テーマ:2015年以降

『さようなら』:人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり @DVD・レンタル

昨年公開された『淵に立つ』で注目した深田晃司監督の2015年作品『さようなら』、DVDで鑑賞しました。 アンドロイドが役者として出演して話題を集めた本作。 さて、どんなものかしらん。 近未来の日本。 原子力発電所の爆発により、全土が放射能に覆われた。 順次、全国民避難の措置が取られる中、南アフリカからの難民ターニャ(ブ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

『そして誰もいなくなった』2015年製作TVミニシリーズ:原作どおりに、そして、誰も、いなくなる・・

アガサ・クリスティの同名小説のドラマ化『そして誰もいなくなった』、テレビにて鑑賞しました。 各1時間×3回のミニシリーズ。 原作も何度か読んだし、映画化作品もいくつも観ています。 過去映画化は、ルネ・クレール監督版(1945年)、ジョージ・ポロック監督版(1965年)『姿なき殺人者』、ピーター・コリンソン監督版(1974年)、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『繕い裁つ人』:丹念かつ丁寧な演出なれど、話の芯が弱い @DVD・レンタル

新作『少女』が思いのほか良かったので、同じ三島有紀子監督の前作『繕い裁つ人』をDVDで鑑賞しました。 さて、映画。 神戸の坂の上で祖母から受け継いだ洋裁店を営む南市江(中谷美紀)。 祖母が仕立てたドレスやスーツの仕立て直しを黙々と続けている。 知り合いの店に卸す新作ドレスも、祖母のデザインを少々アレンジしただけのもの。 …
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

『シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』:経済→エコへの道 @DVD・レンタル

昨年秋口にロードショウされたドキュメンタリー映画『シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』、DVDで鑑賞しました。 90歳近い老女ふたりが、経済に関して疑問を抱き、学者や経済リーダーたちに問いただそう、というハナシ。 映画は、そんなふたりが経済の中心地ウォール街で出禁になってしまい、彼女たちなりの回答を得るまでを描いて…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『スティーヴン・キング/ビッグ・ドライバー』:毛色の変わったリベンジもの @DVD・レンタル

タイトルにあるとおり、スティーヴン・キング原作の映画化『ビッグ・ドライバー』、DVDで鑑賞しました。 原作は中編集『Full Dark,No Stars』の一遍で、この中編集からはすでに『素晴らしき結婚生活』が『ファミリー・シークレット』として映画化されています。 『悪霊の島』を読んで以来、ここんところスティーヴン・キングの小説…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『ロマンス』:そうだ、箱根に行こう @DVD・レンタル

昨年8月にロードショウされた『ロマンス』、DVDで鑑賞しました。 監督はタナダユキ、主演は大島優子と大倉孝二。 これまで鑑賞したタナダ監督作品は『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』『四十九日のレシピ』だけれど、どれも女性の描き方がうまい。 さて、映画。 小田急ロマンスカーで社内販売員をしている北條鉢子(大島優子)…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

『間奏曲はパリで』:アヴァンチュールが夫婦の心を軽くした @DVD・レンタル

昨年4月にロードショウされた『間奏曲はパリで』、DVDで鑑賞しました。 主演はイザベル・ユペール。 『ピアニスト』などエキセントリックなイメージが強い彼女だけれど、今回は、ごく平凡な農家の主婦。 さて、映画。 仏北東部のノルマンディで酪農を営むグザヴィエ(ジャン=ピエール・ダルッサン)とブリジット(イザベル・ユペール)。…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

『顔のないヒトラーたち』:過去に向き合うことを懼れてはならない @DVD・レンタル

昨秋公開の『顔のないヒトラーたち』、DVDで鑑賞しました。 同時期に『ヒトラー暗殺、13分の誤算』という映画があり、どちらを観るか迷っているうちに観逃していた作品です。 さて、映画。 1958年、ドイツ・フランクフルト。 第二次世界大戦から十数年経ち、ドイツ国民は戦争のことを忘れようとしていた。 そんなある日、ジャーナ…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

『パリ3区の遺産相続人』:無自覚に愛に生きたひとのハナシ @DVD・レンタル

昨秋ロードショウされた『パリ3区の遺産相続人』、DVDで鑑賞しました。 監督は、『いちご白書』の脚本家イスラエル・ホロヴィッツ。 彼が書いた舞台劇を自身で脚色した初監督したものです。 予告編などでは、心温まるコメディのような雰囲気でしたが・・・ さて、映画。 無一文のニューヨーカー、マティアス・ゴールド(ケヴィン・クラ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

『徘徊 ママリン87歳の夏』:ボケとツッコミと覚悟 @アンコール上映・単館系

昨年秋ロードショウのドキュメンタリー『徘徊 ママリン87歳の夏』、アンコール上映で鑑賞しました。 ひとことでいえば、認知症を患った母親と娘を撮ったドキュメンタリーなのだけれど、まぁ、(そんなに歳ではないと自覚しているが)老いが近い身としては、この手のドキュメンタリーには興味を抱きます。 眼を逸らせば、そういうことにならない、とい…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

『ボーダレス/ぼくの船の国境線』:争いのない特別な時間は、短く儚い @DVD・レンタル

昨年秋ロードショウのイラン映画『ボーダレス/ぼくの船の国境線』、DVDで鑑賞しました。 イラン映画というと、最近ではミステリー仕立てのアスガー・ファルハディ監督作品ぐらいしか公開されていなかったのですが、この映画は久しぶりにイラン映画らしい社会派映画でした。 さて、映画 紛争つづく中東イランとイラクの国境線上の川に留まった…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

『ライアの祈り』:八戸は縄文文化の街 @DVD・レンタル

昨年初夏ロードショウの『ライアの祈り』、DVDで鑑賞しました。 「ライア」って何だ? というのが素朴な疑問。 鈴木杏樹と宇梶剛士が主演の地味な映画で、青森県の八戸が舞台。 まぁ、町興し映画のひとつなんでしょうが、鑑賞動機は先ごろ八戸に旅行し、旅先で、この映画の看板やらポスターなどを観て、さてどんな映画かしらん、と興味を持ったか…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『バクマン。』:マンガは読者がいてこそマンガなんだ @DVD・レンタル

昨秋ロードショウの『バクマン。』、DVDで鑑賞しました。 「バクマン」ってどんな「マン」だ? とアホ気な思いがしたものですが(スーパーマンとか、スパイダーマンとか)、驀進漫画の驀漫なのね。 さて、映画。 真城(佐藤健)と高木(神木隆之介)の高校男子ふたり。 ひょんなところからコンビを組んでマンガを描くことになった。 目…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

『アデライン、100年目の恋』:むかしむかし・・・めでたし、めでたし @DVD・レンタル

昨秋ロードショウの『アデライン、100年目の恋』、DVDで鑑賞しました。 主演のブレイク・ライヴリーという女優さんは知らないけれど、全米ドラマで人気のひとらしい。 ふとしたきっかけで歳を取らなくなった女性の物語。 ちょっと設定は違うけれど、ブラッド・ピット主演の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を思い出す。 さて、映画。 …
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

『1001グラム ハカリしれない愛のこと』:測るなら人間中心に測りたいね @DVD・レンタル

ノルウェーのベント・ハーメル監督の最新作『1001グラム ハカリしれない愛のこと』、DVDで鑑賞しました。 ハーメル監督作品では過去に『ホルテンさんのはじめての冒険』『クリスマスのその夜に』を鑑賞しており、いずれも散文的な感じで、ちょっとまとまりに欠けるかなぁというのが印象。 とはいえ、淡々と(というか飄々というか)した味わいは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』:淡い水彩画と力強さが同居 @DVD・レンタル

昨年夏に都内単館系劇場でモーニングショウ公開されたフランス製アニメーション『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』、DVDで鑑賞しました。 絵本作家ガブリエル・バンサンの『くまのアーネストおじさん』シリーズの長編映画化だが、原本は読んだことがありません。 でも、チラシなどで紹介されていた繊細な絵のタッチが気になっていたので、…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

『グローリー/明日への行進』:最後の演説シーンは2度観たい @DVD・レンタル

昨年の米国アカデミー賞作品賞ノミネートの『グローリー/明日への行進』、DVDで鑑賞しました。 原題は「SELMA」。 女性の名前ではなく、米国アラバマ州の町の名前。 米国の黒人公民権運動の指導者、マーティン・ルーサー・キング・Jr.(キング牧師)によるデモ行進の起点となった町の名前。 キング牧師の名前は知っていたが、恥ずかし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『沖縄 うりずんの雨』『大地を受け継ぐ』:沖縄と福島、2本のドキュメンタリー @名画座

『ゾンビスクール!』『ゾンビーバー』を観たのと同じ名画座での沖縄と福島のドキュメンタリー2本立て。 恐ろべし、このバラエティ。 極端から極端と言えなくもないけど・・・ 鑑賞したのはゴールデンウィークのはじめの方なので、鑑賞から少々時間が経ってしまいました。 この手のドキュメンタリー映画、レビューアップが後回しになっちゃうんだよな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『ゾンビスクール!』『ゾンビーバー』:可愛いものもゾンビになっちゃう! @名画座

新橋文化劇場も閉館し、下らない映画の2本立てなんて、映画館では観れないのかと思っていたら、ご近所の名画座でオイオイの2本立て。 『ゾンビスクール!』『ゾンビーバー』。 誰だ、こんな2本立て考えたの!?って感じ。 だけど、4月にも『イット・フォローズ』と『グリーン・インフェルノ』の2本立てをやっているんだから侮れない(とはいえ、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『ギヴァー 記憶を注ぐ者』:これまで何度も観てきた管理社会脱出SF @DVD・レンタル

2015年初秋ロードショウのSF映画『ギヴァー 記憶を注ぐ者』、DVDで鑑賞しました。 言っちゃ悪いが、セットレンタルサービス料金の数合わせ的セレクションでした。 でも、かつての名画座2本立てでも、お目当てでない作品に拾い物があったり、ということもあるわけで・・・ さて、映画。 争いがなくなった平和な未来世界。 小さな…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

『エール!』:聞こえないものを伝える演出上手し @DVD・レンタル

2015年秋ロードショウのフランス映画『エール!』、DVDで鑑賞しました。 同年のフランス映画祭でも評判で、観客賞を受賞をした作品。 さて、映画。 フランスの田舎町で酪農を営むベリエ一家(原題「LA FAMILLE BELIER」)。 一家は長女ポーラ(ルアンヌ・エメラ)を除いて、父母弟とも耳が聞こえない。 外部との通…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

『恋人まで1%』:男3人、バカばっか @DVD・レンタル

ちょっと新鮮味がなくなったザック・エフロンに売出し中のマイルズ・テラー、マイケル・B・ジョーダンを加えてのアラサー男性3人が主役のコメディ『恋人まで1%』、DVDで鑑賞しました。 タイトルからすると、ちょっと真面目なラブコメかと思いきや、少々ちがっていたようで。 さて、映画。 女性とは軽く遊びばかりで交際したいジェイソン(…
トラックバック:1
コメント:1

続きを読むread more

『しあわせへのまわり道』:丁寧な演出が心地よい @DVD・レンタル

パトリシア・クラークソンとベン・キングズレーが共演した『しあわせへのまわり道』、DVDで鑑賞しました。 自動車の中での異人種男女の友情というと『ドライビング Miss デイジー』なんかを思い出すのだけれど、まぁ、ちょっと違うかな。 さて、映画。 マンハッタンに暮らす女性書評家ウェンディ(パトリシア・クラークソン)。 永年…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『先生と迷い猫』:悪いハナシじゃないけれど、緩慢 @DVD・レンタル

2015年秋公開の深川栄洋監督作品『先生と迷い猫』、DVDで鑑賞しました。 深川監督といえば『60歳のラブレター』で感激し、『白夜行』でもなかなかやるな、と思ったのですが、ここんところは『トワイライト ささらさや』など少々甘すぎる作品が多く、さてどんなものかしらん、といったところ。 「先生」と「猫」ならば、『吾輩は猫である』を連…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

『ピッチ・パーフェクト2』:フェミニズム視線もあり興味深いが、散漫 @DVD・レンタル

アナ・ケンドリック主演のアカペラ青春映画『ピッチ・パーフェクト2』、DVDで鑑賞しました。 前作は「音楽シーン以外はズンダラ」だったのですが、さて、今回はどんなものかしら。 さて、映画。 全米アカペラ選手権で優勝したバーデン・ベラーズ。 優勝後、大統領列席のステージを務めることになったが、その舞台上でファット・エイミー(…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

『Re:LIFE ~リライフ~』:人生のやり直し @DVD・レンタル

ヒュー・グラント主演の2015年秋公開作『Re:LIFE ~リライフ~』、DVDで鑑賞しました。 監督はマーク・ローレンス。 おヒューとのコンビは『トゥー・ウィークス・ノーティス』『ラブソングができるまで』『噂のモーガン夫妻』に続いて今回が4度目。 お、全部観てる。 まぁ、おヒューの映画は8割がた観てるからなんだけど。 さ…
トラックバック:1
コメント:4

続きを読むread more

『靴職人と魔法のミシン』:がさつだけれど俳優陣に助けられたね @DVD・レンタル

今年の米国アカデミー賞作品賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督の前作『靴職人と魔法のミシン』、DVDで鑑賞しました。 前作『扉をたたく人』は、文化の異なるひとびとを題材にしたヒューマンドラマで、かなり感銘を受けました。 本作はタイトルもそうだけれど、アダム・サンドラーが主演していることからもコメ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『スティーブン・キング 血の儀式』:前半は渋くて見どころはあるものの @DVD・レンタル

1月に観た『スティーヴン・キング ファミリー・ シークレット』以来、3か月ぶりにキング原作映画を鑑賞しました。 タイトルは『スティーブン・キング 血の儀式』。 原作は、初期短編集「骸骨乗組員(スケルトン・クルー)」に収録された短編「おばあちゃん(Gramma)」。 映画の原題「Mercy」は、そのおばあちゃんの名前。 さて、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』二部作:21世紀のサンダ対ガイラか、プルトニウム人間か

昨年、論議を醸した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』二部作、DVDで鑑賞しました。 原作漫画は未読、テレビで放映していたアニメ版も未見。 なので、ほぼ予備知識なし。 知っていたのは、前後編とも尺が90分前後だということぐらい。 だから、おいおい、せいぜい2時間20分ぐらいにまとめられんのか!と憤ったぐらい。 観…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『イニシエーション・ラブ』:映画の約束事を知っているひとほどヒッカカル @DVD・レンタル

多作で多彩な堤幸彦監督の2015年公開作品『イニシエーション・ラブ』、DVDで鑑賞しました。 昨年は本作に加えて『悼む人』『天空の蜂』も公開されて、その多芸ぶりに驚かされました。 デビュー当初は「チャラケただけの監督」と思っていたのですが、『明日の記憶』『包帯クラブ』あたりで注目するようになりました。 そんな彼が撮った本作の謳…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more