テーマ:ヒューマンドラマ

『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』: 愛と執着と幽霊と人間 @ロードショウ

11月に入って2本目の新作映画。 作品は『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』。 この映画が、期待と不安は綯い交ぜながらも、観たい映画リストでは最上位でした。 さて、映画。 米国テキサス州の片田舎。 郊外の小さな一軒家に住む若い夫(ケイシー・アフレック)と妻(ルーニー・マーラ)。 夫は、まだ芽が出て…
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『ダイ・ビューティフル』: 時系列を単純にした方がストレートに伝わったのでは @DVD・レンタル

DVDによる落穂ひろい鑑賞、アジア映画の2本目はフィリピン映画『ダイ・ビューティフル』。 昨年7月にロードショウされました。 さて、映画。 トランスジェンダーのトリシャ(パオロ・バレステロス)は、フィリピンのゲイ・ビューティ・コンテストに出場することで暮らしている。 親友のバーブ(クリスチャン・バブレス)も同じトランスジ…
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『ワンダーストラック』: 監督の「再現」マニアぶりが炸裂している @DVD・レンタル

11月に入りましたが、やはり・・・というか何というか、まだ観たい新作はなく、引き続き、DVD落穂ひろい鑑賞です。 今回鑑賞したのは『ワンダーストラック』。 今年4月にロードショウされましたね。 さて、映画。 1977年、米国ミネソタ州の田舎町。 少年ベン(オークス・フェグリー)は、つい先ごろ、図書館員の母親エレイン(ミ…
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『ロング,ロングバケーション』: 老夫婦の羨ましいような切ない物語 @DVD・レンタル

11月に入ってもまだまだ続くDVD落穂ひろい鑑賞です。 今回鑑賞した作品は『ロング,ロングバケーション』。 ロードショウ時に行こうかどうか迷ったのですが、そうこうしているうちに上映終了。 うーむ、シャンテシネだけでのロードショウ作品って、見逃してしまうんですよねぇ。 さて、映画。 50年連れ添ってきた老夫婦のエラ(ヘレ…
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『アムール、愛の法廷』: ないない尽くしだが悪くない映画 @DVD・レンタル

10月に入って継続中の落穂ひろい鑑賞。 今回は、昨年初夏ロードショウの『アムール、愛の法廷』。 知らないうちに公開されていて、チラシを入手したときにはファーストランが終わっていました。 さて、映画。 あるフランス北部の都市。 堅物で、どんな事件でも最低10年の刑を下すと専ら周囲で囁かれる裁判長ミシェル・ラシーヌ(ファブ…
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『運命は踊る』:もう少し詰めればピりっとしたように思うが @ロードショウ・単館系

10月に入って、なかなか食指の動く映画がなかったのですが、これは観逃せないのでは・・・と思ったのがこの作品。 『運命は踊る』。 昨年のヴェネチア国際映画祭で審査員グランプリを獲得しています。 さて、映画。 イスラエルで暮らすミハエル(リオル・アシュケナージ)とダフナ(サラ・アドラー)のフェルドマン夫妻。 ある日、兵役中…
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『はじまりの街』: 『幸せのバランス』の監督にしては優しいね @DVD・レンタル

さて・・・といっても何だか、なのだけれど、1998年製作『もうひとつの世界』に続いて、イタリアの女優マルゲリータ・ブイの作品。 映画は昨秋ロードショウの『はじまりの街』。 2016年製作なので、おおよそ20年といったところで、いやぁお気に入り女優マルゲリータ・ブイも歳を経たもので・・・。 さて、映画。 ローマで暮らしてい…
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『もうひとつの世界』:特殊な状況のなかで変わっていく人々 @特集上映

と(というのは話題を変えるときに使うのだろうけど)、なんだか新作を劇場に観に行く気にもなれず・・・でも観ている旧作は意外と多く。 ってなことで、旧作のレビューって、観た順にするのもなんだか気が引ける。 よくわからないけれど、順番にレビューするだけでは、ただただ映画を消費しているような気がする。 とはいえ、レビューを書かないと自…
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『コーヒーが冷めないうちに』: (惹句) 4回泣ける→(結果) 1回号泣 @試写会

9月下旬公開の『コーヒーが冷めないうちに』、ひと足早く、試写会で鑑賞しました。 2017年本屋大賞ノミネート小説の映画化です。 さて、映画。 街なかにひっそりとたたずむ古めかしい喫茶店フニクリフニクラ。 そこにはひとつの都市伝説があった。 それは、ある席に座ると、望んだ時に戻れるというもの。 しかし、それにはいくつか…
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『僕の村は戦場だった』:大人は判ってくれない、戦場篇 @特集上映

前回記事の『かくも長き不在』に続いて、旧作映画のレビューです。 映画は『僕の村は戦場だった』。 1962年製作のアンドレイ・タルコフスキー監督長編デビュー作です。 日本では翌63年に東和配給でロードショウされ、その後、何度も上映されているのですが、これまで見逃していました。 今回は、今年4月に国立映画アーカイブになった(旧)…
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『かくも長き不在』:記憶や時間が、どれほど人間を形づくっているのか @DVD・レンタル

1961年のカンヌ映画祭最高賞パルムドール受賞作『かくも長き不在』、DVDで鑑賞しました。 マルグリット・デュラスの脚本をアンリ・コルピが監督したもので、映画を観るのは今回が初めてだけれど、30年ほど前にデュラスの脚本を読んだことがある。 そのときは、ト書きが少なく、情況がよくわからなかったという苦い想い出がある。 さて、映画…
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『判決、ふたつの希望』 :痛みをもたらした過去も受容するしかない @試写会

ことしの米国アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『判決、ふたつの希望』、ひと足早く、試写会で鑑賞しました。 珍しいレバノン・フランスの合作映画。 レバノンの映画というと、過去には『キャラメル』という美容室を舞台にした映画がありましたが、それ以外では・・・あまり記憶がない。 検索エンジンで「レバノン 映画」と入力してサーチ…
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『万引き家族』 :見えない花火と、蜜柑、ビー玉、雪だるま @ロードショウ・シネコン

ことしのカンヌ映画祭最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』、ロードショウで鑑賞しました。 お気に入り監督のひとりの是枝裕和監督の新作なので、公開前から観ることは決めていました。 今回はキャストもここ何作かと比べると地味なので、公開したら早く観に行かねば!と思っていたところでの受賞。 一気に拡大ロードショウとなったので、他の…
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『ボクの妻と結婚してください。』: まずは夫婦の話し合いからスタートだな @テレビ地上波

2016年11月に劇場公開された『ボクの妻と結婚してください。』、テレビ放映で鑑賞しました。 監督は『阪急電車 片道15分の奇跡』『県庁おもてなし課』の三宅喜重。 吉田羊は好きな女優さんのひとりなのだが、とはいえ、彼女が出演しているからといって劇場へ足を運ぶほどでもありません。 DVDをレンタルしようかと思っていましたが、それ…
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『人生はシネマティック!』 :なんとなくきな臭い世情に、国策映画をつくる話に乗り切れず @DVD・レ

昨秋公開の『人生はシネマティック!』、DVDで鑑賞しました。 原題は「THEIR FINEST」、彼らの最高傑作、といったところでしょうか。 さて、映画。 1940年、第二次世界大戦下の英国ロンドン。 ナチス・ドイツの空爆は激しくなるばかり。 画家の夫をもつカトリン(ジェマ・アータートン)は、ある日、映画脚本の大役に抜…
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『ゆずりは』 :新人葬儀社社員が絡むエピソードが泣かせる @試写会

6月16日から公開の『ゆずりは』、ひと足早く、試写会で鑑賞しました。 主演は、映画初主演の滝川広志。 ものまねのコロッケの本名です。 さて、映画。 葬儀社の営業部長・水島(滝川広志)は、ある日、社長の松波(勝部演之)から、久しぶりに新人を取ることを告げられる。 面接の4人の中から水島が選んだのは、茶髪で、ピアスをした、…
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『イナゴの日』 :冷たく暗いヒューマニズム、虚飾の奥底でうごめく人間たち @DVD

時間をみつけての買い置きDVD鑑賞、今回は『イナゴの日』 。 1975年製作のジョン・シュレシンジャー監督作品。 前置きはなしで、さて、映画。 1938年の米国ハリウッド。 エール大学を卒業したばかりの青年トッド(ウィリアム・アザートン)、映画界の美術畑での成功を夢見て、ハリウッドにやって来た。 間借りしたアパートメン…
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『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』:焉んぞ、権力に与す報道をするや @ロードショウ・シネコン

スティーヴン・スピルバーグ監督作品『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』、ロードショウで鑑賞しました。 『レディ・プレイヤー1』の前に撮った作品ですが、鑑賞順は前後しました。 さて、映画。 1971年の米国。 ベトナム戦争は泥沼化の一途をたどっていたが、米国政府はその正当性・優位性を国民に報じていた。 しかし、政府高…
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『ビューティフル・ボーイ』:性同一性障害を扱った映画の中でも憶えておきたい1本 @DVD

少しばかり時間が出来たので、以前中古で買ったままになっていたDVDでも鑑賞するか・・・と。 映画は『ビューティフル・ボーイ』。 2003年製作のタイ映画。 日本では2005年にロードショウ公開されました。 原題は「BEAUTIFUL BOXER」。 タイの貧しい農家に育ったパリンヤー少年(アッサニー・スワン)。 愛称…
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『ラブレス』:どうにもこうにも、監督が指した暗喩が判らず・・・ @ロードショウ・単館系

ロシアのアンドレイ・ズビャギンツェフ監督最新作『ラブレス』、ロードショウで鑑賞しました。 ズビャギンツェフ監督の作品は2003年の『父、帰る』以降、毎作品日本公開されており、期待半分、裏切られること半分の思いで観に行っているのですが・・・ さて、映画。 ロシアの一流企業で働くボリスには、妻ジェーニャとローティーンの息子アレ…
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『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』:運を活かすには自分が変わらなきゃ、というハナシ @DVD

昨年初秋公開の『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』、DVDで鑑賞しました。 原作は世界的ベストセラーの『ボブという名のストリート・キャット』のノンフィクション。 監督はロジャー・スポティスウッド。 『テラー・トレイン』で監督デビューし、その後『アンダー・ファイア』『影なき男』などの佳作を撮った後、1997年には『007/トゥ…
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『ナミヤ雑貨店の奇蹟』:つくり過ぎなファンタジー、といったところかしらん @DVD・レンタル

昨年(2017年)公開のスマッシュヒットの日本映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、DVDで鑑賞しました。 先に記した『君の膵臓をたべたい』と同じく、昨年公開の日本映画を対象にした第41回日本アカデミー賞の最優秀作品賞候補5本のうちの1本です。 東野圭吾の小説の映画化作品はかなり観ているのですが、この映画はどうも嘘っぽいというか・・・そん…
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『あしたは最高のはじまり』:オマール・シーのキャラクターが活かされた佳作 @DVD・レンタル

昨年秋口にロードショウされた『あしたは最高のはじまり』、DVDで鑑賞しました。 主演は『最強のふたり』のオマール・シー。 もとは2013年に製作された「No se aceptan devoluciones」というメキシコ映画だそうな。 さて、映画。 南フランスの海辺の町で、観光ヨットの雇われ船長としてお気楽に暮らすサミュ…
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『セールスマン』:登場人物たちが監督の掌中で踊らされている・・・ @DVD・レンタル

昨年の米国アカデミー賞外国語映画賞受賞の『セールスマン』、DVDで鑑賞しました。 監督はアスガー・ファルハディ。 2009年の『彼女が消えた浜辺』以降、2011年『別離』、2013年『ある過去の行方』と観てきました。 過去作品と同様、本作でも脚本を書いています。 さて、映画。 中学校で国語を教える教師エマッド(シャハブ…
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『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』:宗教映画として、一本、筋が通ている @DVD・レンタル

昨年秋口にロードショウされた『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』、DVDで鑑賞しました。 原作は全米ベストセラー宗教小説の『神の小屋』。 さて、映画。 米国の田舎町。 妻と三人の子どもと平和に暮らすマック(サム・ワーシントン)。 家族も含めて敬虔なキリスト教徒だが、彼は、まだ13歳だったとき、酒乱の父親を殺してお…
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『アバウト・レイ 16歳の決断』:母マギー、アラフォーの決断 @ロードショウ・シネコン

当初公開予定の2016年から2年遅れてようやく公開の『アバウト・レイ 16歳の決断』、ロードショウで鑑賞しました。 原題は「3 GENERATIONS」。 「三世代」、祖母、母、娘の物語。 さて、映画。 ニューヨークで暮らす16歳のラモーナ(エル・ファニング)。 長年、性同一障害に悩んでおり、自身も周囲も彼女のことを「…
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『スリー・ビルボード』:人間の愚かしささえも認める実直さ @ロードショウ・シネコン

本年度のアカデミー賞有料候補の『スリー・ビルボード』、ロードショウで鑑賞しました。 原題は「THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI」。 「三枚の立て看板、場所はミズーリ州エビング」、米国の田舎町での物語。 さて、映画。 米国中南部ミズーリ州の田舎町エビング。 そこで暮らす中年…
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『ルイの9番目の人生』:『怪物はささやく』に似たテイストの不思議な少年の物語 @ロードショウ・シネコ

2018年、5本目の映画鑑賞は『ルイの9番目の人生』。 あまり意識しなかったけど、地元の映画館でロードショウ作品を観るのは、これが最初でした。 リズ・ジェンセンによる世界的ベストセラー小説『ルイの九番目の命』を、これまでホラー映画を中心に手掛けてきたアレクサンドル・アジャが監督したもの。 さて、映画。 9歳のルイ・ドラッ…
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『gifted/ギフテッド』:法廷闘争が目新しい親子についての映画 @ロードショウ・単館系

2018年2本目の映画は『gifted/ギフテッド』。 昨年11月の公開以来評判を呼んで、年を越しても続映中とのこと。 ならば、この機会に、と思い、大阪の単館系劇場で観ることにしました。 さて、映画。 米国フロリダの小さな町で暮らす7歳の少女メアリー(マッケナ・グレイス)。 一緒に暮らしているのは叔父のフランク(クリス…
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