テーマ:2017年

『HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話』:被害者家族、加害者家族、それぞれの心情 @DVD

一昨年秋に小規模ロードショウ公開された日本映画『HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話』、DVDで鑑賞しました。 DVD化は意外と早く、昨年2月にDVD化されていました。 レンタル店ではリリースから1年ほどで店頭から姿を消すことも珍しないので、レンタル出来て幸いでした。 さて、映画。 2年前に一人娘みちよが嫁ぎ、…
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『ダイ・ビューティフル』: 時系列を単純にした方がストレートに伝わったのでは @DVD・レンタル

DVDによる落穂ひろい鑑賞、アジア映画の2本目はフィリピン映画『ダイ・ビューティフル』。 昨年7月にロードショウされました。 さて、映画。 トランスジェンダーのトリシャ(パオロ・バレステロス)は、フィリピンのゲイ・ビューティ・コンテストに出場することで暮らしている。 親友のバーブ(クリスチャン・バブレス)も同じトランスジ…
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『アムール、愛の法廷』: ないない尽くしだが悪くない映画 @DVD・レンタル

10月に入って継続中の落穂ひろい鑑賞。 今回は、昨年初夏ロードショウの『アムール、愛の法廷』。 知らないうちに公開されていて、チラシを入手したときにはファーストランが終わっていました。 さて、映画。 あるフランス北部の都市。 堅物で、どんな事件でも最低10年の刑を下すと専ら周囲で囁かれる裁判長ミシェル・ラシーヌ(ファブ…
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『ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー』:実際のところ、映画を作ったのは誰なんだ?@DVD

落穂ひろい的DVD鑑賞の続きです。 映画は『ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー』。 昨年春ロードショウされたドキュメンタリー映画です。 さて、映画。 ハリウッド映画の絵コンテ作家ハロルド・マイケルソンと、大手スタジオのライブラリアンのリリアン。 ふたりは第二次世界大戦後に知り合い、結婚し、互いが互いの仕事の…
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『マイ ビューティフル ガーデン』: 『アメリ』に似た雰囲気の主人公 @DVD・レンタル

10月ロードショウの作品たちにはなかなか食指の動くものが少ない・・・ ということで、落穂ひろい的にDVD鑑賞です。 先の『はじまりの街』もそうでした。 今回は昨年春公開の『マイ ビューティフル ガーデン』。 タイトルに「・」がないので、記すのにはちょっと不便なタイトルです。 さて、映画。 図書館勤めの若い女性ベラ・ブ…
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『はじまりの街』: 『幸せのバランス』の監督にしては優しいね @DVD・レンタル

さて・・・といっても何だか、なのだけれど、1998年製作『もうひとつの世界』に続いて、イタリアの女優マルゲリータ・ブイの作品。 映画は昨秋ロードショウの『はじまりの街』。 2016年製作なので、おおよそ20年といったところで、いやぁお気に入り女優マルゲリータ・ブイも歳を経たもので・・・。 さて、映画。 ローマで暮らしてい…
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『ドクター・エクソシスト』: B級映画のハラハラドキドキは愉しめました @DVD・レンタル

昨秋ロードショウされた『ドクター・エクソシスト』、DVDで鑑賞しました。 お、オカルト! 悪魔憑き、ならぬ悪魔好きりゃんひさ。 さて、映画。 車椅子の科学者ドクター・セス・エンバー(アーロン・エッカート)。 科学的方法をとるエクソシスト(悪魔祓い)。 その方法は、悪魔に憑依された人間の潜在意識に入り込み、憑依された者…
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『コレクター 暴かれたナチスの真実』: サスペンスフルな出来のナチスドイツ秘話 @DVD・レンタル

昨年秋に小規模ロードショウされた『コレクター 暴かれたナチスの真実』、DVDで鑑賞しました。 珍しいオランダ製作の映画で、実際の事件を描いたものです。 さて、映画。 1976年、オランダ。 新聞記者ハンス・クノープ(ガイ・クレメンス)のもとに1本の電話が入る。 オランダ人富豪で美術品蒐集家のメンテン(アウス・グライダヌ…
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『勝手にふるえてろ』『ハローグッバイ』:秀作にはいま一歩なれど、なかなか好い2本立て @名画座

もうかなり鑑賞から時間が経ってしまったのですが、忘備のためのレビューです。 映画は名画座2本立てで観た『勝手にふるえてろ』と『ハローグッバイ』。 若い女性を主人公にした2本ですが・・・ さて、映画。 『勝手にふるえてろ』 24歳のヨシカ(松岡茉優)は地味系OL。 中学時代の同級生イチ(北村匠海)に想いをよせる…
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『ノクターナル・アニマルズ』:格好つけすぎ @DVD・レンタル

昨秋ロードショウの『ノクターナル・アニマルズ』、DVDで鑑賞しました。 オースティン・ライトによる同名小説を『シングルマン』で監督デビューしたカリスマ・デザイナー、トム・フォードが脚本・監督した作品。 さて、映画。 美術商兼コーディネーターとして活躍するスーザン(エイミー・アダムス)。 先鋭的な美術展のオープニング初日の…
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『ジュリーと恋と靴工場』:ラストに難あれど、結構、愉しめました @DVD・レンタル

昨秋ロードショウ公開された『ジュリーと恋と靴工場』、DVDで鑑賞しました。 「心躍る、フレンチ・コメディ・ミュージカル」という謳い文句だったので、気になっていた一篇。 さて、映画。 不況のフランス。 なかなか正社員の口は見つからないご時世。 25歳のジュリー(ポーリーヌ・エチエンヌ)も、試用期間が過ぎると不採用、の繰り…
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『笑う故郷』:カフカ的マルクス主義映画(グルーチョです) @DVD・レンタル

昨秋、岩波ホールでロードショウ公開された『笑う故郷』、DVDで鑑賞しました。 原題は「EL CIUDADANO ILUSTRE」、不都合・不条理な市民の意で、英語タイトルは「THE DISTINGUISHED CITIZEN」。 こちらは「著名な市民」の意で、映画巻末に登場する本のタイトルと同じ(もしかすると、スペイン語タイトル…
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『静かなふたり』:サイレント、ヌーベルバーグ、現代のフランス映画を再構築した感じ @DVD・レンタル

昨秋ロードショウのフランス映画『静かなふたり』、DVDで鑑賞しました。 近くのレンタルショップで数枚並んでいたのですが、理由は不明ながらちょっと惹かれるところがありました。 ジャケットのレイアウトなのでしょうか・・・よくわからないのですが、こういう嗅覚というのを信じちゃうのは、まぁ、長年、映画を観つづけて来たからかしらん。 さ…
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『ドキュメンタリー 生まれ変わりの村』:これをドキュメンタリーと言ってはいけない@DVD・レンタル

2016年12月に劇場公開された『ドキュメンタリー 生まれ変わりの村』、DVDで鑑賞しました。 レンタルショップの枚数特典割引を利用しようと足を運んだショップでは、お目当ての作品が貸し出し中だったので、「どうしようかしらん」と迷った末に、この作品にしました。 こりゃ、先日観た河瀨直美監督『Vision』の影響かしらん。 なにせ…
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『ゲット・アウト』: 人種差別を笑っちゃおう、的ホラー @DVD・レンタル

昨年2017年のスマッシュヒット映画『ゲット・アウト』、DVDで鑑賞しました。 妻が先にネタバレ記事を読んでしまい、「これは絶対観ない!」と断言したので、なかなか観る機会がありませんでした。 あ、映画館には妻と一緒に行くことがほとんどだし、自宅鑑賞の大半がそう。 ひとりで観るには、ひとりの時間が必要ということで・・・ と、グ…
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『パーソナル・ショッパー』: サスペンス物語付きの「優しい」幽霊譚 @DVD・レンタル

つづいてのDVD自宅鑑賞作品のレビューです。 鑑賞したのは『パーソナル・ショッパー』。 昨年のいま頃公開のオリヴィエ・アサイヤス監督、クリステン・スチュワート主演作品。 さて、映画。 パリで働くモウリーン(クリステン・スチュワート)は、世界各国を飛び回る女優キーラのパーソナル・ショッパー。 キーラに代わって、洋服や装飾…
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『女神の見えざる手』 :海の向こうの丁々発止、権謀術数 @DVD・レンタル

昨秋公開の『女神の見えざる手』、DVDで鑑賞しました。 原題は「MISS SLOANE」と主役の女性名という素っ気ないもの。 日本タイトルは、観終わるとなるほどと思うが、ちょっとネタバレっぽくなくもない。 さて、映画。 大手ロビー会社で働くエリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は実にやり手。 彼女の権謀術は大方…
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『人生はシネマティック!』 :なんとなくきな臭い世情に、国策映画をつくる話に乗り切れず @DVD・レ

昨秋公開の『人生はシネマティック!』、DVDで鑑賞しました。 原題は「THEIR FINEST」、彼らの最高傑作、といったところでしょうか。 さて、映画。 1940年、第二次世界大戦下の英国ロンドン。 ナチス・ドイツの空爆は激しくなるばかり。 画家の夫をもつカトリン(ジェマ・アータートン)は、ある日、映画脚本の大役に抜…
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『ポルト』 :観客は、繰り返して観るか、素通りしてしまうか、のどちらか @DVD・レンタル

レンタルDVD鑑賞の3本目は『ポルト』。 昨秋公開のラブロマンス。 舞台は、ポルトガル北部の港湾都市ポルト。 登場人物は、ふたり。 ひとりは、アメリカ人青年のジェイク(アントン・イェルチン)。 もうひとりは、年上のフランス人女性マティ(リュシー・リュカ)。 ふたりは、ある考古学発掘現場で顔をあわせていた。 ジェ…
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『シンクロナイズドモンスター』 :バカらしいストーリーの裏にある重い主題 @DVD・レンタル

レンタルDVD鑑賞の2本目は『シンクロナイズドモンスター』。 昨秋公開のコメディ映画。 それにしても、タイトルYEBISU、読みづらい・・・ 「シンクロナイズド・モンスター」と「・」を打ってほしいなぁ。 さて、映画。 30歳過ぎのグロリア(アン・ハサウェイ)。 酒におぼれて失敗ばかりの毎日。 とうとう、同棲していた…
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『人生フルーツ』:このニュータウンの片隅に @名画座2本立て

久しぶりに名画座での2本立てです。 映画はいずれもドキュメンタリー。 1本目は『人生フルーツ』。 2017年キネマ旬報文化映画ベストテン1位の作品で、昨年お正月にロードショウされて以来、延々と続映されてきた映画です。 さて、映画。 愛知県春日井市・高蔵寺ニュータウンの一隅に暮らす90歳の建築家・津端修一さんとその妻・英…
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『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』:運を活かすには自分が変わらなきゃ、というハナシ @DVD

昨年初秋公開の『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』、DVDで鑑賞しました。 原作は世界的ベストセラーの『ボブという名のストリート・キャット』のノンフィクション。 監督はロジャー・スポティスウッド。 『テラー・トレイン』で監督デビューし、その後『アンダー・ファイア』『影なき男』などの佳作を撮った後、1997年には『007/トゥ…
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『ナミヤ雑貨店の奇蹟』:つくり過ぎなファンタジー、といったところかしらん @DVD・レンタル

昨年(2017年)公開のスマッシュヒットの日本映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、DVDで鑑賞しました。 先に記した『君の膵臓をたべたい』と同じく、昨年公開の日本映画を対象にした第41回日本アカデミー賞の最優秀作品賞候補5本のうちの1本です。 東野圭吾の小説の映画化作品はかなり観ているのですが、この映画はどうも嘘っぽいというか・・・そん…
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『君の膵臓をたべたい』:流行りのアニメのような映画だなぁ @DVD・レンタル

昨年(2017年)公開のスマッシュヒットの日本映画『君の膵臓をたべたい』、DVDで鑑賞しました。 昨年公開の日本映画を対象にした第41回日本アカデミー賞の最優秀作品賞候補5本のうちの1本です。 まぁ、ティーンエイジャー主役の日本映画は昔もいまもあまり観ないのですが・・・ さて、映画。 母校の高校で教師をしている僕・志賀春…
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『セル』:希望のない幸せを描くラストにキング節炸裂 @DVD・レンタル

昨年公開のスティーヴン・キング原作小説の映画化『セル』、DVDで鑑賞しました。 原作小説は文庫本上下2冊のボリューム。 まぁ、簡単に映画化出来るとは思わないのですが、キングの小説は微に入り細を穿った描写だから、出来事を綴るだけだと薄っぺらくなっちゃうのは、これまでの映画化作品でもたびたび見受けられました。 さて、映画。 …
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『ドリーム』:もうひとつのライトスタッフ物語 @DVD・レンタル

昨年秋にロードショウされた『ドリーム』、DVDで鑑賞しました。 一昨年の米国アカデミー賞で作品賞、脚色賞、助演女優賞の3部門にノミネートされました。 さて、映画。 1960年代初め、米ソ間でし烈な宇宙開発競争が繰り広げられていた。 ヴァージニア州のNASAラングレー研究所でも白人男性主導のもと友人ロケットの開発が進められ…
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『あしたは最高のはじまり』:オマール・シーのキャラクターが活かされた佳作 @DVD・レンタル

昨年秋口にロードショウされた『あしたは最高のはじまり』、DVDで鑑賞しました。 主演は『最強のふたり』のオマール・シー。 もとは2013年に製作された「No se aceptan devoluciones」というメキシコ映画だそうな。 さて、映画。 南フランスの海辺の町で、観光ヨットの雇われ船長としてお気楽に暮らすサミュ…
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『セールスマン』:登場人物たちが監督の掌中で踊らされている・・・ @DVD・レンタル

昨年の米国アカデミー賞外国語映画賞受賞の『セールスマン』、DVDで鑑賞しました。 監督はアスガー・ファルハディ。 2009年の『彼女が消えた浜辺』以降、2011年『別離』、2013年『ある過去の行方』と観てきました。 過去作品と同様、本作でも脚本を書いています。 さて、映画。 中学校で国語を教える教師エマッド(シャハブ…
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『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』:宗教映画として、一本、筋が通ている @DVD・レンタル

昨年秋口にロードショウされた『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』、DVDで鑑賞しました。 原作は全米ベストセラー宗教小説の『神の小屋』。 さて、映画。 米国の田舎町。 妻と三人の子どもと平和に暮らすマック(サム・ワーシントン)。 家族も含めて敬虔なキリスト教徒だが、彼は、まだ13歳だったとき、酒乱の父親を殺してお…
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『おとなの恋の測り』:オリジナルはアルゼンチン映画だそうな @DVD・レンタル

DVDでの自宅鑑賞作品の3本目は『おとなの恋の測り』。 2017年公開のジャン・デュジャルダン主演のラブコメディ。 敏腕弁護士のディアーヌ(ヴィルジニー・エフィラ)は離婚して3年になるが、元夫のブルーノとは仕事のパートナーのため、オフィスで顔を合わすこと、しきり。 持ち込まれた離婚訴訟案件は、不正に金を隠し持っている夫側を…
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