テーマ:ドキュメンタリー

『51(ウーイー)世界で一番小さく生まれたパンダ』:のドキュメンタリー @レンタルDVD

中国成都のパンダ基地で生まれた体重わずか51gのパンダ、ウーイーを中心としたドキュメンタリーです。 通常、パンダの赤ちゃんは150g程度(それでも、他の動物に比べるとかなり小さい!)なので、3分の1ぐらいの大きさしかありません。 パンダの出産では双子で生まれる確率が50%で、二頭生まれたうち、身体の弱い方は、母親から見放…
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『季節、めぐり それぞれの居場所』: 介護、最期、そして再生とつづく @ロードショウ・ミニシアター

施設を運営する側、利用する側が一体となって、介護って特殊なことではないんだよ、と介護の現在を切り取った傑作ドキュメンタリー『ただいま それぞれの居場所』の続編です。 ある種、完結篇でもあり、ある種、出発篇でもある映画であります。 完結篇と書いたのは、前作が、介護の現在を切り取って、老いること、誰かと一緒に老いることはそれ…
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『ちいさな哲学者たち』: あれこれいろいろ考える子供たち @レンタルDVD

4歳~6歳の子供たちに哲学させるフランスの幼稚園、その試みを記録したドキュメンタリー映画です。 「はじめに言葉ありき」。 ヨーロッパ文化、特にキリスト教では、この言葉が重い意味を持っています。 考えていることを言葉に出し、表す。 それが哲学の始まりであります。 幼稚園の子供たちが、愛だとか、死だとか、異なる…
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『RANGER 陸上自衛隊 幹部レンジャー訓練の91日』:矜持 @ロードショウ・ミニシアター

タイトルどおり、陸上自衛隊幹部レンジャーの訓練の様子を記録した映画である。 自衛隊の広報映画かと思いきや、そうではない。 広報映画だったら、もっと颯爽と活躍ぶりを謳い上げるだろう。 東日本大震災での自衛隊の活躍はご存知のとおり。 活動記録のノンフィクションを2冊読んだが、彼らを彼らたらしめているのは、日頃の訓練である…
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『エンディングノート』:誰しも死ぬ、それをトーゼンと受け容れる @ロードショウ・シネコン

67歳まで会社勤めをし、定年してさてこれからの人生、という矢先に癌の宣告。 それもかなり進行している・・・ そんなオヤジを娘が撮ったドキュメンタリー。 サラ・ポーリーのあの映画や、モーガン・フリーマン、ジャック・ニコルソンのあの映画のように、「死ぬんだから、わがままだっていいじゃない」映画だったらイヤだなぁ。 そう思って…
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『森の女王~イチジクの木の物語』 @世界自然・野生生物映像祭in東京

渋谷に映画を観に出かけるついでに、無料で観れるということなので、世界自然・野生生物映像祭へ。 60分前後の作品を2日間で13本の作品を上映していましたが、観たのはこの1本だけ。 ですが、なかなか素晴らしい作品でした。 ケニア南部にある1本のエジプトイチジクの大木を中心に、多くの生物が暮らすさまを、ひとつの世界として捉え…
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『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』:この気持ち、判る判る @ロードショウ・ミニシアター

ポスターに写るじーさんとばーさん。微笑ましいなぁ。 ということで観てきました。 ハーブとドロシーは、ニューヨーク在住の現代アートコレクター。 元郵便仕分け職のハーブと、図書館司書のドロシー、ふたりは自分たちの給料で買え、かつ1DKのアパートに入るという二つの条件だけを満たしていればOK、後は好きかどうかだけ、そんな基準…
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『こつなぎ 山を巡る百年物語』:この山は誰のもの? 山と共存すると? @特別上映

タイトルの『こつなぎ』とは、岩手県北部の集落の名前です。 漢字で書くと「小繋」。 入会権と所有権を巡る裁判の記録を再現することで、「この山は誰のもの」「山と共存するとは?」を描いた映画です。 東京国際映画祭との協賛企画、文化庁映画週間での優秀作上映会で鑑賞しました。 まず、入会権について説明すると、「山間の集落などが…
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『ただいま それぞれの居場所』:老い衰えても、フツーに暮らしていくこと @ロードショウ・ミニシアター

介護保険が成立して10年目。 「画一的な介護制度に疑問を抱く有志が、それぞれ理想の介護を実現させるための施設や事業所を立ち上げた姿を追うドキュメンタリー(yahoo!ムービーより)」ということであるが、ひとは皆、老いて衰えていく、そんな中での「暮らし」を、「介護のいう言葉で括られがち」の現場に密着したドキュメンタリーです。 …
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『泣きながら生きて』:泪は明日の糧 @ロードショウ・一般劇場

もともとはフジテレビのドキュメンタリーテレビ番組。 感動を受けた観客が劇場公開にこぎつけた話題作です。 2009年秋から順次劇場公開されて、近くの劇場でも期間限定で公開されることになりました。 さて、 文化大革命の下放政策で16歳で上海から僻地へ移住することになった中国少年。 かの地で同じく下放政策で上海からやって…
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『牛の鈴音』:老牝牛よ、お前は愛されていたよ @ロードショウ・ミニシアター

丑年の締めくくり、劇場鑑賞の年収めが『牛の鈴音』になるとは、なんたる巡り合わせ。 アメリカン・ドキュメンタリーの雄牛マイケル・ムーアの最新作『キャピタリズム』だということを考えれば、なんとも対極的ですね。 昨年の締めくくりが『ザ・ローロング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』だったことを思い出せば、これまた対極的。 どちら…
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『ジョッキーを夢見る子供たち』:見習い騎手の日常を淡々と描く @レンタルDVD

原題は『LADS ET JOCKEYS』 LADって何? ってことで英和辞典を引くと、(1)少年、(2)厩務員だそうな。 なるほど、タイトルは映画を表わす、ということだ。 この映画、日本のドキュメンタリー映画と異なって、ナレーターによるガイダンスがない。 なので、不親切といえば不親切だけれど、厩務員で見習い騎手な少年…
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『ご縁玉 パリから大分へ』:どんなご縁で・・・ご縁とは、気持ちのやりとり @地域コミュニティ上映会

東京では2008年12月にユーロスペースで公開された『ご縁玉 パリから大分へ』。 観たかったのですが、忙しさにかまけて見逃していました。 レンタルDVDも出ていないし・・・と思っていたところ、地域のコミュニティ上映会で鑑賞することができました。 映画の内容はというと、 --(東京・ユーロスペースでの上映時の内容か…
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『花と兵隊』:図らずも滲み出る戦争での壮絶な体験談

『蟻の兵隊』では第二次大戦終戦後も上からの命令により現地に残らざるを得なかった日本兵のその後を追ったドキュメンタリーであったが、こちらは自らの意思で出征先の東南アジア(ビルマ、タイ)に残留した兵士たちを追ったドキュメンタリーである。 現地に残り、妻を娶(めと)り、家族を持ち・・・といったところから、未帰還兵たちのエピソードを並…
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『蟻の兵隊』:被害者でもあり、加害者でもあり@DVD

終戦後も武装解除されることなく中国山西省に残った日本兵・奥村和一氏を追ったドキュメンタリーである。 観る機会を逸していたのだが、このほどDVDで鑑賞しました。 映画は、武装解除されることなく残留した日本兵は、自らの意思によるものとした判決に異を唱えた奥村氏たちを含む日本兵の生き残りたち。 残留後も9年に渡って中国共産党…
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『彼女の名はサビーヌ』:失われた5年の歳月と心のリハビリ

フランス女優サンドリーヌ・ボネールの一歳下の妹サビーヌの物語である。 自閉症と疑われ、専門の病院に入院していた5年間でサビーヌは、以前の彼女と全く異なるひととなっていた。 その哀しみと失われたサビーヌを取り戻したいサンドリーヌの愛情に溢れたドキュメンタリーだった。 観る以前は、サンドリーヌが自閉症と疑われたサビーヌを取…
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『未来を写した子どもたち』:子供たちの未来への道程を垣間見る

インドの売春窟で育った子供たちが、カメラを通して新たな未来へ飛び出していくさまを追ったドキュメンタリー映画です。 予告編を観て、とても観たくなった映画でした。 さて、観終わった後どうだったのか・・・ 個性溢れる子供たちの様子が活写されています。 売春稼業ではあるがカースト的には上位のこましゃくれた少女。 もう、客を…
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『緑の海平線 ~台湾少年工の物語~』:題材の善さが映画の良さとは限らない

東京国際映画祭の一企画「文化庁映画週間」第6回文化庁映画賞受賞記念上映会で、渋谷Bunkamuraで鑑賞しました。 平成20年度の文化記録映画大賞受賞作品です。 第二次世界対戦中、神奈川県の海軍工廠(空C廠)に志願・派遣・召集され、軍用機の製造に従事した台湾人少年たちの記録である。 現存する人々のインタビューと当時の写…
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『オオカミの護符』:記録としての価値に加えて習俗探偵の面白さ

東京国際映画祭の一企画「文化庁映画週間」第6回文化庁映画賞受賞記念上映会で、渋谷Bunkamuraで鑑賞しました。 いやぁ、面白かった。 何せ、渋谷から東急田園都市線で20分足らずの神奈川県川崎市宮前区に「講」が残っているところから始まるんだもの。 「講」とは、中世から続く共同体である。同一の信仰を持つ人々の集まりであ…
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『パンダフルライフ』:パンダかわいい、ってだけではないが・・・

パンダかわいい・・・ってだけではないのだけれども、 まぁ、パンダの生態って結構不明な点もあるし、環境問題や社会問題にそれほど踏み込んでいる訳でもないので、 動物ドキュメンタリー番組の拡大版、って印象が強い。 映画は、日本・和歌山・白浜生まれの双子パンダと、中国・成都のパンダ育成センターとの様子を交互に描いていくが、 …
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『いま ここにある風景』:地球への自傷行為、退廃美の局地か・・・

原題は「EDWARD BURTYNSKY: MANUFACTURED LANDSCAPES」。写真家エドワード・バーティンスキーが観た工業化された風景、といえばよいのか。 この作品には、様々な要素が含まれているが、最終的に心に残ってしまうのは「美」である。 工業化がもたらした世界の変容は、自然を傷つけて破壊していくのだけれど…
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『花はどこへいった』:PPMのメロディが切なく耳に残りました:Myムービー掲載

ピーター、ポール&マリーの有名なベトナム反戦歌のタイトルをいただいたドキュメンタリーを機会あって試写会で観てきました。 この手のドキュメンタリー作品は、正直なところ、やはり観るのが億劫で、このような試写会当選の機会がなければ観ないことが多いので、いい機会だと思って出かけました。 さて、ドキュメンタリー作品としてのアウトラインは、…
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『かつて、ノルマンディーで』:映画を輝かせた「すべての些細な偶然」:Myムービー掲載

監督のニコラ・フィリベールは「かつて、ノルマンディー」で、当地で起こった殺人事件を題材にした映画の撮影に助監督で付いたことがある。 その映画は当地の農民たちを役者に据えた映画で、ニコラは30年ぶりに、その地を訪れ、当時の出演者たちと対面する。 「それって、監督の、いわゆる思い出のアルバムじゃないの?」と友人の脚本家氏は私に尋…
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『アース』:ボクの足元も何処かに繋がっている:Myムービー掲載

小さな家庭サイズの画面では壮大感は伝わらないだろうナァと思って初日の劇場に足を運びました。 シネコン3館の激戦区でありながら、親子連れを中心に、前方にチラホラ空席が残る程度の、かなりの入り。 さて、映画の方は・・・ やはり、劇場のスクリーンで観て良かった、と思いました。 ↓続きは以下で↓ http://info.m…
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『チャップリンの秘書は日本人だった』:NHK ETV特集にて

2008年1月6日22:00からNHK教育で放送の90分のドキュメンタリーを観ました。 正式タイトルは『チャップリンの秘書は日本人だった~移民が歩んだ波乱の人生~』です。 2007年12月25日のチャップリン30回目の命日にNHKハイビジョンで放映された作品のようです。 チャップリンの個人秘書を18年勤めた高野虎市(こうの…
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『スーパーサイズ・ミー』:食育とメタボとを考える:オンライン配信にて鑑賞

肥満症に悩む女性2人が「肥満になったのはハンバーガーが原因」としてマクドナルド社に訴訟を起こしてはみたものの、「因果関係は認められない」と退けられたことをキッカケに監督・主演のモーガン・スパーロックが「本当にそうなのかい、試してやろうじゃないの」って1ヶ月間3食3食マクドナルドで過ごして自身の健康がどうなるのかをドキュメンタリーに仕上げ…
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『ミリキタニの猫』:愛と哀しみの旅路:Myムービーに掲載

『ミリキタニの猫』のレビューを「愛と哀しみの旅路」と題して、Myムービーに掲載しました。 本作品のレビューは「二つのアイデンティティの相克と和解」と題した「素晴らしい映画を観たい」さんのレビューが詳しく、また、素晴らしいので、観る前に参考にされると良いと思います。 さて、公開から概ね3週間が経過して4週目に入る土曜日に劇場…
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『シッコ』:日本の現状を考えると笑っていられない:Myムービーに掲載しました。

マイケル・ムーア監督『シッコ』のレビューを「日本の現状を考えると笑っていられない」と題して、Myムービーに掲載しました。 『ボウリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』では怒り爆発のマイケル・ムーア監督が、アメリカの医療保険制度に突撃アポなしで切り込んでいった本作品は、前2作が作品の根源が「怒り」であったのに比べて、 …
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『ブリッジ』:遺された人のことを思えば・・・

ドキュメンタリ映画『ブリッジ』のレビュー。 レビュータイトルは「遺された人のことを思えば・・・」。 ゴールデンゲート・ブリッジにカメラを据え、そこで自殺する人々を巡るドキュメンタリである。 この映画が当然のことながら、トライベッカ映画祭等の世界の映画祭で賛否両論を巻き起こしたのは、自殺した人々の「その時」の様がフィルム…
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南極に降る雨とアデリーペンギン:NHK『ダーウィンが来た!』より

映画『ハッピー フィート』の公開時に、早々に観た友人から次のような芳しくない感想が耳に届いていた。 環境問題の取り入れ方がよろしくない。映画で述べている問題よりは、温暖化の方が重大じゃないの。 6月3日NHK放送の『ダーウィンが来た!』では、その「南極での温暖化問題」が取り上げられていた。それは・・・ アデリーペンギン…
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