テーマ:女性のドラマ

『ファーストラヴ』:観てから読むか、読んでから観るか、観ないで読んだがよろしかろう @DVD

ことし2月にロードショウされた映画『ファーストラヴ』、DVDで鑑賞しました。 原作は、直木賞を受賞した島本理生の同名小説(未読)。 主演は北川景子。 昨年秋からことしにかけて主演作が立て続けに公開されていましたね。 さて、映画。 父親を自身が通う大学構内で刺殺した容疑で逮捕された聖山環菜(芳根京子)。 動機については…
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『勝利の朝』:タイトルは「朝顔の花のように、暁だけの儚い栄光」の意 @録り置きVTR

キャサリン・ヘプバーン主演の1933年作品『勝利の朝』、録り置きVTRで鑑賞しました。 K・ヘプバーンは合計4度米国アカデミー賞主演女優賞を受賞していますが、この作品が1回目。 さて、映画。 バーモントの田舎町からニューヨークに出てきた女優志願のエヴァ・ラブレース(キャサリン・ヘプバーン)。 ブロードウェイの大物プロデュ…
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『タイトル、拒絶』:救いようのない潔さ、または、諦めきった呪詛 @DVD

昨年11月公開の日本映画『タイトル、拒絶』、DVDで鑑賞しました。 主演は最近の注目株・伊藤沙莉。 とはいうものの、その実、群像劇。 さて、映画。 東京鶯谷にほど近い雑居ビルの中のとあるデリヘル店。 ここでスタッフとしてして働く若い女性カノウ(伊藤沙莉)は、もともとはデリヘル嬢として応募してきたのだけれど、初日早々怖気…
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『レディ・マクベス』:ブルードレスの下には赤い血潮が渦巻いている @DVD

昨年10月に公開された『レディ・マクベス』、DVDで鑑賞しました。 2016年製作の英国映画。 『ミッドサマー』がスマッシュヒットしたので、同作主演のフローレンス・ピューの出世作ということで急遽輸入されて公開されたもよう。 DVDには「17歳の欲望」の副題が添えられています。 さて、映画。 19世紀後半の英国。 17…
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『恋する遊園地』:題材は面白いけど少々消化不良かしらん @DVD

ことし1月に公開された『恋する遊園地』、DVDで鑑賞しました。 フランス・ベルギー・ルクセンブルクの合作映画ですが、ベルギー映画はどっかどっかヘンなところがあるので要注意。 さて、映画。 20代の内気な女性ジャンヌ(ノエミ・メルラン)。 はじめてのお勤めは、幼い頃から通っていた遊園地の夜間スタッフ。 夕方上番し、閉園後…
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『ノッティングヒルの洋菓子店』:最終的には、めでたしめでたし、なんだけれど @DVD

昨年末公開のイギリス映画『ノッティングヒルの洋菓子店』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 ノッティングヒルで洋菓子店開店目前のイザベラ(シェリー・コン)。 あろうことか、共同経営者兼パティシエの親友サラを交通事故で失ってしまう。 そんなイザベラのの前にサラの娘クラリッサ(シャノン・タルベット)が現れる。…
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『ホテルローヤル』:えらくライトなエピソードの羅列にガッカリ @DVD

昨年11月公開の日本映画『ホテルローヤル』、DVDで鑑賞しました。 原作は桜木紫乃の同名小説、直木賞受賞作ですが未読です。 同じ原作者の小説を映画化した『起終点駅 ターミナル』が面白かったので、本作も期待。 さて、映画。 北海道、釧路湿原にほど近いところに立地するラブホテル「ホテルローヤル」。 いまでは廃業しており、時…
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『ホテルニュームーン』:母親の立場をもう少し掘り下げてほしかった @DVD

昨年9月公開の日本・イラン合作映画『ホテルニュームーン』、DVDで鑑賞しました。 監督は『オーバードライヴ』『孤独な惑星』の筒井武文。 監督作品を観るのは、本作がはじめて。 さて、映画。 テヘランで大学生の娘モナ(ラレ・マルズバン)とふたり暮らしをしているヌシン(マーナズ・アフシャル)。 ある日、不審な電話がヌシンのも…
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『おらおらでひとりいぐも』:ひとりでいぐも、寂しさ三人づれで @DVD

昨年11月公開の田中裕子主演作『おらおらでひとりいぐも』、DVDで鑑賞しました。 監督は『南極料理人』『キツツキと雨』『滝を見にいく』の沖田修一。 原作は芥川賞受賞、若竹千佐子による同名小説ですが、未読です。 さて、映画。 東京にほど近い、郊外の街に暮らす70代半ばの桃子さん(田中裕子)。 息子と娘は独立し、夫に先立た…
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『いのちの停車場』:在宅医師主役のスター映画ってところに無理があるなぁ @ロードショウ

吉永小百合主演最新作『いのちの停車場』、ロードショウで鑑賞しました。 〇〇〇〇最新作、と書きだしたときに〇〇〇〇に入るのは監督名が多いのですが、「スター映画」の場合は別。 つまり、観る側のわたしとしても、「吉永小百合の映画」ということで観に行っているわけです。 さて、映画。 東京の急性期医療を扱う総合病院の救命救急センタ…
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『明日の食卓』:息子を殺したのは、私ですか・・・? @ロードショウ

『64 ロクヨン』『楽園』などの瀬々敬久監督最新作『明日の食卓』、ロードショウで鑑賞しました。 ポスターなどのメインキャッチコピーは「息子を殺したのは、私ですか・・・?」、出演陣も含めてそそられる題材です。 さて、映画。 日本各地の三組の石橋母とユウの親子。 ひとつは神奈川県に住むフリーライター・石橋留美子(菅野美穂)。…
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『茜色に焼かれる』:主人公の口癖「がんばりましょ」は、「正しく生きていきましょう」ということか @ロードショウ

『舟を編む』などの石井裕也監督最新作『茜色に焼かれる』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 田中良子は芝居が得意だ・・・という字幕がでる。 ほどなくして、男性がひとり、交差点で交通事故に遭い、死亡する。 それから7年。 死んだ男性の残された妻・田中良子(尾野真千子)が、元上級官僚の加害者老人の葬式…
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『白雪姫 あなたが知らないグリム童話』:一応サスペンス映画なのだけれど、本国ではコメディ扱いのようで @DVD

昨年6月公開のフランス・ベルギー合作映画『白雪姫 あなたが知らないグリム童話』、DVDで鑑賞しました。 監督は『ドライ・クリーニング』『恍惚』『ボヴァリー夫人とパン屋』のアンヌ・フォンテーヌ。 さて、映画。 亡き父のホテルで働く若くて美しいクレア(ルー・ドゥ・ラージュ)、 父の死後、ホテルの経営は義母モード(イザベル・ユ…
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『わたしは光をにぎっている』:ややまだるっこいが、印象的なショットも多く、悪くない @DVD

2019年11月公開の日本映画『わたしは光をにぎっている』、DVDで鑑賞しました。 主演は松本穂香。 監督は『四月の永い夢』『静かな雨』などで地道に注目を集めている中川龍太郎。 鑑賞するのは、本作がはじめてです。 さて、映画。 長野県で湖畔の宿を祖母と切り盛りしていた孫娘・澪(松本穂香)。 祖母が働けなくなり、宿は閉…
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『甘いお酒でうがい』:地上5センチの川嶋さん @DVD

緊急事態宣言下GWのDVD鑑賞、続いては『甘いお酒でうがい』。 これも昨年9月公開でした。 監督は『勝手にふるえてろ』『もぎりさん』の大九明子。 さて、映画。 出版関係のとある会社で派遣社員として働く川嶋さん(松雪泰子)。 もうすぐ50歳になろうかという独身女性。 日々の楽しみは、毎日のちょっとした出来事を日記に残す…
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『ノマドランド 』:根底にある喪失感と自己との対峙 @ロードショウ

米国アカデミー賞を賑わせそうな『ノマドランド』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 リーマンショックの後のこと。 米国ネバダ州にある石膏大企業の企業城下町は、その企業の倒産とともに地図から姿を消した。 町そのものがなくなってしまったのだ。 60代のファーン(フランシス・マクドーマンド)もそこで暮ら…
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『燃ゆる女の肖像』:いくつかの傑出したシーンをピックアップすると・・・ @ムーヴオーバー

昨年末にロードショウされた『燃ゆる女の肖像』、ムーヴオーバーの映画館で鑑賞しました。 シネコンでは小さいスクリーンに移しながら上映が可能なので、劇場を変えて続映する「ムーヴオーバー」も使われることが少なくなってきました。 さて、映画。 18世紀のフランス、ブルターニュの孤島。 画家のマリアンヌ(ノエミ・メルラン)は、孤島…
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『あのこは貴族』:生きづらかった二人の女性の新たな人生 @ロードショウ

門脇麦、水原希子ダブル主演の『あのこは貴族』、ロードショウで鑑賞しました。 山内マリコの同名小説を、新進の岨手由貴子が監督、とメインは女性。 こういう布陣の映画は、70年代後半から80年代にかけては「女性映画」と呼ばれていましたね。 さて、映画。 東京の高級住宅街・松濤に両親と暮らす華子(門脇麦)。 「箱入り娘」という…
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『ポルトガル、夏の終わり』:ほかのひとの人生は、自分の人生の埒外にある @DVD

昨年8月公開のフランス・ポルトガル合作映画『ポルトガル、夏の終わり』、DVDで鑑賞しました。 原題は「FRANKIE」、主演のイザベル・ユペールが演じる女優の名前です。 さて、映画。 ヨーロッパの大女優フランキー(イザベル・ユペール)。 ある夏の終わりに、ポルトガルの避暑地シントラを家族とともに訪れていた。 別れた夫と…
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『チア・アップ!』:手堅い面白さのシニアコメディ @DVD

昨年7月公開のダイアン・キートン主演『チア・アップ!』、DVDで鑑賞しました。 『アニー・ホール』の都会派女優も、もう70歳過ぎ。 時の経つのは早いもので・・・ さて、映画。 残された人生をゆっくり過ごすためリタイアした人々が暮らすシニアタウンに越してきたマーサ(ダイアン・キートン)。 この町では、誰もがどこかのシニア…
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『スキャンダル』(2019年製作):過ぎたるはなんとやら、のメイクと演出 @DVD

ことし2月に公開され、米国アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した『スキャンダル』、DVDで鑑賞しました。 監督は『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』のジェイ・ローチ。 アカデミー賞に輝いたのは、カズ・ヒロ(辻一弘)。 さて、映画。 2016年の米国、巷間では大統領選の行方が話題の争点。 台風の目は共…
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『ライド・ライク・ア・ガール』:見応え充分の女性騎手実録映画 @DVD

ことし7月に公開された『ライド・ライク・ア・ガール』、DVDで鑑賞しました。 監督は女優のレイチェル・グリフィス。 さて、映画。 オーストラリアの競馬一家に生まれたミシェル・ペイン(テリーサ・パーマー)。 父(サム・ニール)は調教師、母はミシェルを産んだ後、半年後に交通事故で他界した。 10人兄弟の末娘で、上の兄姉の7…
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『私のちいさなお葬式』:鯉と恋のバカンス、カウリスマキ風味カニカマ添え @DVD

昨年末公開のロシア製コメディ映画『私のちいさなお葬式』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 ロシアの寒村でひとり暮らしをしている老女エレーナ(マリーナ・ニーヨロヴァ)。 貧しいながらも、それなりに幸せな生活を送っていたが、ある日、病院の検査で医師から、「心臓の具合がよくない。これでは、いつ死んでもおかしくな…
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『恋のしずく』:地域起こし映画としては合格点だが・・・ @DVD

2018年秋公開の日本映画『恋のしずく』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 東京の農大でワインソムリエを目指している詩織(川栄李奈)。 実習先はのワイナリーは希望者多数ということで叶わず、教授のくじ引きで日本酒の酒蔵になってしまう。 日本酒嫌いの詩織にとっては苦痛以外の何物でもなかったが、実習が修了しな…
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『朝が来る』:力作 @ロードショウ

河瀬直美監督最新作『朝が来る』、ロードショウで鑑賞しました。 河瀬作品には珍しく、辻村深月による同名小説が原作(未読)。 2016年には、東海テレビによってドラマ化されているが、これも未見。 さて、映画。 清和(井浦新)と佐都子(永作博美)の栗原夫妻には、朝斗(佐藤令旺)という幼稚園児の息子がいる。 清和と佐都子は長年…
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『みをつくし料理帖』:なんどもウルルとさせられた、予想外の秀作 @ロードショウ

日本映画の一時代を築いた角川春樹が自身最後の監督作という『みをつくし料理帖』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 江戸時代の享和二年の大坂。 幼い頃から天神橋の近所で育った澪と野江。 泣きみその澪は、いつも野江に慰められる間柄だった。 ある時、著名な八卦見に手相を見られたふたり。 野江は「旭日昇…
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『架空OL日記』:「OLあるある」な映画だけど、それ以外は「なしなし」 @DVD

今年春さきにロードショウされた『架空OL日記』、DVDで鑑賞しました。 そういえば、あの頃は、新型コロナ禍がこれほどまで長引くことが実感としてなかったころですね。 さて、映画。 あまり大手でもない銀行で働く「私」(バカリズム)。 憂鬱な月曜日は、朝起きるのもままならず、眠気に耐え耐えメイクして出勤。 満員電車に揺られて…
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『明日に処刑を・・・』:ラストショットはスコセッシ監督のベストショットではないか @録り置きビデオ

御大マーティン・スコセッシ監督の長編第2作『明日に処刑を・・・』、録り置きビデオで鑑賞しました。 録り置きビデオ? VHSテープです。 うわ、古! 録画したのは1996年。まさに前世紀の遺物ですね。 さて、映画。 1930年代、大不況真っただ中の米国。 貧しい農夫の娘バーサ(バーバラ・ハーシー)は、父が農薬散布の飛行…
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『ナンシー』:人づきあいは苦手でも、愛してくれる誰かは欲しい @DVD

ことし年初に開催された「未体験ゾーンの映画たち2020」で上映された外国映画『ナンシー』、DVDで鑑賞しました。 レンタル店ではサスペンスの棚に分類されていましたが・・・ さて、映画。 パーキンソン病の母親と貧しいふたり暮らしのナンシー(アンドレア・ライズボロー)。 人づきあいは苦手なのだが、他人の関心は集めたいという思…
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『バオバオ フツウの家族』:異色作なれど、時系列順に描いたほうがよかったのでは? @DVD

昨秋に単館系ロードショウされた台湾映画『バオバオ フツウの家族』、DVDで鑑賞しました。 2019年に同性婚の法制化が決定した台湾。 映画は、法制化が進められていた2018年が舞台です。 さて、映画。 ロンドンで暮らす、互いに子どもを持ちたいと願っている二組のカップル。 一方はレズビアンのジョアン(クー・ファンルー)と…
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