テーマ:サスペンス

『リトル・ジョー』:面白そうな題材だけれど、まだるっこしすぎて・・・ @DVD

昨年7月公開の『リトル・ジョー』、DVDで鑑賞しました。 製作はオーストリア・イギリス・ドイツの合作。 欧州では合作が主流のようですね。 さて、映画。 花の品種改良を行っているバイオ企業で主任研究員として働くシングルマザーのアリス(エミリー・ビーチャム)。 いま開発を進めているのは、幸福感をもたらす香りを発する深紅の花…
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『アングスト/不安』:トラウマ必至のリアルサイコパス映画 @名画座

名画座2本立て、レヴュー2作目は『アングスト/不安』。 1983年製作のオーストリア映画ですが、公開は今夏7月。 かつて『鮮血と絶叫のメロディ/引き裂かれた夜』というタイトルでビデオ化されているようですが、記憶にありません。 さて、映画。 殺人事件で10年服役した男(アーウィン・レダー)。 彼は私生児として祖母に育てら…
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『罪の声』:昭和は遠くなりにけり @ロードショウ

小栗旬、星野源ダブル主演の映画『罪の声』、ロードショウで鑑賞しました。 例年、秋シーズンは力作ぞろいの日本映画ですが、それにしてもことしは多い。 本作も2時間20分超の長尺。 さて、映画。 35年前に起きた菓子メーカーを標的とした「ギン萬事件」は、警察やマスコミを翻弄し、日本中を狂乱に巻き込んだ。 犯人たちは逮捕される…
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『ザ・プレイス 運命の交差点』:イタリア版『笑ゥせぇるすまん』、かな? @DVD

昨年2019年春公開のイタリア映画『ザ・プレイス 運命の交差点』、DVDで鑑賞しました。 監督は『おとなの事情』のパオロ・ジェノヴェーゼ。 さて、映画。 ローマの交差点にあるカフェ「ザ・プレイス」。 奥のテーブルには、ひとりの陰気な男(ヴァレリオ・マスタンドレア)が常に座っている。 手元には分厚い手帳。 男のもとに入…
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『望み』:力作だが、映画としてはステレオタイプ @ロードショウ

堤幸彦監督最新作『望み』、ロードショウで鑑賞しました。 原作は雫井脩介の同名小説(未読)。 堤監督作品には独特のあざとさを感じることも多いのだけれど・・・ さて、映画。 埼玉県で設計事務所を営む一級建築士の石川(堤真一)。 事務所に併設された自宅は自ら設計したスタイリッシュな建物で、顧客に内見させたりもしている。 石…
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『スパイの妻<劇場版>』:ヒッチコック、ポランスキー、黒沢清 @ロードショウ

黒沢清監督最新作『スパイの妻<劇場版>』、ロードショウで鑑賞しました。 もとはNHKで放送されたテレビドラマだが、そちらは未見。 本作でヴェネチア国際映画祭・銀獅子賞(監督賞)受賞。 黒沢作品というと、異様な迫力・・・しかしながら物語が破綻、というのが個人的に印象なのだけれど。 さて、映画。 1940年(昭和15年)、…
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『暗闇にベルが鳴る』:拙い脚本と演出で傑作になりそこなったね(たぶん)@DVD

1974年製作のサスペンスホラー映画『暗闇にベルが鳴る』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 70年代、クリスマスイヴの北米の田舎町、大学の女子寮に集う面々。 総勢10名の寄宿生であるが、多くは親元に帰ることに。 クレアもその一人で、父親と会って、ともに帰ることにしていた。 が、父親との待ち合わせ場所に…
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『コリーニ事件』:主題はいいのだけれど、人間関係がいまひとつ興ざめ @ロードショウ

6月中旬から上映が始まったドイツ映画『コリーニ事件』、ロードショウで鑑賞しました。 ドイツのベストセラー小説の映画化ということですが、原作は未読。 さて、映画。 世紀が改まった頃のドイツ。 ホテル最上階の一室で経済界の大物ハンス・マイヤーが銃で殺害される。 犯人(フランコ・ネロ)は直ちに捕らえられ黙秘を続けている。 …
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『沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇』:派手さはないがジワリと恐ろしさを感じるサスペンス映画 @DVD

先に観た『甘い罠』に続いて、クロード・シャブロル監督作品、1995年製作の『沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇』 、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 フランスの田舎町での物語。 町から少し離れたところに館を構えるジョルジュ(ジャン=ピエール・カッセル)。 共に暮らしているのは、元モデルで後妻のカトリーヌ(…
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『甘い罠』:じわじわと蜘蛛の巣に絡めとられるような純粋サイコパス映画 @DVD

フランスのヒッチコックともいわれるクロード・シャブロル監督が2000年に製作した『甘い罠』 、DVDで鑑賞しました。 ここのところは、昨年公開作品の落穂ひろいをせっせとしていたのですが、枚数特典割引が受けられるほどの枚数も揃わず・・・ということで、旧作からピックアップ。 決め手は、イザベル・ユペールが主演というところ。 さて、…
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『ジェイコブス・ラダー』 (2019) :タイトルのモチーフは雲散霧消のリメイク版 @DVD

ことし年初に「未体験ゾーンの映画たち2020」でロードショウされた『ジェイコブス・ラダー』 、DVDで鑑賞しました。 1990年にティム・ロビンス主演、エイドリアン・ライン監督で製作された同名作品のリメイクです。 え? あの映画をリメイク? とオリジナル版を観たひとは思うはず。 さて、映画。 アフガニスタン戦争で兄アイザ…
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『三人の狙撃者』 :シナトラの演技と事件解決のクライマックスが見どころ @DVD

1954年製作のアメリカ映画『三人の狙撃者』 、買い置きDVDで鑑賞しました。 最近の週刊文春で小林信彦が本作について少し述べていたので、タイミング的にはいい感じ。 さて、映画。 米国の田舎町サドンリー。「突然」を意味する名前だが、由来は不明。 町を走る鉄道駅舎に緊急の打電があった。 本日、午後五時、大統領が特別列車で…
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『白い恐怖』 :迷惑至極な白い恐怖男の一人合点の独り相撲事件 @DVD

アルフレッド・ヒッチコック監督の1945年作品『白い恐怖』、DVDで鑑賞しました。 1980年代に京都祇園会館でその他2本と併せて観て以来なので、30数年ぶりということになります。 さて、映画。 精神病治療院「緑の園」。 永年所長を務めたマーチソン博士(レオ・G・キャロル)は更迭され、新所長が迎えられることになった。 …
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追悼・岡江久美子さん 再放送テレビドラマ2本

去る4月23日に新型コロナウィルスの影響で他界された女優・岡江久美子さん。 1975年のTBS系テレビドラマ・ポーラテレビ小説『お美津』でデビューされたのが1975年。 わたしたち世代には、その後のNHKのクイズ番組『連想ゲーム』の方が馴染み深い。 その後は、朝のニュースワイドショウの司会を永年勤められていましたね。 ご冥福をお…
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『いのちの紐』 :いのちの紐が途切れるとき・・・ @DVD

TSUTAYAの発掘良品シリーズから『いのちの紐』、DVDで鑑賞しました。 名匠シドニー・ポラック監督の劇場用映画デビュー作。 かつて浜村淳がラジオど幾たびか、この映画のことをしゃべっていて、観たいなぁと思っていた作品です。 さて、映画。 米国シアトル、初夏の夕暮れ。 カメラはシアトルの街を空撮でとらえ、人工池に囲まれ…
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『ドミノ 復讐の咆哮』 :脚本は雑だがデ・パルマ演出は愉しめる出来 @ロードショウ

ブライアン・デ・パルマ監督最新作『ドミノ 復讐の咆哮』、ロードショウで鑑賞しました。 デ・パルマ監督作品は2012年の『パッション』以来ですね。 21世紀になってからはガクンと監督ペースが落ちているようで、他には『ファム・ファタール』『ブラック・ダリア』『リダクテッド 真実の価値』しかありません。 さて、映画。 デンマー…
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『魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち』:ロシア発・土着民俗オカルトミステリー3部作の1 @DVD・レン…

今秋企画上映で公開されたロシア映画『魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち』、DVDで鑑賞しました。 ゴーゴリといえば、『外套』などのロシアの文豪。 だが、一篇も読んだことはない・・・ さて、映画。 19世紀のロシア、サンクトペテルブルグ。 司法書記官を務めるニコライ・ゴーゴリ(アレクサンドル・ペトロフ)は、実…
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『グレタ GRETA』:モンスターおばさん、暴れまくるの巻 @ロードショウ・単館系

イザベル・ユペール主演最新作『グレタ GRETA』、ロードショウで鑑賞しました。 監督はベテラン、ニール・ジョーダン。 さて、映画。 ニューヨークのレストランで働くフランシス(クロエ・グレース・モレッツ)。 ある夜、地下鉄で高級バッグの忘れものを見つけた。 翌日、持ち主のもとへ届け、持ち主である上品な初老の女性グレタ(…
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『THE GUILTY/ギルティ』:着想はよかったが、いま工夫が足りないかな @DVD・レンタル

ことし春先にロードショウされて話題だったデンマーク製サスペンス映画『THE GUILTY/ギルティ』、DVDで鑑賞しました。 最近、北欧ミステリーや北欧サスペンスの公開作品が増えていますね。 概ね、内容も水準以上の作品が多いようですが・・・ さて、映画。 デンマーク警察の緊急通報指令室で電話対応オペレーター勤務の警察官ア…
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『新聞記者』:後半エンタメに流されるが、現状精一杯の意欲作 @ムーブオーヴァー

6月にロードショウされ、劇場を変えてムーブオーヴァーされている『新聞記者』、やっとこさ劇場で観ました。 たぶん、ことし最も話題の日本映画であろうと思うわけで、だから小規模ロードショウから4か月も劇場を変えて続映されているのでしょう。 さて、映画。 日本人ジャーナリストを父に持つ東都新聞社会部の若手記者・吉岡エリカ(シム・ウ…
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『見えない目撃者』:途中まではかなり面白いんだけどなぁ @ロードショウ

吉岡里帆主演のサスペンスミステリー『見えない目撃者』、ロードショウで鑑賞しました。 主演の女優さん、あまり知らないのですが『ホットギミック ガールミーツボーイ』に出てたんですね。 前置きは短く、さて、映画。 浜中なつめ(吉岡里帆)は、警察学校を出たところ。 新たに所轄の交番勤務を命じられたが、ある日、助手席に弟を乗せて自…
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『ハウス・ジャック・ビルト』:反キリスト教的要素に惹かれてしまう監督個人の超極私的映画 @ロードショウ・単館系

デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督最新作『ハウス・ジャック・ビルト』、ロードショウで鑑賞しました。 同監督の作品は『メランコリア』『ニンフォマニアック(二部作)』は観ていないので、2009年の『アンチクライスト』以来の鑑賞ということになります。 さて、映画。 暗い中、ふたりの男の会話が続く。 ひとりは事象建築家…
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『かごの中の瞳』:凝った映像とエロチック描写でみせる夫婦の不信映画 @DVD・レンタル

昨年秋公開の『かごの中の瞳』、DVDで鑑賞しました。 監督はマーク・フォースター。 『チョコレート』や『主人公は僕だった』、さらには『007/慰めの報酬』に『プーと大人になった僕』と多彩な作品を撮っている。 ま、節操がないようにも思えるけれど、意外と、嫌いではない監督かもしれない。 さて、映画。 タイのバンコクに暮らす…
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『ザ・バニシング 消失』:純正サイコパス映画とはこうういうもの @ロードショウ・単館系

ことし四月にロードショウ公開された80年代映画『ザ・バニシング 消失』、観れないかもと思っていましたが、意外にも、近くの映画館までやってきました。 1週間だけの上映なので、とにかく足を運びました。 さて、映画。 オランダから自動車でフランスに来たレックス(ジーン・ベルヴォーツ)とサスキア(ヨハンナ・テア・ステーゲ)のカップ…
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『魂のゆくえ』:まだるっこい語り口で斬った米国の現実は陰鬱 @ロードショウ・単館系

『タクシー・ドライバー』の脚本かとして有名なポール・シュレイダーの脚本・監督作『魂のゆくえ』、ロードショウで鑑賞しました。 1946年生まれなので、この映画を撮った2017年は71歳ということになる。 もっと高齢なイメージもあったのだけれど、意外と若い。 さて、映画。 米国の小さな教会の牧師トラー(イーサン・ホーク)。 …
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『ブレイン・ゲーム』:シネコンではあまり上映されないハリウッド製B級サスペンス @DVD ・レンタル

昨秋小規模ロードショウされたサスペンス映画『ブレイン・ゲーム』、DVDで鑑賞しました。 製作は少々古くて2015年。 大手製作でもなかったので入荷・公開が遅れたのでしょうが、シネコンしかない現在以前の15~6年前だと日比谷映画かニュー東宝シネマあたりで封切られていてもおかしくないような作品です。 (つまり、シネコンはスクリーン…
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『ペリカン文書』:2時間20分の大味な追いかけサスペンス @DVD

1993年製作の『ペリカン文書』、DVDで鑑賞しました。 割引券を利用して中古で購入していたものです。 利用期限も近くて、そこそこ面白くて、値段の安いもの・・・ということでチョイスしました。 ま、ロードショウ時に二番館か何かで観ているのだけれど、ストーリーはまるで憶えていませんでした。 さて、映画。 ふたりの最高裁判事…
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『リグレッション』:オカルト映画のように始まりながら、最終的には米国の暗部を描く @DVD・レンタル

昨年秋に小規模ロードショウされた『リグレッション』、DVDで鑑賞しました。 タイトルのリグレッションとは、後戻り、退行、改悪などの意味です。 ポスターデザインが不気味な上、監督・出演者とも興味が惹かれたので、DVDになったら観ようと思っていた作品です。 さて、映画。 1990年、米国ミネソタ州の田舎町。 17歳の娘を暴…
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『オーシャンズ8』:ま、コンなモノかしらん @DVD・レンタル

昨年公開映画の落穂ひろいDVD鑑賞その2は『オーシャンズ8』。 ジョージ・クルーニー主演の『オーシャンズ11』シリーズのスピンオフ、女性版ですね。 先のシリーズは、どこまで観たかしらん。 ちょっと憶えていません。 さて、映画。 仮出所を得たデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)。 出来ること、やることと言ったら、物…
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『ジュリアン』:これが本当のリアルサスペンス・・・ @DVD・レンタル

ヴェネチア国際映画祭で監督賞に輝いたフランス映画『ジュリアン』、ロードショウで鑑賞しました。 「ジュリアンは母親を守るため、必死で嘘をつく 家族は、衝撃の結末を迎えた」というのが謳い文句。 さて、映画。 アントワーヌ(ドゥニ・メノーシェ)とミリアム(レア・ドリュッケール)のベッソン夫妻。 ふたりは既に離婚しているが、子ど…
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