テーマ:外国映画

『ディーラーズ』:水増し的展開もあるけれど、そこそこ愉しめる出来 @DVD

さらに続く旧作DVD鑑賞月間。今回鑑賞したのは『ディーラーズ』、1989年製作のイギリス映画です。 廉価版を新古購入していたものです。 廉価版で販売される作品の多くは、レンタルショップには置かれないものが多いので、少しマニア心が湧いてくるのです。 さて、映画。 英国ザ・シティにある、とある銀行。 ドル建て為替取引部門で…
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『スウォーズマン 剣士列伝』:キン・フー降板も納得のツイ・ハーク色満載 @DVD

旧作DVD鑑賞月間のようになっている今月ですが、続いて鑑賞したのは『スウォーズマン 剣士列伝』。 1990年製作の香港映画。 以前、中古安価購入していた香港盤での鑑賞です。 香港盤ですが、日本語メニューも日本語字幕も入っています。 さて、映画。 明代の頃、紫禁城から武術の秘伝書「葵花宝典」が何者かによって盗まれる。 …
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『マンディンゴ』:米国暗黒史に通底する強烈なマチズモ @DVD

3月からおおよそ45年の時を経てリバイバル上映されている『マンディンゴ』。 近所のレンタルショップに置いてありましたので、DVDにて鑑賞しました。 さて、映画。 19世紀半ば、南北戦争前の米国ルイジアナ州。 広大な農園ファルコンハーストの主であるマクスウェル(ジェームズ・メイスン)の生業は「黒人奴隷繁殖牧場」。 黒人女…
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『モーニング・グローリー 輝ける朝』:90年代製作の手堅い演出のテレビムーヴィ @DVD

少々古めの作品をレンタルして鑑賞することが続いていましたが、「こりゃ、いかん。買い置きDVDも観なければ!」と思い、鑑賞したのが本作『モーニング・グローリー 輝ける朝』。 1993年製作、クリストファー・リーヴ、デボラ・ラフィン主演のテレビムーヴィです。 廉価版発売のものを未開封新古として購入していたものです・ さて、映画。 …
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『ヒッチハイク』:単なるサスペンス&バイオレンス映画の枠を超えて観てみると・・・ @DVD

『濡れたダイヤ』に続いて鑑賞したコリンヌ・クレリー出演作品は、1976年製作の『ヒッチハイク』。 ジョイパックフィルムの配給でロードショウされた・・・と記憶していたのですが、ワールド映画の配給だった! と、別に「!」をつけるほどではない事柄なんですが。 さて、映画。 米国中西部ををキャンピング・カーで旅行中の夫婦(夫:フ…
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『怪しい彼女』:こってりコテコテ、お腹いっぱい @DVD

シム・ウンギョン主演の2014年の韓国映画『怪しい彼女』、DVDで鑑賞しました。 シム・ウンギョン、2019年製作の『ブルーアワーにぶっ飛ばす』『新聞記者』以降は活動拠点を日本に移したようですが、当時は韓国でバリバリの活躍だったようで・・・ 知らなんだ。 多部未華子主演による日本版リメイク『あやしい彼女』は鑑賞済みですが、オリジ…
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『コリンヌ・クレリー/濡れたダイヤ』:コリンヌ・クレリーが出ています・・・ @DVD

70年代後半のフランス系セクシー女優といえば、この人、コリンヌ・クレリー。 デビュー作『O嬢の物語』(未見)で一躍、ポスト・エマニエル夫人(シルヴィア・クリステル)と目されたが、その後が続かなかった。 彼女の名前で売れたのは(売ろうとしたのは)『ヒッチハイク』『ホテル』(いずれも未見)の2本でしょうか。 その他にはアンソニー・…
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『ノマドランド 』:根底にある喪失感と自己との対峙 @ロードショウ

米国アカデミー賞を賑わせそうな『ノマドランド』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 リーマンショックの後のこと。 米国ネバダ州にある石膏大企業の企業城下町は、その企業の倒産とともに地図から姿を消した。 町そのものがなくなってしまったのだ。 60代のファーン(フランシス・マクドーマンド)もそこで暮ら…
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『ザ・ターニング』:雰囲気映像だけで、脚本が・・・ @DVD

ヘンリー・ジェイムズの古典的怪奇小説「ねじの回転」を現代に舞台を移して映画化した『ザ・ターニング』、DVDで鑑賞しました。 オカルト映画も好きですが、幽霊が登場するホラー映画も好き。 なので、鑑賞前は少しばかり期待しました。 さて、映画。 時代は90年代。まだスマホなどはあまりなかった時代。 ケイト(マッケンジー・デイ…
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『燃ゆる女の肖像』:いくつかの傑出したシーンをピックアップすると・・・ @ムーヴオーバー

昨年末にロードショウされた『燃ゆる女の肖像』、ムーヴオーバーの映画館で鑑賞しました。 シネコンでは小さいスクリーンに移しながら上映が可能なので、劇場を変えて続映する「ムーヴオーバー」も使われることが少なくなってきました。 さて、映画。 18世紀のフランス、ブルターニュの孤島。 画家のマリアンヌ(ノエミ・メルラン)は、孤島…
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『パブリック 図書館の奇跡』:主題や狙いに好感は持てるが、全体的にまだるっこしい @DVD

昨年夏公開の映画『パブリック 図書館の奇跡』、DVDで鑑賞しました。 監督・脚本はエミリオ・エステヴェス。 俳優としてのキャリアのほか、1986年製作の『ウィズダム/夢のかけら』以降、監督としても何本か撮っていますね。 2006年の『ボビー』では、多くの登場人物が錯綜する群像劇を、たくみにさばいていました。 さて、映画。 …
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『ステイ・ホーム』:サスペンス&ミステリーの謳い文句だが、ありゃりゃのホラーオチね @DVD

昨年11月にリリースされたイタリア映画『ステイ・ホーム』、DVDで鑑賞しました。 レンタル料金割引のキャンペーンなので、ならば、つまらなくても・・・という思いで借りました。 とはいえ、ショップの棚では、一押しランキングのトップに並んでいましたから、まぁ、そこそこには期待。 さて、映画。 イタリアの田舎にひっそりと広大な領…
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『私は確信する』:スリリングな展開の果てに現れる裁判の本質 @ロードショウ

フランスで大きな注目を集めた未解決事件を元にした法廷映画『私は確信する』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 2009年、フランス国内メディアが大々的に取り上げていたヴィギエ事件の第一審が、確たる証拠がないことから被告である夫・ジャック無罪の判決が出た。 事件は、2000年2月に妻のスザンヌが、3人の…
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『ポルトガル、夏の終わり』:ほかのひとの人生は、自分の人生の埒外にある @DVD

昨年8月公開のフランス・ポルトガル合作映画『ポルトガル、夏の終わり』、DVDで鑑賞しました。 原題は「FRANKIE」、主演のイザベル・ユペールが演じる女優の名前です。 さて、映画。 ヨーロッパの大女優フランキー(イザベル・ユペール)。 ある夏の終わりに、ポルトガルの避暑地シントラを家族とともに訪れていた。 別れた夫と…
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『再会の夏』:ストーリーは悪くないが、語り口がいまひとつ @DVD

2019年年末公開のフランス・ベルギー合作映画『再会の夏』、DVDで鑑賞しました。 監督・脚本はジャン・ベッケル。 フランス、ヌーヴェル・ヴァーグの旗手でサスペンス映画の巨匠ジャック・ベッケルの息子。 過去に『クリクリのいた夏』などを監督していますね。 さて、映画。 第一次世界大戦終戦直後、1919年の夏。 フランス…
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『チャイルド・イン・タイム』:悲劇に見舞われた夫婦を描いた、まだるっこしい映画 @DVD

昨年末にリリースされたベネディクト・カンバーバッチ主演『チャイルド・イン・タイム』、DVDで鑑賞しました。 2017年BBC製作のテレビムーヴィで、日本では昨年2月に有料チャンネルで放映されたようです。 さて、映画。 妻と娘との三人暮らしをしている児童文学作家のスティーヴ(ベネディクト・カンバーバッチ)。 娘・ケイトを連…
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『チア・アップ!』:手堅い面白さのシニアコメディ @DVD

昨年7月公開のダイアン・キートン主演『チア・アップ!』、DVDで鑑賞しました。 『アニー・ホール』の都会派女優も、もう70歳過ぎ。 時の経つのは早いもので・・・ さて、映画。 残された人生をゆっくり過ごすためリタイアした人々が暮らすシニアタウンに越してきたマーサ(ダイアン・キートン)。 この町では、誰もがどこかのシニア…
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『ラ・ヨローナ 彷徨う女』:グアテマラの現代史はうかがえるものの、かなりまだるっこしいホラー映画 @DVD

昨年7月公開の『ラ・ヨローナ 彷徨う女』、DVDで鑑賞しました。 製作はグアテマラ。 日本の一般劇場で公開されるのは、かなり珍しいですね。 さて、映画。 グアテマラ軍事政権による大虐殺から30年経った現在。 当時将軍だったエンリケ(フリオ・ディアス)は、虐殺を指揮した主犯として裁判にかけられるが、証拠不十分として無罪と…
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『羊飼いと風船』:風船が象徴する、魂と生と性 @ロードショウ

チベットを舞台にしたペマ・ツェテン監督作品『羊飼いと風船』、ロードショウで鑑賞しました。 映画の国籍は中国。 チベット自治区は中国の自治区なので、中国の政策も色濃く滲みでています。 さて、映画。 チベットの草原地帯。夫タルギェ(ジンバ)と妻ドルカル(ソナム・ワンモ)の夫婦。 タルギェの父、ふたりの息子と羊飼いで生計を立…
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『コロンバス』:小津映画=静謐、ってだけじゃないと思うんだけど・・・ @DVD

昨年3月公開のアメリカ映画『コロンバス』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 モダニズム建築の宝庫として知られる米国コロンバス。 講演ツアー中にひとりの老建築学者が倒れた。 その報せを受けて韓国から息子(ジョン・チョー)が駆け付けてくる。 息子の名はジン。 父との確執を抱えているジンは、早くこの地を去…
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『聖なる犯罪者』:人間は単純な正邪・善悪では割り切れない @ロードショウ

今月15日から公開のポーランド・フランス合作映画『聖なる犯罪者』、ロードショウで鑑賞しました。 自宅鑑賞するにはちょっと重そうなので、劇場での鑑賞です。 さて、映画。 ひとを殺した罪で少年院で服役中の二十歳の青年ダニエル(バルトシュ・ビィエレニア)。 院内では看守の目を盗んでの暴力・暴行沙汰が横行している。 そんな彼が…
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『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』:ジョーンズを衝き動かしたものは・・・ @DVD

昨年8月に公開されたアグニェシュカ・ホランド監督作品『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』、DVDで鑑賞しました。 自宅鑑賞するにはちょっと重いかも・・・とは思いつつ、観たかった見逃し作品なので、やはり鑑賞せねばなりますまい。 さて、映画。 世界大恐慌吹き荒れる1933年。 そんな中でもスターリン率いるソ連だけが繁栄を謳歌…
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『幸せへのまわり道』:映画を引き締めたミスター・ロジャースのピアノ低音鍵盤連打シーン @DVD

昨年8月に公開されたトム・ハンクス主演映画『幸せへのまわり道』、DVDで鑑賞しました。 この映画についてはDVDリリースされるまで知りませんでした。 特定のシネコンチェーンで上映されたようで、そのシネコンがご近所になかったためで、「ご近所さん」へのまわり道、となった次第です。 (原題「A BEAUTIFUL DAY IN TH…
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『グランド・ジャーニー』:臨場感などを含め、先行作品『グース』の圧勝 @DVD

昨年7月公開の『グランド・ジャーニー』、DVDで鑑賞しました。 製作はフランス・ノルウェーの合作。 実話をもとにし、本人が脚本化したものを『狩人と犬、最後の旅』のニコラス・ヴァニエが監督しました。 さて、映画。 フランスの一風変わった学者のクリスチャン(ジャン=ポール・ルーヴ)。 南仏カマルグで雁の研究をしており、…
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『リトル・ジョー』:面白そうな題材だけれど、まだるっこしすぎて・・・ @DVD

昨年7月公開の『リトル・ジョー』、DVDで鑑賞しました。 製作はオーストリア・イギリス・ドイツの合作。 欧州では合作が主流のようですね。 さて、映画。 花の品種改良を行っているバイオ企業で主任研究員として働くシングルマザーのアリス(エミリー・ビーチャム)。 いま開発を進めているのは、幸福感をもたらす香りを発する深紅の花…
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『今宵、212号室で』:面白くなりそうなのに、どうにも笑えない・・・ @DVD

昨年6月公開の『今宵、212号室で』、DVDで鑑賞しました。 製作はフランス・ルクセンブルク・ベルギーの合作。 ここのところ、ルクセンブルクの出資が増えてきていますね。 さて、映画。 パリのアパルトマンで暮らしているリシャール(バンジャマン・ビオレ)とマリア(キアラ・マストロヤンニ)の夫婦。 結婚20年になるが、マリア…
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『FUNAN フナン』:監督のルーツ確認の物語。そして私たちもカンボジアのことを知る映画 @ロードショウ

『ウルフウォーカー』に続いて、2021年2本目の映画館での鑑賞は『FUNAN フナン』。 フランス、ベルギー、ルクセンブルク、カンボジア合作のアニメーション作品です。 さて、映画。 1975年のカンボジア、首都プノンペン。 ソヴァンは、父のクン(声・ルイ・ガレル)、母のチョウ(声・ベレニス・ベジョ)らと暮らす幸せな一家の…
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『ウルフウォーカー』:この絵が、こう動くのか!という驚きのアニメーション @ロードショウ

2021年最初の映画館での鑑賞は『ウルフウォーカー』。 昨年10月末にロードショウ開始、その後、2ヶ月以上ロングランしているアイルランドとルクセンブルク合作のアニメーション作品。 鑑賞したのは正月三が日中です。 三が日明け後、新型コロナの新規感染者数に一喜一憂していて、レビューを書く気力が失せておりました。 さて、映画。 …
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『フィラデルフィア物語』:1940年の米国観客になって観たいもんだね @DVD

2021年最初の映画鑑賞はDVDで。 映画は、1940年製作の『フィラデルフィア物語』。 渋谷の名画座で特集上映されているソフィスティケーション映画の中の1本でもあります。 ま、初笑い、といったところですね。 さて、映画。 フィラデルフィアの上流社会。 ロード家の令嬢トレイシー(キャサリン・ヘプバーン)は、同じ上流階…
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『Away』:生と死をめぐる壮大でかつミニマムな寓話 @ロードショウ

ラトビアのクリエイター、ギンツ・ジルバロディスが独力で製作したアニメーション映画『Away』、ロードショウで鑑賞しました。 12月現在では関東圏だけでの公開です。 さて、映画。 パラシュートで木に引っ掛かり目覚めた青年。 彼が気づいた周辺では草花が繁茂し、生命を謳歌している。 が、少し離れた石造りのアーチ状のゲートのと…
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