テーマ:男のドラマ

『鳩の撃退法』:鳩は三羽。三千羽は鳳凰 @DVD

昨年8月公開の日本映画『鳩の撃退法』、DVDで鑑賞しました。 原作は佐藤正午の同名小説(未読)。 佐藤正午の映画化作品といえば『永遠の1/2』『リボルバー』『ジャンプ』と、エンタテインメント作品から一歩引いた中間小説的な味わいが魅力。 さて、映画。 富山の小さな街でドライバーとして暮らす直木賞作家の津田伸一(藤原竜也)。…
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『ジャスト6.5 闘いの証』:緊迫感のある力作。イランと日本の裏での繋がりも衝撃 @配信

昨年1月公開のイラン映画『ジャスト6.5 闘いの証』、Amazonの配信レンタルで鑑賞しました。 先に観た『ウォーデン 消えた死刑囚』と同時期に公開されていましたね。 さて、映画。 現代のイラン、街中は薬物中毒者で溢れかえっている。 イラン警察で麻薬撲滅チームを率いるサマド(ペイマン・モアディ)のターゲットは、組織の元締…
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『ウォーデン 消えた死刑囚』:緊迫感のある力作ではあるが、少々腑に落ちないところもある @配信

昨年1月公開のイラン映画『ウォーデン 消えた死刑囚』、Amazonの配信レンタルで鑑賞しました。 観るのは2回目なのだけれど、前回は途中から半分寝てしまい、よくわからなかったので、改めて鑑賞することにした次第。 さて、映画。 1960年代半ば、イスラム革命前のイラン。 空港拡張のために取り壊しが決まった刑務所では、移動の…
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『街の上で』:人間関係は不定形多角形 @DVD

昨年4月に公開された今泉力哉監督作品『街の上で』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 下北沢の古着屋で働く荒川青(あお。若葉竜也)。 仕事が終われば、ぶらりとライブや飲み屋や古本屋に行ったりという毎日。 というのも、先ごろ、恋人の雪(ゆき。穂志もえか)に浮気された上にフラれたからだが、まぁ、付き合っている…
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『とんび』:ザ・昭和のオヤジ @試写会

4月8日から公開の日本映画『とんび』、ひと足早く試写会で鑑賞しました。 原作は重松清の同名小説で、先に2度、テレビドラマ化。 小説未読、ドラマ未見での鑑賞です。 さて、映画。 終戦から十数年経ち、日本が活気づいていた昭和37年。 瀬戸内海に面した備後市の運送会社で働くヤス(阿部寛)。 幼いころに両親と離別したヤスと、…
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『ナイトメア・アリー』:前後半の2段構え、まだるっこい演出の巡る運命の犯罪映画 @ロードショウ

ギレルモ・デル・トロ監督最新作『ナイトメア・アリー 』、ロードショウで鑑賞しました。 デル・トロ監督とはそれほど相性が良いわけでなく、 『パンズ・ラビリンス』が最も良く、まだるっこいけど良いのが『デビルズ・バックボーン』で、意外と好きなのが『ミミック』。 どちらかというと、まだるっこしい演出だなぁと思うことの方が多いです。 …
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『恋愛上手になるために』:ウディ・アレン映画の出来の悪いコピーみたいだね @DVD

2008年公開のアメリカ・イギリス・ドイツ合作映画『恋愛上手になるために』、買い置き中古DVDで鑑賞しました。 ちょっと立ち寄ったレンタルショップで、格安で売られていたのを購入したもの。 暇つぶしの際に観るには、この手のラブコメが気楽でいいんだよなぁ、と思っての購入でした。 ですが・・・ かつてゴールデンディスク賞を獲得…
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『テーラー 人生の仕立て屋』:ドレスづくりは、スーツの仕立てより下じゃぁないよ @DVD

昨年9月公開のギリシャ・ドイツ・ベルギー合作映画『テーラー 人生の仕立て屋』、DVDで鑑賞しました。 ここのところDVD鑑賞作品のレビューが遅くなっていて、この映画を観たのも、もう2週間も前。 なので、ちょっと内容は忘れ加減。 アテネで、老齢の父親とともに高級スーツ専門の仕立て屋を営むニコス(ディミトリス・イメロス)。 …
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『アジアの天使』:宙ぶらりんながらいつも前向き、ある種の居心地の良さを感じます @DVD

昨年7月に公開された石井裕也監督作品『アジアの天使』、DVDで鑑賞しました。 昨年の石井裕也監督作品といえば『茜色に焼かれる』もあり、ここのところ精力的な活動が目立ちますね。 さて、映画。 妻を病気で亡くした青木剛(池松壮亮)は、韓国ソウルで事業を営んでいるという兄・透(オダギリジョー)を頼って、8歳の息子・学とともに渡韓…
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『ブータン 山の教室』:素朴な人柄の登場人物と美しい大自然 @DVD

昨年4月公開のブータン映画『ブータン 山の教室』、DVDで鑑賞しました。 ブータン映画というのは観たことがなく、これが初鑑賞になると思うのですが。 ブータンの人々の顔つきは日本人に近く(というか、そっくりで)、『鴨とアヒルのコインロッカー』では、それがトリックに使われていましたね。 さて、映画。 ブータンの都会に暮らす若…
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『犬部!』:一本気で直情的な主人公がどうも・・・ @DVD

昨年7月公開の日本映画『犬部!』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 青森県十和田の獣医学部。 学生の花井颯太(林遣都)は、解剖で生きた犬を使うことに反対、学長と対立するが、彼の熱意に折れ、他の臨床でのレポート提出での単位取得を認めた。 花井の信条は「一匹の犬も殺さない」。 これに賛同した同級生同級生・…
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『銃殺』:王と王国、ネズミと人間 @DVD

1964製作のジョセフ・ロージー監督作品『銃殺』、DVDで鑑賞しました。 原題は「KING AND COUNTRY」。 1966年ATG配給で公開され、日本タイトルはネタバレ的ですね。 さて、映画。 第一次世界大戦最中の1917年。 逃亡罪による軍法会議を待つ、英国軍ハンプ兵卒(トム・コートネイ)。 まだ23歳という…
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『クライ・マッチョ』:米国映画界の人間国宝イーストウッド映画ですね @試写会

クリント・イーストウッド監督・主演最新作『クライ・マッチョ』、公開少し前の試写会で鑑賞しました。 もう、ロードショウがはじまっているので、鑑賞済みのひとも多いかと思います。 本作で監督デビュー50年。 爺さんにもなるわけです。 さて、映画。 70年代最終盤の米国テキサス州。 かつてのロデオスターのマイク(クリント・イ…
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『鬼龍院花子の生涯』:鬼龍院政五郎の半生 @東映70周年特集上映

1982年公開の日本映画『鬼龍院花子の生涯』、東映70周年特集上映で劇場鑑賞しました。 「なめたらいかんぜよ」のセリフが有名。 大ヒットしましたが、観ていなかったので、この機会にと。 さて、映画。 昭和15年、大阪のうらぶれた遊郭でひとりの女性が死んだ。 その女性の行方を捜していた、こざっぱりとした婦人が死んだ女性の名…
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『竜二』:ヤクザは、死ぬまでヤクザだ・・・竜二の、諦念に近い自覚 @DVD

1983年公開の日本映画『竜二』、DVDで鑑賞しました。 公開翌年の夏に2本立て映画館で観ているので、30年ぶりの再鑑賞です。 ことしは年頭に『ヤクザと家族 The Family』『すばらしき世界』の2本があり、鑑賞後、すぐ頭に浮かんだのが本作でした。 DVDを置いているレンタルショップがないなぁと諦めていたら、灯台下暗し、今…
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『エヴァの匂い』:エヴァ沼にはまった愚かしい男の物語 @VHS

1962年製作のジョセフ・ロージー監督作品『エヴァの匂い』、買い置きVHSで鑑賞しました。 ジェイムズ・ハドリー・チェイスの『悪女イヴ』の映画化。 イザベル・ユペール主演で2018年にリメイクされた作品のオリジナルです。 さて、映画。 処女作が大いに評価された新進作家ティヴィアン(スタンリー・ベイカー)。 ある夜、パー…
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『バーディ』:ぼくは、いま、飛んだんだよ @DVD

1984年製作のアラン・パーカー監督作品『バーディ』、買い置きDVDで鑑賞しました。 初公開時に観て以来なので30年数年ぶりの鑑賞です。 観てみようと思ったきっかけは、先ごろ観た『草の響き』で本作のラストを思い出したからです。 さて、映画。 ベトナム戦争が泥沼化する米国。 顔に大けがを負った兵士が帰還する。 彼の名は…
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『大いなる勇者』:雄大な自然と音楽が飾る永遠の伝説 @録り置きVHS

1972年製作のアメリカ映画『大いなる勇者』、録り置きVHSで鑑賞しました。 放送されたのは1998年。 うわ、20年以上も前の放送の録画を観るとは! ということはさておき、映画。 1850年代の米国西部、冬も迫ろうかというある日のこと、青年ジェレマイア・ジョンソン(ロバート・レッドフォード)は、ひとり山に入り、猟をして…
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『博奕打ち 総長賭博』:崇高な理念が地に堕ちていこうとする時代の象徴 @東映70周年特集上映

1968年製作の山下耕作監督・東映映画『博奕打ち 総長賭博』、東映70周年特集上映で劇場鑑賞しました。 はじめにお断りしておくと、東映の任侠映画・ヤクザ映画はほとんど観ていません。 この映画は以前所属していた映画サークルで、先輩諸氏から「良いわよぇ」と聞いていた作品です。 さて、映画。 昭和九年、東京江東地区に縄張りを持…
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『皮膚を売った男』:アート映画ならぬ、アッと映画ですね @ロードショウ

昨年の東京国際映画祭で話題だった『皮膚を売った男』、ロードショウで鑑賞しました。 チュニジア、フランス、ベルギー、スウェーデン、ドイツ、カタール、サウジアラビアの合作映画です。 なんとも国際色豊かですね。 さて、映画。 内戦が続くシリア。 恋人アビール(ディア・リアン)と一緒に乗った列車の中で浮かれたサム(ヤヤ・マヘイ…
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『モーリタニアン 黒塗りの記録』:人道的告発映画 @ロードショウ

ジョディ・フォスター、ベネディクト・カンバ―バッチなど豪華俳優陣出演の『モーリタニアン 黒塗りの記録』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 2001年の9.11米国同時多発テロの後、ひとりのモーリタニア人が米国により逮捕・拘禁された。 彼の名前はモハメドゥ・ウルド・スラヒ(タハール・ラヒム)。 同時…
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『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』:ある種の宗教臭が普遍的物語の邪魔をしているに感じて @ロードショウ

昨年の米国アカデミー賞の音響賞と編集賞を受賞した『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』、ロードショウで鑑賞しました。 Amazonオリジナル映画で、先に配信されているけれども、Amazonプライムビデオの会員ではないので観ていませんでした。 さて、映画。 メタルバンドのドラマーのルーベン(リズ・アーメッド)は激しい…
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『地上より永遠に』:犬死の男たち、男に縛り付けられた女たち @DVD

フレッド・ジンネマン監督の1953年作品『地上より永遠に』、買い置き中古DVDで鑑賞しました。 製作から60年近くも経っているんですね。 1980年ぐらいに名画座で1度、テレビの吹き替え版で1度、鑑賞しています。 なので、40年ぶりぐらいの再鑑賞です。 さて、映画。 1941年夏、米国ハワイ・ホノルルのスコーフィールド…
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『ワン・モア・ライフ!』:下半身ユルユル浮気男のお気楽回想物語 @DVD

ことし3月にロードショウされたイタリア映画『ワン・モア・ライフ!』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 イタリアのシチリア島北西部・パレルモで暮らすパオロ(ピフ)。 妻アガタ(トニー)と一女一男のふたりの子どもを得て幸せに暮らしていた。 ところが、毎日乗るスクーターで、いつも同様、両方の信号が赤に変わる瞬…
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『クーリエ:最高機密の運び屋』:息詰まる諜報活動、実際は地味! @ロードショウ

ベネディクト・カンバーバッチ主演最新作『クーリエ:最高機密の運び屋』、ロードショウで鑑賞しました。 カンバーバッチをスクリーンで観るのは久しぶり。 ここのところの作品は、どことなく暑苦しい役が多かったように感じて、避けていた次第。 今回もそれほどスリムではないけれど・・・ さて、映画。 米ソ・東西の軍拡競争が激しさを増…
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『草の響き』:選ばなかった道と、選んで走ってきた道 @試写会

東出昌大主演最新作『草の響き』、ひと足早く試写会で鑑賞しました。 本作は、佐藤泰志の同名小説を映画化したもので、佐藤で函館で執筆活動をしていたが自ら命を絶ち早逝した作家。 これまで映画化されたものとしては『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』『きみの鳥はうたえる』と4作品あります。 なお、試写会後に、斎藤久…
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『ドライブ・マイ・カー』:濱口監督流「村上怪談」 @ロードショウ

『寝ても覚めても』の濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』、ロードショウで鑑賞しました。 原作は村上春樹の同名短編小説。 村上春樹作品、かつてはかなり読んでいましたが、ある時からパタリと読まなくなりました。 なので、本作も原作は未読です。 しかし、短編小説が3時間の映画になるとは! ということで鑑賞前は期待と不安が混然一…
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『孤狼の血 LEVEL2』:熱量・見ごたえは十分。けど、次回はもういいかな @ロードショウ

松坂桃李主演、白石和彌監督の『孤狼の血 LEVEL2』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 前作で斃れた大上刑事(役所広司)の後を引き継ぎ、裏社会と繋がりながら広島の治安を守る若き刑事・日岡(松坂桃李)。 彼の前に現れたのは、日岡が糸を引き、組長の首を取った最大勢力・五十子会の生き残り。 五十子会も…
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『あの頃。』:著名俳優が演じているせいか、なんだかクサイ感じがします @DVD

ことし2月にロードショウされた今泉力哉監督の新作『あの頃。』、DVDで鑑賞しました。 今泉監督作品は、あまり有名でない俳優を起用することが多いのだけれど、この映画では松坂桃李や仲野太賀などの俳優を起用。 さて、吉と出るか凶と出るか・・・ 冴えないバンドでベースを弾いている劔くん(松坂桃李)。 バンド活動以外でも、彼女もな…
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『ぶあいそうな手紙』:手紙に至るまでが少々まだるっこしいね @DVD

昨年7月公開のブラジル映画『ぶあいそうな手紙』、DVDで鑑賞しました。 原題は「AOS OLHOS DE ERNESTO」、エルネストの眼を通して。 日本語タイトルとは、少々意味合いが異なりますね。 さて、映画。 ブラジル南部の街・ポルトアレグレにひとりで暮らす老齢のエルネスト(ホルヘ・ボラーニ)。 頑固な上にほとんど…
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