テーマ:2018年

『クレアのカメラ』:即興映画以上の評価は出来かねるなぁ @DVD・レンタル

昨夏公開のホン・サンス監督作品『クレアのカメラ』、DVDで鑑賞しました。 ホン・サンス作品をはじめて観たのは『江原道の力』(『カンウォンドの恋』)だった。 なんだか取り留めのない茫洋(ボーヨーといった方が雰囲気が出る)とした映画だったが、妙に心惹かれるものがあった。 その後はあまり観ていない。 が、知らないうちに韓国映画の巨…
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『おかえり、ブルゴーニュへ』:醸造家は土地と不可分、土地と生きる @DVD・レンタル

昨秋公開のセドリック・クラピッシュ監督最新作『おかえり、ブルゴーニュへ』、DVDで鑑賞しました。 クラピッシュ監督といえば、パリを舞台にした都会の映画を撮る監督。 が、本作はブルゴーニュ地方の田舎を舞台にした物語。 さて、映画。 フランス・ブルゴーニュ地方にあるドメーヌ(ワイン生産業を営む一家)の物語。 長男ジャン(ピ…
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『ポップ・アイ』:タイ版カウリスマキ映画の趣き @DVD・レンタル

昨夏公開のシンガポール・タイ合作映画『ポップ・アイ』、DVDで鑑賞しました。 原題は「POP AYE」、EYEではなくAYE。 続け読めば「ポパイ」となり、象の名前。 さて、映画。 タイのバンコクで、一流建築家として鳴らしたタナー(タネート・ワラークンヌクロ)。 だが、いまや会社でも老害扱い。 彼が初めて手掛けた高層…
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『体操しようよ』:他人事の定年後人生映画 @DVD・レンタル

昨秋公開の『体操しようよ』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 38年間、無遅刻無欠勤で会社を勤め上げた佐野道太郎(草刈正雄)。 妻に先立たれ、かなりの時間を娘・弓子(木村文乃)と過ごしてきた。 が、定年を迎えて、「我が家の新しい主夫はお父さんです」と娘から宣言されて、為す術もない道太郎であったが、ひょん…
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『聖☆おにいさん』:「やまだせいせさくそうしき」って誰の葬式? @DVD・レンタル

テレビ→映画でも活躍の福田雄一監督『聖☆おにいさん』、DVDで鑑賞しました。 さて、映画。 無事世紀末を越えたブッダ(染谷将太)とイエス(松山ケンイチ)。 天上界から東京の立川にあるアパートでルームシェアリングして下界でのバカンスを楽しんでいた・・・ といったところから始まるコント。 原作はマンガらしいが、映画にす…
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『かごの中の瞳』:凝った映像とエロチック描写でみせる夫婦の不信映画 @DVD・レンタル

昨年秋公開の『かごの中の瞳』、DVDで鑑賞しました。 監督はマーク・フォースター。 『チョコレート』や『主人公は僕だった』、さらには『007/慰めの報酬』に『プーと大人になった僕』と多彩な作品を撮っている。 ま、節操がないようにも思えるけれど、意外と、嫌いではない監督かもしれない。 さて、映画。 タイのバンコクに暮らす…
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『母さんがどんなに僕を嫌いでも』:主役の青年と子役の繊細かつ図太い存在感 @DVD・レンタル

昨秋公開の『母さんがどんなに僕を嫌いでも』、DVDで鑑賞しました。 謳い文句は、 20年以上、母の愛をあきらめなかった息子の実話 さて、映画。 東京の下町で町工場を営む両親に育てられたタイジ(太賀)。 いまは、中堅企業で働いているが、かつて、母・光子(吉田羊)から逃げ出してきたものだった・・・ といったところから…
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『マイ・プレシャス・リスト』:よくあるリストもの映画を脱しきれず @DVD・レンタル

昨秋公開の『マイ・プレシャス・リスト』、DVDで鑑賞しました。 謳い文句は、 「幸せになるためのリスト」はじめます。 さて、映画。 ニューヨーク・マンハッタンに暮らす19歳のキャリー・ピルビー(ベル・パウリー)。 IQ185の超天才少女で、ハーバードを飛び級で卒業したがゆえにコミュニケーション不全気味。 通っているセ…
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『生きてるだけで、愛。』:殻も白身もない卵の黄身だけみたい @DVD・レンタル

昨年公開された映画の落穂ひろい。 今回は『生きてるだけで、愛。』。 あ、句点「。」が続いてしまう・・・ 気になる・・・ が、\(。』。)/ とでもしておきましょう。 原作は『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の本谷有希子。 さて、映画。 ひょんなことから同棲し始めた寧子(趣里)と津奈木(菅田将暉)。 もう同棲し始め…
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『ビブリア古書堂の事件手帖』:過去の物語を映像化してみせる脚本には工夫がないかも @DVD・レンタル

昨年公開された映画の落穂ひろい。 今回は『ビブリア古書堂の事件手帖』をDVDで鑑賞しました。 同名小説のシリーズだそうで、たしか、書店の店頭でも見かけたことがありました。 さて、映画。 鎌倉の片隅、小さな食堂。 そこを営む老女(渡辺美佐子)がなくなった。 遺品を整理していた孫の大輔(野村周平)は、遺品の中から思い出の…
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『ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間』:宮崎風、高畑風、大友風の三本オムニバス @DVD・レンタル

平成の落穂ひろいDVD鑑賞、日本映画に辿り着きました。 映画は『ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間』。 スタジオポノックスの新作。 ですが、短編3つのオムニバスです。 さて、映画。 一話目『カニーニとカニーノ』。 監督はポスト宮崎駿の『メアリと魔女の花』などの米林宏昌。 清流に暮らすサワガニを擬人化した物語で、ま…
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『エンジェル、見えない恋人』 :IMAX3Dだったら、失神・悶絶観客続出 @DVD・レンタル

令和にはいってのDVDでの落穂拾い第2弾は『エンジェル、見えない恋人』、ベルギー産の幻想ファンタジー。 ファンタジーって「幻想」に決まってる・・・って、そういうことは言わないの。 さて、映画。 恋人のマジシャンの舞台助手をしているルイーズ(エリナ・レーヴェンソン)。 恋人の特技は瞬間移動・舞台からの消失技だけれど、ある日…
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『500ページの夢の束』 :感情や何やらに鈍感なのはスポックではないということ @DVD・レンタル

令和にはいっての初鑑賞はDVDでの落穂拾い。 ダコタ・ファニング主演の『500ページの夢の束』。 『I am Sam アイ・アム・サム』(2001年)の子役もことし25歳。 本作は2017年製作なので、撮影は22歳ぐらいということですね。 最近は、妹エル・ファニングの活躍が目立つので、どうしているのかしらん、と思っていました…
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『タリーと私の秘密の時間』 :世の夫・父親に向けたシニカルでリアルな母・妻についての映画 @DVD

平成→令和の改元期は昨年公開された映画の落穂拾い鑑賞です。 『旅猫リポート』に続いて鑑賞したのは『タリーと私の秘密の時間』。 シャーリーズ・セロン主演、監督はジェイソン・ライトマン。 さて、映画。 臨月間近の40代主婦マーロ(シャーリーズ・セロン)。 先に得たのは、女の子と男の子。 下の男の子は発達障害の傾向があり、…
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『旅猫リポート』 :ある種のファンタジー映画 @DVD・レンタル

元号が「令和」に改まりましたが、こういうときには「あけましておめでとうございます」とは言わないのですね。 誰も言ってないもの。 なら、「あらためておめでとうございます」が適切だろうかしらん・・・ などと、相も変わらずくだらないことを考えていますが、令和最初のレビューは昨秋ロードショウされた『旅猫リポート』。 観たのは平成期。…
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『ヴェノム』:エンドタイトル&クレジットが20分とは! @DVD・レンタル

昨秋ロードショウの『ヴェノム』、DVDで鑑賞しました。 アメコミ『スパイダーマン』に登場する悪役だそうで、いわゆるスピンオフ作品にあたるのかしらん。 さて、映画。 正義感溢れるジャーナリスト、エディ・ブロック(トム・ハーディ)。 恋人アン(ミシェル・ウィリアムズ)のメールを盗み見して、大手企業ライフ財団が人体事件を行って…
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『心と体と』:なんだか中年おじさんの夢想のようなハナシだねぇ @DVD ・レンタル

昨春小規模ロードショウされたハンガリー映画『心と体と』、DVDで鑑賞しました。 周囲の映画好きのひとに評判が良かったので、結構、楽しみにしていた作品でした。 さて、映画。 ハンガリーの食肉工場。 新しく雇われた若い女性マーリア(アレクサンドラ・ボルベーイ)は、人とのコミュニケーションが苦手。 雇われてまもなく、財務部長…
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『ブレイン・ゲーム』:シネコンではあまり上映されないハリウッド製B級サスペンス @DVD ・レンタル

昨秋小規模ロードショウされたサスペンス映画『ブレイン・ゲーム』、DVDで鑑賞しました。 製作は少々古くて2015年。 大手製作でもなかったので入荷・公開が遅れたのでしょうが、シネコンしかない現在以前の15~6年前だと日比谷映画かニュー東宝シネマあたりで封切られていてもおかしくないような作品です。 (つまり、シネコンはスクリーン…
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『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』:ドタバタ度アップのシリーズ最終作 @DVD・レンタル

アナ・ケンドリック主演の人気シリーズ第3弾にして最終作『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』、DVDで鑑賞しました。 前作はあまり面白くなかったので、どうかしらん?とも思ったのですが・・・ さて、映画。 バーデン大学を卒業したアカペラグループ「ベラーズ」のメンバー。 それぞれ社会人として生活していたけれども、誰もが活躍…
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『パグ・アクチュアリー ダメな私のワンダフル・ライフ』:出演陣がもう少し魅力的だったら @DVD

昨秋「のむコレ2018」の企画上映で小規模ロードショウされた『パグ・アクチュアリー ダメな私のワンダフル・ライフ』、DVDで鑑賞しました。 恋と仕事と、ブサイくワンコ・・・という映画です。 ロンドンで高校教師の職がみつかったサラ(ビーティー・エドモンソン)。 つい最近、彼氏に逃げられたところ。 そんなある日、祖母が亡くな…
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『母という名の女』:蛙の子は蛙ってことなのかも @DVD・レンタル

『ある終焉』のミシェル・フランコ監督作品『母という名の女』、DVDで鑑賞しました。 劇場公開は昨年の初夏。 劇場まで行こうかどうか逡巡しているうちに気を逸した作品でした。 さて、映画。 17歳のバレリア(アナ・バレリア・ベセリル)は姉のクララ(ホアナ・ラレキ)とメキシコの海辺の別荘地でふたりで暮らしている。 両親は離婚…
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『カメラを止めるな!』:この映画から想起されるいくつかの映画的記憶 @TV地上波

昨年のスマッシュヒット作品『カメラを止めるな!』、早くもテレビ放映。 一大ブームを巻き起こし、ブルーリボン賞や日本アカデミー賞でもノミネート・受賞という話題作。 あ、でも、劇場までは足を運びませんでした・・・ さて、映画。 ある人里離れた施設でゾンビ映画を撮るクルーたち。 実は、その地は、かつて旧日本陸軍が秘密裡に死体…
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『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』:『いつだってやめられる』はずもなく最終作まで鑑賞@DVD

本国イタリアで大ヒットしたコメディ映画シリーズの第3作目にして最終作『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』、DVDで鑑賞しました。 鑑賞は日本での公開順にしたがって、第2作『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』、第1作『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』の順。 ま、最初に公開された第2作目を劇場で観たのと…
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『ハナレイ・ベイ』:少し不足もあるもののなかなか見応えある出来 @DVD・レンタル

昨年2018年秋にロードショウされた『ハナレイ・ベイ』、DVDで鑑賞しました。 原作は村上春樹の同名短編小説。 村上春樹小説の映画化作品・・・って『風の歌を聴け』『トニー滝谷』ぐらいしか観ていないです。 そもそも映画化された作品も少ないようで・・・ さて、映画。 シングルマザーのサチ(吉田羊)は息子タカシ(佐野玲於)と…
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『輝ける人生』:予定調和な物語だが、滋味深い顔合わせに満足 @DVD・レンタル

昨年初秋にロードショウされたイギリス映画『輝ける人生』、DVDで鑑賞しました。 監督は『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』のリチャード・ロンクレイン。 さて、映画。 永年警察署長を務め、この度「ナイト」の称号を得ることになった夫を持つサンドラ(イメルダ・スタウントン)。 こともあろうか、受勲祝賀会の場で、夫の浮気が発…
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『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』:カンバーバッチ版に雰囲気は似ているが結構面白い

昨年春から初夏に放送されたHuluオリジナルドラマ『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』、DVDで鑑賞しました。 アーサー・コナン・ドイルが創造したシャーロック・ホームズとジョン・H・ワトソンが「もし現代の東京にいたら」「もし2人とも日本人女性だったら」のコンセプトでリ・クリエイトされたドラマです。 エピソードは…
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『空飛ぶタイヤ』:2時間に巧みにまとめた社会派エンタテインメント @DVD・レンタル

昨年初夏にロードショウされた『空飛ぶタイヤ』、DVDで鑑賞しました。 『下町ロケット』の池井戸潤の原作小説の映画化です。 池井戸潤の小説は何作もドラマ化されているのですが観たことはありません。 小説も読んだことがない・・・ さて、映画。 ある日、神奈川県の道路で、1台のトレーラーが脱輪事故を起こしてしまう。 事故は、…
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『リグレッション』:オカルト映画のように始まりながら、最終的には米国の暗部を描く @DVD・レンタル

昨年秋に小規模ロードショウされた『リグレッション』、DVDで鑑賞しました。 タイトルのリグレッションとは、後戻り、退行、改悪などの意味です。 ポスターデザインが不気味な上、監督・出演者とも興味が惹かれたので、DVDになったら観ようと思っていた作品です。 さて、映画。 1990年、米国ミネソタ州の田舎町。 17歳の娘を暴…
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『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』:社会風刺が基底にある伊製喜劇 @DVD・レンタル

昨年公開映画の落穂ひろいDVD鑑賞その3は『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』。 先に公開された『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』の前日譚。 というか、本作がヒットしたので、その後、第2作と第3作をまとめて撮って、分けて公開という『バック・トゥ・ザ・フューチャー』方式です。 さて、映画。 大学で講…
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『オーシャンズ8』:ま、コンなモノかしらん @DVD・レンタル

昨年公開映画の落穂ひろいDVD鑑賞その2は『オーシャンズ8』。 ジョージ・クルーニー主演の『オーシャンズ11』シリーズのスピンオフ、女性版ですね。 先のシリーズは、どこまで観たかしらん。 ちょっと憶えていません。 さて、映画。 仮出所を得たデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)。 出来ること、やることと言ったら、物…
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