた『シンプル・フェイバー』、DVDで鑑賞しました。 春先に劇場公開された映画が、まだ梅雨明けしていないけれど、もうレンタルされるのね。 そういえば、東京ではお盆もおわり、学校は夏休みに突入している。 さて、映画。 ニューヨーク郊外に住むシングルマザーのステファニー(アナ・ケンドリック)。 小…
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『誰もがそれを知っている』:さすが、イヤミスの帝王ファルハディ監督 @ロードショウ・単館系

アスガー・ファルハディ監督の最新作『誰もがそれを知っている』、ロードショウで鑑賞しました。 本邦初公開、2009年のベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)受賞の『彼女が消えた浜辺』以来注目を集め、欠かさず観ている監督なのだけれど、個人的にはあまり好きな監督ではありません。 さて、映画。 アルゼンチン在住のラウラ(ペネロペ・クル…
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