テーマ:日本映画

『夢と狂気の王国』:ジブリの秘密には迫らないが、悪くないドキュメンタリー @DVD

コロナ禍の影響で、スタジオジブリの旧作アニメーション4本が劇場に登場。 正確には『風の谷のナウシカ』はスタジオジブリではないのだけれど。 そういうわけで(もないが)、宮崎駿監督を中心に撮ったドキュメンタリー映画『夢と狂気の王国』、DVDで鑑賞しました。 さて、映画。 2013年、スタジオジブリは2本の新作アニメーションを…
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『犬鳴村』:「シン・犬神家の一族」とでもいうべき昭和的怪奇映画 @ロードショウ

コロナ禍で休業していた映画館も再開し、その栄えある第一鑑賞に選んだのが、これ『犬鳴村』。 ものすごく観たかった! ということはではないのだけれど、2か月も劇場で鑑賞しておらず、身体慣らしにあまりシリアスなのもどうかしらん、という理由からのチョイス。 さて、映画。 臨床心理士・森田奏(三吉彩花)、彼女の診療を受けている幼い男…
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『駅までの道をおしえて』 :20分ほど詰めれば、小品に仕上がったのに @DVD

昨秋にロードショウされた日本映画『駅までの道をおしえて』 、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 赤い車両の京急鉄道が通る海に程近い町。 両親と暮らす8歳の少女サヤカ(新津ちせ)は、つい先ごろ、愛犬の白い柴犬ルーと死に別れたばかり。 サヤカは生まれつき背中に大きな痣があることから同級生たちから忌避されており…
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『記憶にございません!』 :ギャグにキレもなく・・・ガッカリだわぁ、はぁ。 @DVD

昨年初秋にロードショウされた三谷幸喜監督・脚本映画『記憶にございません!』 、DVDで鑑賞しました。 なかなかのスマッシュヒットだったようで、そこそこ期待。 さて、映画。 病院のベッドの上で目覚めた男(中井貴一)は、一切の記憶を失っていた。 あまりに不安になったため、パジャマ姿のまま病院から抜け出したところ、道行くひとび…
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『アイネクライネナハトムジーク』 :、時間が経って、よかったと思うものが、本当の出逢い・・・ @DVD

昨年初秋にロードショウされた日本映画『アイネクライネナハトムジーク』 、DVDで鑑賞しました。 監督は『愛がなんだ』の今泉力哉、原作は『アヒルと鴨のコインロッカー』などの伊坂幸太郎。 楽しみな顔合わせです。 さて、映画。 東北の中心都市、仙台。 そこそこのイケメンだがなぜか冴えない会社員の佐藤(三浦春馬)。 友人は大…
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『夜は短し歩けよ乙女』 :大林宣彦監督『HOUSE ハウス』に匹敵する強烈さ @DVD

『きみと、波にのれたら』など近年注目株アニメーション監督の湯浅政明の2017年作品『夜は短し歩けよ乙女』 、DVDで鑑賞しました。 先にテレビ放映された際に観た妻から、面白いから是非、と推薦されていた作品です。 さて、映画。 京都の大学に通う黒髪の乙女(花澤香菜)。 先輩女子の結婚式披露宴の後、解放された心で、京都の街で…
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『引っ越し大名!』 :松竹のお家芸が積み重なった変格時代劇の佳作 @DVD

昨年晩夏にロードショウされた星野源主演の『引っ越し大名!』、DVDで鑑賞しました。 星野源といえば「うちで踊ろう」ですね。 踊るまではいきませんが、うちで観ようは実践中。 ま、映画館は全面休館ですから。 さて、映画。 徳川幕府五代将軍綱吉の頃。 越前松平家を祖とする姫路藩主・松平直矩(及川光博)。 この度、豊後の日…
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『最高の人生の見つけ方』 :ひねりの効いた脚本とスター映画の妙 @DVD

昨年秋公開の『最高の人生の見つけ方』、DVDで鑑賞しました。 ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン共演で2007年に製作された同名ハリウッド映画のリメイク。 さて、映画。 70歳の専業主婦の幸枝(吉永小百合)、ステージ4の癌が見つかり入院することに。 ひょんなことで同室となったのが、巨大ホテルチェーンの剛腕女社長の…
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『任侠学園』 :別に学校でなくてもいいようなハナシだね @DVD

昨年秋公開の『任侠学園』、DVDで鑑賞しました。 『空母いぶき』に続いて、西島秀俊主演ですね。 さて、映画。 義理人情に厚く、すぐに厄介ごとを引き受けてしまう弱小ヤクザの阿岐本組。 兄貴筋の組から、出資している経営不振に陥った私立高校の再建を任されてしまう。 ナンバー2の日村(西島秀俊)を理事にして現場を任せるが、文武…
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『空母いぶき』 :望む、『シン・空母いぶき』 @DVD

昨年初夏公開の『空母いぶき』、DVDで鑑賞しました。 公開前には現首相への揶揄かとかなんとか、なにかと話題がありましたが、さて、映画。 そう遠くない未来の12月23日未明。 沖ノ鳥島の西方の日本領の孤島に国籍不明の武装集団が上陸する。 海上自衛隊は訓練航海中の第5護衛隊群に直ちに海上警備行動の出動を命じる。 が、ほどな…
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『劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD』 :マイブームは過ぎていた @DVD

昨年夏公開の日本映画『劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD』、DVDで鑑賞しました。 不動産会社を舞台にしたゲイ・ラブコメのテレビシリーズは、放送後にDVDで全話鑑賞しています。 さて、映画。 永遠の愛を誓った春田(田中圭)と牧(林遣都)。 その後、春田は上海・香港へ転勤。 もとの営業所へ戻って来た春田だっ…
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『最初の晩餐』 :家族とは、理解しようとすることをあきらめないこと @DVD

昨年秋公開の日本映画『最初の晩餐』、DVDで鑑賞しました。 染谷将太をはじめ戸田恵梨香、斉藤由貴、永瀬正敏、窪塚洋介という出演陣に惹かれた次第。 さて、映画。 駆け出しカメラマンの東麟太郎(染谷将太)は、父(永瀬正敏)の葬儀のために久々に実家に戻ってきた。 故郷は山深い土地、実家の古家もなかなか大きく、通夜も葬儀も家で行…
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『ブルーアワーにぶっ飛ばす』 :ルーツである故郷を肯定できないと、自分自身も肯定できない @DVD

昨年秋公開の日本映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』、DVDで鑑賞しました。 ここのところ活躍目覚ましい夏帆と『新聞記者』のシム・ウンギョンが共演の映画です。 さて、映画。 東京でCMディレクターをしている30歳の夕佳(夏帆)。 仕事もあり、順調のようにみえるが、実際のところは荒みまくり。 そんなある日、病気の祖母を見舞う…
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『嵐電』 :「狐が車掌の路面電車」が本当に現れそう @DVD

昨年初夏公開の日本映画『嵐電』、DVDで鑑賞しました。 監督は『ゲゲゲの女房』の鈴木卓爾。 キネマ旬報選出のベストテン入り作品です。 さて、映画。 京福電気鉄道嵐山線、通称「嵐電(らんでん)」。 嵐電にまつわる不思議な話を集めて作品しようとしている、鎌倉から来たノンフィクションライター(井浦新)。 8ミリカメラで嵐電…
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『宮本から君へ』 :これで留飲を下げなきゃいけない世の中はつらいよ @DVD

昨年秋公開の日本映画『宮本から君へ』、DVDで鑑賞しました。 先輩女性映画ファンからの推薦もあり、キネマ旬報ベストテンの上位選出でもあるので、期にはなっていたものの、別の意味で気にしてパスしていた作品でした。 さて、映画。 中規模会社の営業マン、宮本浩(池松壮亮)。 ま、不器用な男。 あるとき、先輩社員の仕事仲間の女性…
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『Red』 2020年・日本映画 :難点はあるが、グズグズな恋愛描写は◎ @ロードショウ

『幼な子われらに生まれ』で一皮むけた感のある三島有紀子監督『Red』、ロードショウで鑑賞しました。 原作は、『ナラタージュ』が映画化されてもいる島本理生の同名小説ですが、未読です。 さて、映画。 商社マンの夫と幼稚園に通う娘、そして実業家である夫の両親とともに東京の郊外・国立の邸宅で専業主婦の塔子(夏帆)。 経済的にも恵…
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『プロメア』 :日本の伝統文化と新文化が融合された新時代のジャパニメーション @DVD

昨年初夏からロングラン上映され、いまも4DXで上映中のアニメ『プロメア』、DVDで鑑賞しました。 脚本は劇団☆新感線など舞台脚本出身の中島かずき。 さて、映画。 近未来の地球。 突然変異で誕生した炎を吹き出す人々。 彼らにより全世界の半分が焼失、それから30年。 炎を操れるようになった人々は「バーニッシュ」と呼ばれ、…
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『僕はイエス様が嫌い』 :シンプルな物語を繊細な演出で魅せる青春前映画 @DVD

昨年初夏に公開された日本映画『僕はイエス様が嫌い』、DVDで鑑賞しました。 海外の映画祭で高評価を得たというインディーズ作品です。 さて、映画。 東京から雪深い地方に引っ越してきた小学5年生の男児・由来(佐藤結良)。 契機は祖父が他界したこと。 転校先はミッション系の小学校。 毎日、礼拝の時間がある。 なかなかそん…
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『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』 :これは舞台の方がぜったい面白いよなぁ(たぶん) @ロードショウ

太宰治の同名の遺作(未完)を基にした舞台劇の映画化『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』、ロードショウで鑑賞しました。 太宰って・・・あまり好きじゃあないんだけれど、主役ふたりの顔合わせが面白そうってわけで。 さて、映画。 戦後しばらくしてからの日本。 そこかしこに闇市が立ち並んでいる。 文芸誌編集長の田島周二(大泉洋…
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『影裏』 :愛したひとが別の面を持っていても愛せるかどうか @ロードショウ

沼田真佑の芥川賞受賞作映画化した『影裏』、ロードショウで鑑賞しました。 原作は未読ながら、主役ふたりの顔合わせが楽しみ。 さて、映画。 岩手県・盛岡に転勤してきた今野秋一(綾野剛)。 勤務先は薬品卸会社の東北支社。 慣れない土地で心細さを感じていた今野は、ある日、ふとしたことから別部署で働く同い年の日浅典博(松田龍平)…
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『きみと、波にのれたら』 :高畑勲作品へのオマージュか、それとも90年代へのオマージュか @DVD

昨初夏公開の湯浅政明監督のアニメ作品『きみと、波にのれたら』、DVDで鑑賞しました。 前作の『夜明け告げるルーのうた』が快作だったので、本作にも期待。 さて、映画。 サーフィンが大好きな大学生のひな子(vc 川栄李奈)。 引っ越した先で突然家事に巻き込まれてしまう。 それは、廃ビルでの無軌道青年たちによる無許可の花火の…
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『Fukushima 50』 :やはり「必見」といえる映画だと思う @試写会

東日本大震災の津波被害にあった福島第一原発のそのときを映画化した『Fukushima 50』、ひと足早く試写会で鑑賞しました。 タイトルは「フクシマ フィフティ」と読みます。 さて、映画。 2011年3月11日14時46分、最大震度7という巨大地震が発生。 のみならず、想定外の大津波が福島第一原子力発電所を襲う。 浸水…
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『火口のふたり』 :性事と政治と喪われた青春についてのエロコメディ @DVD

荒井晴彦脚本・監督の『火口のふたり』、DVDで鑑賞しました。 先ごろ発表されたキネマ旬報ベストテンの日本映画の第1位選出ですね。 さて、映画。 東京でひとり無職で暮らす30代半ばの賢治(柄本佑)。 従妹の、秋田で暮らす30歳前後の直子(瀧内公美)の結婚式があるから帰省を、と父親からの連絡を受けた。 母が亡くなり、父親は…
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『ロマンスドール』 :美しい夫婦愛の物語を期待すると・・・ @ロードショウ

タナダユキ監督最新作『ロマンスドール』、ロードショウで鑑賞しました。 タナダ作品、映画では『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』『四十九日のレシピ』『ロマンス』『お父さんと伊藤さん』と観てきました。 どれも、すこし気になる、すこし面白い、すこし可笑しい・・・といったところ。 つまり、傑作ではないけれども、個人的には気にな…
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『夜明け告げるルーのうた』: 湯浅政明監督のアニメ魂 @DVD・レンタル

新海誠作品に続いて鑑賞したのは湯浅政明監督の『夜明け告げるルーのうた』、2017製作の作品です。 鬼才と冠されることもある同監督の作品を観るのは、これがはじめて。 さて、映画。 人魚の言い伝えが残る寂れた漁港の町、日無町。 海岸際には舟屋が立ち並んでいる。 海に突き出した御陰岩という岬によって、内海は穏やかで、漁は内海…
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『ほしのこえ』『言の葉の庭』ほか: 新海誠監督の「雨」と「届かぬ想い」 @DVD・レンタル

新海誠監督の中編アニメをDVDで鑑賞。 『ラストレター』の謳い文句に「岩井俊二監督ほどロマンチックな監督は、ぼくは知らない-新海誠」とあったことから、つながり鑑賞とでも言いましょうか。 まずは 『ほしのこえ』 2002年製作の25分の作品。新海監督がPC1台で製作した自主製作作品。 2047年、異生命体・タルシアン攻…
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『ラストレター』: 追記レビュー  @ロードショウ・シネコン

岩井俊二監督の新作『ラストレター』、先にレビューアップしていますが、書き足りないことがあるので、追記です。 この映画では、ロマンティシズムの奥底にある「うしろめたさ」を強く感じたわけですが、それ以外にも印象的なところがありました。 それは、死者に対する想い。 「私たちが想い続けている間は、美咲は生きているんでしょうね」…
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『ラストレター』:ロマンティシズムの奥底に横たわる「うしろめたさ」 @ロードショウ・シネコン

岩井俊二監督の新作『ラストレター』、ロードショウで鑑賞しました。 岩井監督作品って、そういえば『Love Letter』と『スワロウテイル』ぐらいしか観ていません。 珠玉のラブストーリー・・・というのが謳い文句ですが。 さて、映画。 40代半ばの主婦・裕里(松たか子)。 姉の未咲の葬儀のあと、彼女の娘・鮎美(広瀬すず)…
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『今日もどこかで馬は生まれる』:名前のある馬たちに対する責任とは @ロードショウ・単館系

昨年末から上映が開始されたドキュメンタリー映画『今日もどこかで馬は生まれる』、ロードショウで鑑賞しました。 定員100名に満たない小さな劇場で、朝1回だけの上映。 三連休を利用して出かけましたが、開場早々満席になりました。 早めに着いたので、ちょっと辺りをぶらぶら・・・と思ったのですが、止めてよかった。 さて、映画。 …
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『相棒シリーズ X DAY』:財政破綻、ありやなしや @テレビ・地上波

正月気分も抜けそうで抜けないときにテレビで放送されていた『相棒シリーズ X DAY』、劇場でも観たのですが、他に観るものもなし・・・ということでの鑑賞です(劇場鑑賞時のレビューはコチラ)。 さて、映画。 日本が財政破綻をした場合の金融封鎖にかかわるシミュレーションデータだったが原因だった殺人事件・・・ というのが大筋。…
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