テーマ:日本映画

『鳩の撃退法』:鳩は三羽。三千羽は鳳凰 @DVD

昨年8月公開の日本映画『鳩の撃退法』、DVDで鑑賞しました。 原作は佐藤正午の同名小説(未読)。 佐藤正午の映画化作品といえば『永遠の1/2』『リボルバー』『ジャンプ』と、エンタテインメント作品から一歩引いた中間小説的な味わいが魅力。 さて、映画。 富山の小さな街でドライバーとして暮らす直木賞作家の津田伸一(藤原竜也)。…
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『羅生門』:変容する真実 @TOKYO MX

黒澤明監督の1950年作品『羅生門』、TOKYO MXで放送されていたので、オンエア鑑賞しました。 これで3度目の鑑賞になるのだけれど、前回鑑賞は80年代前半。 おおよそ40年ぶりということになりますか。 さて、映画。 戦乱の平安の世、京の外れの鬼が棲むといわれる羅生門。 土砂降りの雨宿りをする杣売(志村喬)と旅法師(…
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『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』:老老介護から一変・・・ @ロードショウ

ドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』、ロードショウで鑑賞しました。 信友直子監督が自身の両親を撮った『ぼけますから、よろしくお願いします』の続編的作品です。 昨年、短縮版的作品がテレビ放映されており鑑賞しているので、前作以降どのようになったのは知っている上での鑑賞です。 さて、映画…
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『街の上で』:人間関係は不定形多角形 @DVD

昨年4月に公開された今泉力哉監督作品『街の上で』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 下北沢の古着屋で働く荒川青(あお。若葉竜也)。 仕事が終われば、ぶらりとライブや飲み屋や古本屋に行ったりという毎日。 というのも、先ごろ、恋人の雪(ゆき。穂志もえか)に浮気された上にフラれたからだが、まぁ、付き合っている…
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『とんび』:ザ・昭和のオヤジ @試写会

4月8日から公開の日本映画『とんび』、ひと足早く試写会で鑑賞しました。 原作は重松清の同名小説で、先に2度、テレビドラマ化。 小説未読、ドラマ未見での鑑賞です。 さて、映画。 終戦から十数年経ち、日本が活気づいていた昭和37年。 瀬戸内海に面した備後市の運送会社で働くヤス(阿部寛)。 幼いころに両親と離別したヤスと、…
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『アジアの天使』:宙ぶらりんながらいつも前向き、ある種の居心地の良さを感じます @DVD

昨年7月に公開された石井裕也監督作品『アジアの天使』、DVDで鑑賞しました。 昨年の石井裕也監督作品といえば『茜色に焼かれる』もあり、ここのところ精力的な活動が目立ちますね。 さて、映画。 妻を病気で亡くした青木剛(池松壮亮)は、韓国ソウルで事業を営んでいるという兄・透(オダギリジョー)を頼って、8歳の息子・学とともに渡韓…
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『静かなるドン』:香川照之が初々しい @BS12

1991年製作のオリジナルビデオ作品『静かなるドン』、BS12の放送で鑑賞しました。 90年代には多くのオリジナルビデオ作品が作られましたが、これはヒットしたので、その後、シリーズ化されていますね。 とはいえ、今回が初めての鑑賞。 なお、夕ご飯の準備・食事などしながらのながら鑑賞なので、観る方としては真剣味が足りません。 さ…
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『柳生一族の陰謀』:ダイナミックな超娯楽時代劇巨編 @東映70周年特集上映

1978年公開の日本映画『柳生一族の陰謀』、東映70周年特集上映で劇場鑑賞しました。 といってもすでに鑑賞してからひと月以上経過しています。 他のレビューをアップしていて、置き去りになった感じです。 だからといって、面白くなかったわけではありません。 さて、映画。 徳川二代将軍秀忠が江戸城が急死。 不自然な死は謀殺の…
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『ちょっと思い出しただけ』:誕生日という特別な一日も普通の生活が続いている @ロードショウ

2月11日から公開中の映画『ちょっと思い出しただけ』、ロードショウで鑑賞しました。 今回も前置きなしで、早速、映画。 2021年7月26日。 タクシードライバーの野原葉(伊藤沙莉)は、お客を一人乗せて、夜の街を走っていた。 客が「トイレに行きたい」というので、公共ホールの前で停めて、客が用を足す間、ホールの中へ入っていっ…
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『鹿の王 ユナと約束の旅』:続きを期待したいところだけれど、原作や如何に @ロードショウ

2月4日から公開中のアニメ『鹿の王 ユナと約束の旅』、ロードショウで鑑賞しました。 今回も前置きなしで、早速、映画。 いつの時代か定かでない時代の物語。 強大な力を持つツオル帝国は隣国を順に支配し、アカファ王国でもその危機が来た。 アカファの国王はツオルに恭順の意を示していたが、帝国は、かつて国民の多くが罹患し、国難とな…
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『牛首村』:生首村の誤植ではなかった @ロードショウ

東映が手掛ける「恐怖の村」シリーズ第3弾『牛首村』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、早速、映画。 都内に暮らす女子高生の雨宮奏音(かのん。Koki,)。 あるとき、クラスメイトの漣(れん。萩原利久)から、ある心霊動画に出ていた女子高生が瓜二つであることを知らされる。 しかも、動画の女子高生は行方不明であり、動…
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『大怪獣のあとしまつ』:死んだ怪獣=シン・大怪獣? @ロードショウ

酷評が聞こえる東映=松竹初配給映画『大怪獣のあとしまつ』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、早速、映画。 日本を恐怖とと絶望をもたらした大怪獣が突如死亡。 死体は利根川下流域、千葉県と茨城県の県境あたりの横たわった。 政府は早速、周辺環境に及ぼす影響調査を行うとともに、その後始末をどうするかの論議に入った・・・…
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『映画大好きポンポさん』:最近の映画、長すぎるよね @DVD

昨年6月公開のアニメ映画『映画大好きポンポさん』、DVDで鑑賞しました。 けっこう評判が良かったですね。 アニメで、映画製作を描くのは珍しいです。 さて、映画。 映画の都ニャリウッドで、製作補として働く青年ジーン。 付いているのは、若き敏腕女性プロデューサーのポンポさん。 ポンポさんは、名プロデューサーの孫娘で、基本…
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『香川1区』:観客も選挙戦に巻き込まれていく @拡大公開ロードショウ

昨年12月に緊急先行公開されたドキュメンタリー映画『香川1区』、拡大公開された劇場で鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 衆議院議員・小川淳也氏の32歳初出馬からの17年間を追った『なぜ君は総理大臣になれないのか』。 監督の大島新は、その後も小川の取材を続けていた。 近づく、2021年秋の衆議院議員総選挙。 それ…
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『犬部!』:一本気で直情的な主人公がどうも・・・ @DVD

昨年7月公開の日本映画『犬部!』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 青森県十和田の獣医学部。 学生の花井颯太(林遣都)は、解剖で生きた犬を使うことに反対、学長と対立するが、彼の熱意に折れ、他の臨床でのレポート提出での単位取得を認めた。 花井の信条は「一匹の犬も殺さない」。 これに賛同した同級生同級生・…
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『461個のおべんとう』:461個の約束 @DVD

2020年11月公開の日本映画『461個のおべんとう』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 ミュージシャンの鈴本一樹(井ノ原快彦)、長年連れ添った妻と別れることとなり、一人息子の虹輝(道枝駿佑)の引き取り先は、息子自身に選ばせることにした。 息子は父・一樹を選択。 しかし、多感な年ごろの息子は離婚の影響を…
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『奥様は、取り扱い注意』:テレビドラマの延長戦で緩くてタルイなぁ @DVD

昨年3月公開の日本映画『奥様は、取り扱い注意』、DVDで鑑賞しました。 知らなかったけれど、テレビドラマの劇場版なんですね。 さて、映画。 日本の端っこにある珠海市。 ここでは、新エネルギー源の発掘を巡っての対立が繰り広げられていた。 公安警察の伊佐山(西島秀俊)は桜井と名を変え、教師としてこの地に赴任してきた。 調…
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『偶然と想像』:短編も上手い、長編の名手・濱口竜介監督 @ロードショウ

2022年最初の劇場鑑賞は、濱口竜介監督『偶然と想像』。 都内ではBunkamuraル・シネマのみでのロードショウで、2スクリーンでの上映です。 昨年『ドライブ・マイ・カー』で瞠目させられた同監督、3時間になろうかという前作と打って変わって、今回は短編集。 監督にはそれぞれベストな尺があると思っているので、この変化に一抹の不安…
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『十三人の刺客』(1963年製作):時代劇の形を借りた「戦争映画」だった @東映70周年特集上映

1963年公開の日本映画『十三人の刺客』、東映70周年特集上映で劇場鑑賞しました。 ことし最後の劇場鑑賞。 「集団時代劇」の代名詞のような作品で、2010年に再映画化されていますが、どちらも未見。 監督は工藤栄一、脚本は池上金男(池宮彰一郎)。 さて、映画。 長く続く徳川の世の弘化元(1845)年九月、老中・土井大炊頭…
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2021年 外国映画/日本映画 ベストテン

コロナカ2年目の2021年も残すところ、あと僅か。1年を振り返る恒例企画、外国映画/日本映画のベストテン選出です。 対象作品は2020年12月1日~2021年11月30日に劇場公開された作品です。 鑑賞形式は、劇場鑑賞/DVD鑑賞のいずれでもOKとしています。 【外国映画】 1 ノマドランド 2 アメリカン・ユートピア …
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『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』:今更ながら・・・と思いながらも、観て良かった1本 @東映70周年特集上映

1950年公開の日本映画『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』、東映70周年特集上映で劇場鑑賞しました。 後の1995年に『きけ、わだつみの声 Last Friends』として再映画化されていますが、どちらも未見。 東映OB会選出ベストテン作品の1本ということもあり、この機会にと。 さて、映画。 太平洋戦争末期のビル…
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『鬼龍院花子の生涯』:鬼龍院政五郎の半生 @東映70周年特集上映

1982年公開の日本映画『鬼龍院花子の生涯』、東映70周年特集上映で劇場鑑賞しました。 「なめたらいかんぜよ」のセリフが有名。 大ヒットしましたが、観ていなかったので、この機会にと。 さて、映画。 昭和15年、大阪のうらぶれた遊郭でひとりの女性が死んだ。 その女性の行方を捜していた、こざっぱりとした婦人が死んだ女性の名…
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『竜二』:ヤクザは、死ぬまでヤクザだ・・・竜二の、諦念に近い自覚 @DVD

1983年公開の日本映画『竜二』、DVDで鑑賞しました。 公開翌年の夏に2本立て映画館で観ているので、30年ぶりの再鑑賞です。 ことしは年頭に『ヤクザと家族 The Family』『すばらしき世界』の2本があり、鑑賞後、すぐ頭に浮かんだのが本作でした。 DVDを置いているレンタルショップがないなぁと諦めていたら、灯台下暗し、今…
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『緋牡丹博徒 お竜参上』:ぞろっぺえな脚本と張り詰めた演出のアクション映画 @東映70周年特集上映

1970年製作の加藤泰監督・東映映画『緋牡丹博徒 お竜参上』、東映70周年特集上映で劇場鑑賞しました。 『博奕打ち 総長賭博』のときにも書きましたが、東映の任侠映画・ヤクザ映画はほとんど観ていません。 この映画も以前所属していた映画サークルで、先輩諸氏から「良いわよぇ」と聞いていた作品です。 さて、映画。 九州人吉・矢野…
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『博奕打ち 総長賭博』:崇高な理念が地に堕ちていこうとする時代の象徴 @東映70周年特集上映

1968年製作の山下耕作監督・東映映画『博奕打ち 総長賭博』、東映70周年特集上映で劇場鑑賞しました。 はじめにお断りしておくと、東映の任侠映画・ヤクザ映画はほとんど観ていません。 この映画は以前所属していた映画サークルで、先輩諸氏から「良いわよぇ」と聞いていた作品です。 さて、映画。 昭和九年、東京江東地区に縄張りを持…
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『劇場版 きのう何食べた?』:日常のちいさな幸せは大きな幸せ @ロードショウ

西島秀俊、内野聖陽主演の『劇場版 きのう何食べた?』、ロードショウで鑑賞しました。 テレビシリーズのファンで、前回のお正月スペシャルではちょこっとエキストラ出演しました。 それにしても、劇場映画になるとは思わなかったなぁ。 いまでは、西島秀俊といえばシロさん、内野聖陽といえばケンジですね。 さて、映画。 いっしょに暮ら…
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『老後の資金がありません!』:『男はつらいよ』『東京物語』の幻ちらつく面白さ @ロードショウ

天海祐希主演の東映配給作品『老後の資金がありません!』、ロードショウで鑑賞しました。 『総理の夫』に続いて公開されている東映配給のコメディです。 旗艦館で平日の夕方前の回に鑑賞しましたが、そこそこの入り。 シネコンの中規模スクリーンなら、半分ぐらいは埋まっているぐらいの入り。 中程度のヒットといったところですね。 さて、映…
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『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』:終活からは離れているけれど、拾い物の一編 @DVD

ことし5月に公開された『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』、DVDで鑑賞しました。 シュウカツといえば、就活か、終活か。 人それぞれに時期があるものです。 さて、映画。 葬儀社へ転職した青年・菅野(水野勝)。 葬儀だけでは厳しいようで、生前から、あの手この手と老境の人々とのパイプをつくっていくことが重要、と先輩の…
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『大コメ騒動』:富山県民の真面目な人柄が出た映画ですね @DVD

ことし1月に公開された『大コメ騒動』、DVDで鑑賞しました。 大正7年に富山県の漁師町から広まった米騒動をモチーフにしたドラマ。 富山県の肝入りでつくられた映画ですね。 さて、映画。 大正7年に富山県のある漁師町。 夏場の不漁の時期、亭主たちは東北や北海道の漁場に出稼ぎに行き、女房たちは米俵を船に積む沖仲仕の仕事をして…
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『バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら』:脇役になったら、友だち100人できるかな @DVD

ことし4月に公開された『バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら』、DVDで鑑賞しました。 テレビシリーズの映画化だけれども、テレビ版は観ていません。 さて、映画。 富士山麓にある撮影所「バイプレウッド」、都内の撮影所がいっぱいのときに使われるセカンドスタジオ的位置づけだけれど、なぜかいつも混んでいる。 …
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