テーマ:ベルイマン

『鏡の中にある如く』: 「神の沈黙」ではなく、「神との訣別」第1作 @特集上映

イングマール・ベルイマン監督生誕100周年映画祭、3本目の鑑賞は『鏡の中にある如く』。 1961年製作作品で、『冬の光』『沈黙』とあわせて、「神の沈黙三部作」と呼ばれる三作品の第1作目です。 今回の映画祭での眼目がこの3本でした。 鑑賞順は製作順とは異なりましたが、3作品とも鑑賞でき、嬉しく思っています。 そして、ベルイマン…
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『沈黙』:ベルイマン的怪奇不条理コメディ&ドラマ @特集上映

さてさて、ベルイマン生誕100周年映画祭での鑑賞2作目は『沈黙』。 1962年の製作で、64年に日本公開されているのですが、78年のインターナショナル・プロモーション配給でのリバイバルが印象深いです。 とはいっても、当時はまだベルイマン映画にまで到達しておらず、今回が初鑑賞。 前作『冬の光』に続いて、「神の沈黙」3部作と呼ばれ…
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『冬の光』:ベルイマンのターニングポイント的映画かも @特集上映

ここのところ60年代の旧作映画を続けて観ているのですが、今回はイングマール・ベルイマン監督の『冬の光』。 つい最近から始まったベルイマン生誕100周年映画祭の1本で、60年代の中核をなす「神の沈黙」3部作と呼ばれる作品の第2作です。 さて、映画。 スウェーデンの寒村で牧師を務めるトマス(グンナール・ビョルンストランド)。 …
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『仮面/ペルソナ』:演劇的な題材を映画的表現で描いたエポック作品 @DVD・レンタル

久々にイングマール・ベルイマンの映画を鑑賞。 映画は『仮面/ペルソナ』。 DVDもなく、TSUTAYAの旗艦店にもVHSすらなかった本作。 「難解」という声を聴いていて、一度はチャレンジしたいと思っていた作品でした。 この度、DVDでのレンタルもはじまり、幸いなことです。 さて、映画。 著名な舞台女優のエリザベート(…
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『野いちご』:生に大らかな希望を持ったベルイマン映画 @特集上映・単館系

2014年にはいって突然ベルイマンに目覚めたりゃんひさ。 今回は、2週間の期間限定で特集上映している渋谷の劇場まで足を運びました。 だって、渋谷のレンタル店ではVHS(!)が常に貸出中の状態なんですから。 というわけで、観たのは1957年製作の『野いちご』。 今回が初見です。 19世紀後半に生まれた医師イサク、御年70…
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『狼の時刻』:心の奥底に抱える恐怖や狂気が現われる @DVD・レンタル

『蛇の卵』に続いてイングマール・ベルイマン監督をDVDで鑑賞しました。 作品は1966年製作の『狼の時刻』。 リヴ・ウルマンがはじめてマックス・フォン・シドーと共演したと語っているところから、フィルモグラフィでは『仮面/ペルソナ』、本作、『恥』となります。 さて、映画。 画家ユーハン(マックス・フォン・シドー)と妊娠中の…
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『蛇の卵』:ナチス台頭前の暗いベルリンに邪悪さが漂う @DVD・レンタル

イングマール・ベルイマン監督が『秋のソナタ』の前に撮った1977年作品『蛇の卵』をDVDで鑑賞しました。 製作は、ディノ・デ・ラウレンティス。 『オルカ』『ホワイト・バッファロー』と同じ年のプロデュースです。 さて、映画。 第一次大戦後のドイツ・ベルリン。 凄まじいインフレで、タバコひと箱が20億マルクもする。 まだ…
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『処女の泉』:神と信仰をめぐっての寓意的傑作 @VHS・レンタル

『恥』『叫びとささやき』に続いて、ここひと月で3本目のイングマール・ベルイマン監督作品です。 鑑賞したのは196年製作の『処女の泉』です。 スウェーデンに伝わる民話なのか、かなり寓意的な物語です。 16世紀のスウェーデンの片田舎。 豪農の領主は妻とともに信仰に篤い人物です。 無辜なひとり娘は、両親に甘やかされており…
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『叫びとささやき』:映画史上最も怖く美しい映画の1本 @VHS・レンタル

先日、1966年製作(日本での劇場未公開作品)の『恥』のDVD鑑賞に続いて、イングマール・ベルイマン監督作品を鑑賞しました。 今回は1972年製作の『叫びとささやき』。 舞台劇のようなスタイルをとりながら、映画的表現に満ち溢れた映画、そして「怖い」映画でありました。 19世紀のスウェーデン。 森に建つ邸宅で女性が病に…
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『恥』 イングマール・ベルイマン監督作品:恥=非人間性と解釈いたしました @DVD・レンタル

イングマール・ベルイマン監督の1966年製作、日本での劇場未公開作品『恥』をDVDで鑑賞しました。 昨年2013年暮に観たドキュメンタリー『リヴ&イングマール ある愛の風景』中にかなり用いられた映画だったので、どんな映画なのか興味を持った次第。 さて、映画。 北欧のとある島。 元交響楽団員の夫婦(マックス・フォン・シ…
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『リヴ&イングマール ある愛の風景』:ベルイマンを巨匠に変えたリヴ・ウルマン @ロードショウ・単館系

スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンと名女優リヴ・ウルマンの愛の日々を描いたドキュメンタリー『リヴ&イングマール ある愛の風景』をミニシアターにて鑑賞しました。 映画は、リヴ・ウルマンへのインタビューとベルイマンの映画からのシーン抜粋、それにふたりが暮らしたフォール島の風景などで構成されています。 観終わっての感想は、非常…
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『秋のソナタ』: 母娘の確執の陰に、神の存在を感じてしまう @ロードショウ・単館系

2013年、劇場鑑賞の2本目はイングマール・ベルイマン監督の『秋のソナタ』。 1978年製作で1981年に初公開。 初公開時に観ていますが、その頃は中学生から高校生になったころ。 こんな母と娘の確執のハナシなど判るはずがなかった、です。 で、歳を経て観たなれば・・・ どんどんと麻痺していく病気を患った妹を看病し、い…
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『第七の封印』いつしか理解可能になったような気がする@フィルムセンター

イングマール・ベルイマン監督作品は70年代以降の限られた作品しか観ていなかったので今回の特集上映に出かけた次第。 「だいななのふういん」でははくて「だいしちのふういん」と読むのかどうか、双葉十三郎先生の『ぼくの採点評』で「だいしち」の並びにあったので少々戸惑いました。 さて映画は、 意外と戸惑わない。難解でもない。たし…
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