テーマ:70年代

『マラソンマン』:事件が解決しても絶望的になるトラウマ的スリラー映画 @DVD

平日の午前中に時間ができたので、さて、買い置きDVDでも観るか・・・ ということで選択したのが、この『マラソンマン』。 1976年製作のジョン・シュレシンジャー監督、ダスティン・ホフマン主演のスリラー映画。 なにせ、全米公開時のポスターは、タイトルの下に大きく「A THRILLER」という謳い文句が書かれている(というのをDV…
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『地獄の黙示録』:恐怖と欺瞞と欲望と暴力と混乱も含めて人間 @リバイバル・単館系

フランシス・フォード・コッポラ監督の1979年作品『地獄の黙示録』、初公開時のバージョンが劇場でリバイバル。 1980年にロードショウされたときには、オープニングタイトルもエンドクレジットもない70ミリ版と、クレジットのある35ミリ版が公開されました。 初めて観たのは70ミリ版。 団塊の世代あたりの映画ファンならコッポラといえ…
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『あやつり糸の世界』:時代を先取りした実存主義的SF映画 @ロードショウ・単館系

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督のSF映画『あやつり糸の世界』、ロードショウで鑑賞しました。 ファスビンダー監督といえば、1980年代のニュー・ジャーマン・シネマの旗手。 『マリア・ブラウンの結婚』『リリー・マルレーン』はロードショウ時に観ているが、多作の監督でほとんどが見逃し作品ばかり。 『秋のドイツ 』や『シナのル…
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『大陸横断超特急』:列車サスペンス・コメディの快作 @DVD

『大陸横断超特急』を、かなり昔に購入していたDVDで鑑賞しました。 1977年4月にロードショウ公開されており、たぶんその年の秋頃に名画座で鑑賞して以来になります。 いや、テレビで広川太一郎の吹替版もチラっと観たかしらん。 ロードショウ当時は、パニック映画終末期だったので、シカゴ駅に列車が突っ込むシーンがあることから、パニック…
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『青い体験』:ご冥福を、ラウラ・アントネッリ @GyaO

1960年代生まれの男性ならば、その名前だけで昂奮必至のラウラ・アントネッリ。 今年2015年6月に死去したが、あまり話題にならなかった。 かくいう、りゃんひさも知ったのは4か月ほどしてから。 『青い体験』は彼女の代表作の1本。 エロティック映画の代表がこの作品ならば、文芸映画の代表がヴィスコンティ監督『イノセント』だろう。…
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『サンダーボルト救出作戦』:メナハム・ゴーラン監督の手堅い実録もの @特集上映・単館系

『サンダーボルト救出作戦』、35ミリフィルム上映で鑑賞しました。 このタイトルでピピンときたひと、いるかしらん? 1976年に起こったアラブゲリラによる多数のユダヤ人乗客を乗せた飛行機のハイジャック事件の実録映画で、当時3本が競作されました。 順に『エンテベの勝利』『特攻サンダーボルト作戦』、そしてこの映画です。 『エンテベ…
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『悪魔の棲む家』:画期的な、ホラーではないドキュメントホラー @DVD

先に2005年のリメイク版を観てしまったスチュアート・ローゼンバーグ監督の『悪魔の棲む家』。 ここのところ真面目な映画が続いている感があったので、まぁたまにはホラーでも、と思ったのですが・・・ さすがはスチュアート・ローゼンバーグ監督、凡百なホラーとは一線を画した実録映画でした。 さて、映画。 1974年、米国ロングアイ…
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『約束』:まだ純真だった青春の日に観たかったなぁ @VHS・レンタル

お盆前後に、自宅・劇場ととりまぜて日本映画の旧作を3本、鑑賞しました。 1本目は、斎藤耕一監督、岸恵子・萩原健一主演の1972年製作の『約束』。 今回が初鑑賞。 これまでに何度も名画座等で上映されており、その都度、観たいなぁと思いつつも逃していた作品です。 さて、映画。 日本海を北上する列車の四人掛け席。 息せき切っ…
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『歌う女・歌わない女』:りゃんひさの女性映画事始め @DVD・レンタル

アニエス・ヴァルダ製作・監督・脚本の1977年製作『歌う女・歌わない女』、DVDで鑑賞しました。 今回が2回目、初めて観たのはまだ中学生の頃。 ヴィスコンティ監督の『家族の肖像』との2本立てのロードショウでした。 ストーリーはほとんど忘れていたのですが、どことなく女性の二面性を表すタイトルと、女性監督による女性映画ということが…
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『天使のはらわた 赤い教室』:石井隆・曾根中生による『西鶴一代女』 @フィルムセンター

東京国立近代美術館フィルムセンターで6月下旬から上映されている「特集・逝ける映画人を偲んで 2013-2014」の企画。 『飢餓海峡』の続いて出かけたのは、1979年製作『天使のはらわた 赤い教室』。 この映画で偲ばれる映画人は、監督・脚本 曾根中生、撮影 水野尾信正、照明 熊谷秀夫、主演(村木役)蟹江敬三、と多い。 日活ロマ…
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『ドッグ』:懐かしい!動物パニックものだ! @Gyao・無料配信

yahooブログ「キネマの記」として、70年代後半からの映画館の回想録をはじめているのですが、それが誘引剤となって当時の映画を観たくなるときがあります。 で、みつけたのがこの映画、『ドッグ』。 1977年にコロムビア配給で公開された動物パニックもの。 主演はデヴィッド・マッカラム。 さて、映画。 南カリフォルニアの田舎…
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『私のように美しい娘』:軽妙なタッチのトリュフォー的艶笑喜劇 @DVD・レンタル

昨年秋にフランソワ・トリュフォー映画祭で5本鑑賞しましたが、今回はその続きというわけで、1972年製作の『私のように美しい娘』をDVDで鑑賞しました。 『恋のエチュード』と『映画に愛をこめて アメリカの夜』の間につくられた軽い犯罪喜劇・艶笑喜劇。 レンタルしたTSUTAYAのショップでは、ラブストーリーに分類されていましたが・・…
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『テナント/恐怖を借りた男』:被害者は、被害者だと思った瞬間から被害者になる @DVD・レンタル

今週は、さながら名匠・巨匠週間のよう。 ロベール・ブレッソン監督『やさしい女』、スタンリー・キューブリック監督『バリー・リンドン』の前に観たのが、これ。 ロマン・ポランスキー監督の『テナント/恐怖を借りた男』、1976年製作の日本劇場未公開作品。 製作直後は、CIC配給で日本公開の予定もあり、スクリーン誌やロードショー誌での紹…
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『バリー・リンドン』:重厚なのにどこか素軽い歴史絵巻 @特集上映・名画座

ロベール・ブレッソン監督『やさしい女』を観た足で、電車に乗って移動。 しばらく時間を置いて、スタンリー・キューブリック監督の『バリー・リンドン』を鑑賞。 3時間を超す超大作なので、こういう作品は劇場で観たいものです。 ということでDVDは出ているけれど、劇場で鑑賞です。 さて、映画。 アイルランドの若者レッドモンド・バ…
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『超高層プロフェッショナル』:建築野郎の心意気を見ろ、っていう男のドラマ @GyaO・無料配信

久々にGyaO配信で映画を鑑賞。 映画は『超高層プロフェッショナル』。 1979年に日本公開された建築野郎のドラマです。 さて、映画。 米国ケンタッキー州レキシントン。 ジョージ・ケネディが経営する建築会社が建設する30階を超える超高層ビル。 建築中の現場での爆発火災事故のため、ジョージ・ケネディが死去してしまう。 …
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『新・死霊伝説』:酪農家の吸血鬼vs.ナチスハンター、という珍品Z級 @VHS・中古

スティーヴン・キング原作『呪われた町(原題「SALEM'S LOT」)』のテレビムーヴィ作品『死霊伝説』の続編もどきの『新・死霊伝説(原題「A RETURN TO SALEM'S LOT」』。 激安中古VHSを見つけたので購入して鑑賞することにしました。 たまには、この手のZ級映画も観たいと思うところが我ながら情けない。 さて…
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『特別な一日』:なんとも息が詰まる、そして切ない物語 @無料配信・GyaO

昨年夏あたりから続けて観ているソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの共演映画。 『ひまわり』『昨日・今日・明日』『ああ結婚』ときて、今回は『特別な一日』。 先の3作品はヴィットリオ・デ・シーカ監督だったが、この映画はエットレ・スコーラ監督。 日本での評価は、ミニシアターブームも重なり、1980年に入ってから。 この…
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『ソルジャー・ボーイ』:少々キナ臭いいま観てほしい先駆的戦争後遺症映画 @DVD・レンタル

TSUTAYAの発掘良品で初DVDレンタルの『ソルジャー・ボーイ』。 1972年の製作、原題が「WELCOME HOME, SOLDIER BOYS」ということから、ベトナム後遺症映画がわかるかとおもう。 ですが、なぜだか、TSUTAYAマガジンでの広告をみて、とても観てみたくなった作品。 よくはわからないのですが、1977年…
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『さよならの微笑』:微笑ながら家族とさよならする不倫恋愛映画 @GyaO・無料配信

しばしばお世話になっているGyaOの無料配信。 タイトルに『さよならの微笑』(微笑は「ほほえみ」と読みます))を見つけて、おぉ、これは見逃せないぞ、と。 見逃せないと思っていたのですが、あぁ、もう終了間際。 駆け込み鑑賞しました。 さて、映画。 マルト(マリー=クリスティーヌ・バロー)とルドヴィク(ヴィクトル・ラヌー)…
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『燃えつきた納屋』:すこぶる寒い雪の村での殺人事件 @DVD・レンタル

就寝前にときどき目を通す愛読書『ぼくの採点表』。 そのなかで気になっていたのが、この『燃えつきた納屋』。 1973年の製作で、アラン・ドロンとシモーヌ・シニョレが共演しているフランス製ミステリィ。 さて、映画。 冬のフランスの片田舎。 降り積もる雪。 夜間、暗闇の中を除雪車が雪を吹き上げて通っていく。 その除雪車の…
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『くるみ割り人形』:35年前のサンリオ1stチャレンジ版 @DVD・レンタル

11月下旬から公開されるサンリオ製作の人形アニメ『くるみ割り人形』。 35年ほど前にもサンリオは同じ題材を人形アニメで製作しており、ロードショウ公開時に観ました。 で、新作の予告編をみると・・・ ええッ! 人形たちのデザインが当時と瓜二つ。 どうも気になるので、35年前の1979年製作の『くるみ割り人形』を観なおすことにしま…
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『緑色の部屋』:死者とともに生きるということは・・・ @特集上映・単館系

フランソワ・トリュフォー映画祭の4本目は『緑色の部屋』(1978年製作)。 実は、この作品がいちばん観たかった。 というのも、りゃんひさが初めて観たトリュフォー映画がこの映画。 ロードショウの後の名画座2本立てで観たので、かれこれ30年以上も昔のこと。 静謐ということばが相応しいその佇まいに中学生(だか高校に進学したてだが)…
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『シンドバッド虎の目大冒険』:レイ・ハリーハウゼンの特撮も寂しい出来栄え @DVD・廉価購入

『シンドバッド7回目の航海』『シンドバッド黄金の航海』に続く製作チャールズ・H・シニア、特撮レイ・ハリーハウゼンのシンドバッドもの第3作『シンドバッド虎の目大冒険』をDVDで鑑賞しました。 製作は1977年。 前作『-黄金の航海』が1973年なので、割と間をおかずに製作された感じですね。 シンドバッド役はジョン・フィリップ・ロ…
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『シンドバッド黄金の航海』:レイ・ハリーハウゼンの特撮をまたもや愉しむ @DVD・廉価購入

『シンドバッド7回目の航海』に続く製作チャールズ・H・シニア、特撮レイ・ハリーハウゼンのシンドバッドものの第2作『シンドバッド黄金の航海』をDVDで鑑賞しました。 製作は1973年。 前作の製作が1958年だから15年ぶりに手がけたシンドバッドものということになります。 今回のシンドバッドはジョン・フィリップ・ロー。 男前だ…
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『ファンタズム』:死と直面した少年がみる幻想譚、かしらん? @GyaO・無料配信

ドン・コスカレリが1979年に監督した『ファンタズム』、これもGyaOで無料配信されていたので鑑賞しました。 監督のライフワーク的シリーズ(現在4作目まで製作され、5作目を製作中とか)の第1作です。 公開当時は、劇中に登場する殺人銀球をメインに宣伝されていました。 さて、映画。 アメリカの田舎町、少年マイクは兄と二人暮ら…
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『悪魔の追跡』:ホラー版『イージー・ライダー』の趣き @DVD・廉価購入

1970年代のホラー&カーアクションの隠れた佳作と評判が高い『悪魔の追跡』、DVDで鑑賞しました。 ストーリーは単純。 キャンピングカーでバカンスに出かけた二組のカップル。 途中の野営地で、男性ふたりが妖しげな儀式を目撃する。 その儀式は悪魔崇拝の儀式らしく、若い女性が犠牲となった。 目撃した彼ら4人を、悪魔崇拝集団が追っ…
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『コーマ』:もう10分詰めれば、ぐっと面白くなるのに @DVD・中古購入

少し前に観た『ウエストワールド』に続いて、マイケル・クライトンの監督作をDVDで鑑賞しました。 作品は1978年製作の『コーマ』。 医学博士号を取得している彼が、ロビン・クックの同名ベストセラーを映画化したメディカルサスペンス。 現代でも通じる怖いハナシです。 ボストンの大病院に勤務する女医スーザン(ジュヌヴィエーヴ・ビ…
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『マイキー&ニッキー』:カサヴェテスが撮ったようなフィルムノワール @名画座・新橋文化

8月末に閉館する新橋文化劇場のラスト1週前上映、『ウィズネイルと僕』とカップリングの『マイキー&ニッキー』。 1976年の製作ですが、日本での劇場公開は2011年。 ピーター・フォークとジョン・カサヴェテスが主演のクライムムーヴィ。 でも、監督はコメディ畑のエレイン・メイ。 どんな映画かしらん、というと・・・ 黒組織の…
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『ウエストワールド』:映画監督マイケル・クライトンを振り返る @DVD・中古購入

『ジュラシック・パーク』のベストセラー作家マイケル・クライトンの劇場用映画監督第1作『ウエストワールド』を鑑賞しました。 TSUTAYA「発掘良品」でもセレクトされているアイデアが効いたSF映画です。 当時のマイケル・クライトンは作家と映画監督の二足の草鞋を履いており、この後も『大列車強盗』『コーマ』『ルッカー』『レンタ・コップ…
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『ひまわり』:映画史上もっとも切ない再会シーンのひとつ @名画座・新橋文化

先に記したの記事のとおり、8月閉館の新橋文化劇場で観ました。 ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニの『ひまわり』。 少年自体にテレビの吹替版で観たのですが、DVDでも観たことがなかったので、原語版ノーカットを観るのは今回の新橋文化劇場が初めて。 ナポリ女のジョヴァンナと北イタリア男のアントニオ。 ふたりは惚れあ…
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