テーマ:80年代

『アングスト/不安』:トラウマ必至のリアルサイコパス映画 @名画座

名画座2本立て、レヴュー2作目は『アングスト/不安』。 1983年製作のオーストリア映画ですが、公開は今夏7月。 かつて『鮮血と絶叫のメロディ/引き裂かれた夜』というタイトルでビデオ化されているようですが、記憶にありません。 さて、映画。 殺人事件で10年服役した男(アーウィン・レダー)。 彼は私生児として祖母に育てら…
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『ポゼッション』:巻頭から演出が破綻している問題作 @名画座

久しぶりに名画座2本立てを鑑賞しました。 映画は『アングスト/不安』『ポゼッション』。 コロナ禍でストレスや不安が高まっている中に、この2本立てを観るわたしは・・・うーむ。 とはいえ、劇場内は6割以上の入り。 これまた、うーむ。 ストレスと不安の極致なのだろうかしらん? まずは後に観た『ポゼッション』から。 外務省…
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『動乱』4Kデジタルリマスター版:東映映画の転換点の1本 @再上映

1980年製作の東映映画『動乱』4Kデジタルリマスター版、映画館での1週間限定公開で鑑賞しました。 ことしのコロナ禍の中、東映も上映作品が窮乏しているようで、過去作品のデジタルリマスター版が幾作品か登場しました。 本作品は、高倉健と吉永小百合の初顔合わせ、かつ岡田裕介の初プロデュース作品で、その後の東映作品に影響を与えたものと思…
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ミス・マープル『バートラム・ホテルにて』『スリーピング・マーダー』@DVD

1980年代半ば~90年代はじめに製作されたジョーン・ヒクソンによる「ミス・マープル」シリーズを順に観ていますが、今回は2本。 これで終了です。 まずは『バートラム・ホテルにて』。 原作ではシリーズ10作目。ドラマ制作では7作目にあたります。 甥レイモンドの計らいで、ロンドンの格式あるバートラムホテルに滞在することになっ…
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ミス・マープル『パディントン発4時50分』『鏡は横にひび割れて』『カリブ海の秘密』@DVD

1980年代半ば~90年代はじめに製作されたジョーン・ヒクソンによる「ミス・マープル」シリーズを順に観ていますが、今回は3本まとめてレビューです。 まずは『パディントン発4時50分』。 原作ではシリーズ7作目。ドラマ制作では8作目にあたります。 マープルの旧友マクギリカティ婦人がパディントン発4時50分の急行列車に乗り…
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ミス・マープル『動く指』『予告殺人』『魔術の殺人』『ポケットにライ麦を』@DVD

1980年代半ば~90年代はじめに製作されたジョーン・ヒクソンによる「ミス・マープル」シリーズを順に観ていますが、今回は4本まとめてレビューです。 まずは『動く指』。 原作ではシリーズ3作目。ドラマ制作では10作目にあたります。 英国の田舎町リムストンに、差出人不明の怪文書が出回っていた。 文書の内容は、いずれも不道…
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『二百三高地』:勝ち戦を題材にしての堂々たる反戦映画 @劇場再上映

東映本社のビル1階及び地下の封切り劇場では、コロナ禍で封切り作品を延期している影響で、旧作のデジタル上映が行われています。 ひと月ほど前に、今村昌平監督の『楢山節考』に鑑賞しましたが、今回は『二百三高地』、1980年製作の3時間を超える大作です。 公開当時、コテコテの軍国主義映画との批判があったと記憶していますが・・・ さて、…
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『ミス・マープル 書斎の死体』『牧師館の殺人』:原作シリーズでの初期2作品です @DVD

1980年代に製作されたジョーン・ヒクソン版の『ミス・マープル』シリーズ。 先に『復讐の女神』について書きましたが、今回は2本。 まずは『書斎の死体』。 ある朝、セント・メアリー・ミードに暮らす退役軍人のバントリー大佐夫妻屋敷の書斎に見知らぬの女性の死体が発見される。 バントリー夫人は、友人のミス・マープルに電話をか…
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『ミス・マープル 復讐の女神』:マープルの鉄槌から真実は逃れられない @DVD

デイヴィッド・スーシェによる「名探偵ポワロ」シリーズは全編観たのでは、同じアガサ・クリスティが生み出したもうひとりの名探偵「ミス・マープル」シリーズに挑戦。 とはいうものの、テレビシリーズでも、ミス・マープルはジョーン・ヒクソン、ジェラルディン・マキューアン、ジュリア・マッケンジーと3人の俳優が演じています。 その他に単発でヘレ…
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『楢山節考』今村昌平監督作品:性=生→死、そしてまた生 @再上映

コロナ禍で新作映画の供給が停まったことで、『風の谷のナウシカ』などの旧作もシネコンで上映されるようになりました。 多くの劇場では、その他に『アベンジャーズ』シリーズのような大手資本の映画を上映していましたが、さすがは東映、独自路線です。 T-joyのようなシネコンでも『COLD WAR』などのミニシアター系作品を上映していました…
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『風の谷のナウシカ』:日本アニメーション史上のエポックメイキング @リバイバル

コロナ禍で映画館が休業していた影響で、シネコンに供給される新作映画が激減。 マーヴェルの『アベンジャーズ』シリーズなどが再上映されていましたが、6月末からはジブリ関連の4作品がリバイバル上映。 この中で、1984年に製作された『風の谷のナウシカ』を劇場で鑑賞しました。 劇場で観るのは、初公開時に名画座(二番館)で観て以来・・・…
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『山の焚火』 (1985) :現代における、人類創世記の神話のような物語 @リバイバル

フレディ・M・ムーラー監督の1985年作品『山の焚火』、リバイバル上映で鑑賞しました。 今回のリバイバルは、1974年の『我ら山人たち 我々山国の人間が山間に住むのは、我々のせいではない』、1990年の『緑の山』の2本のドキュメンタリー映画とともに「マウンテン・トリロジー」と銘打っての特集上映です。 なお、2本のドキュメンタリー…
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『死霊のえじき』 :三部作でも、これはちょっと・・・ @DVD

先日観た『ゾンビ ディレクターズ・カット版』に続いて、ジョージ・A・ロメロ監督のリビングデッド初期三部作の最終編『死霊のえじき』をDVDで鑑賞しました。 初公開の時にも観ているので、これが二度目です。 さて、映画。 甦った死者たちが溢れかえった米国。 わずかに生き残った人々は、米軍の小さな基地シェルターで暮らしていた。 …
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『シャイニング』:キューブリックが「シャイニング」を映画化した理由(ちょっとした考察) @DVD・レンタル

1980年のスタンリー・キューブリック監督作品『シャイニング』、DVDで鑑賞しました。 まもなく続編の『ドクター・スリープ』が公開されるので、その予習も兼ねての復習鑑賞です。 原作も2回読み、映画はこれで3回目。 とはいえ、鑑賞するのは38年ぶりなので、細部は結構忘れています。 さて、映画。 米国コロラドの山中にそびえ…
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『家族』『遙かなる山の呼び声』:山田洋次監督=倍賞千恵子主演の「民子」三部作2本 @蒲田映画祭

蒲田映画祭から、もう2本。 今年のゲスト、倍賞千恵子主演の2作品です。 監督はいずれも山田洋次。 もう70本近くコンビを組んでいるらしく、ギネス記録ものだ。 さて、映画。 1本目は1970年製作の『家族』。 山田洋次監督=倍賞千恵子主演の「民子」三部作の1作目だそうな(これは、知らなかった)。 長崎の離島から一家五…
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『東京裁判』:戦後70年以上経た現在・・・ @ロードショウ・単館系

小林正樹監督の1983年作品『東京裁判』、リバイバルロードショウで鑑賞しました。 4時間を超えるドキュメンタリー映画。 初公開時にも観ているのですが、なにせまだ10代。 当時、「激動の昭和史」と冠タイトルがついていたその昭和史については、教科書の中に登場する主だった事件の名前を知っている程度で、背景などはほとんど知りませんでし…
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『天空の城ラピュタ』:宮崎監督の二律背反的テーマを抱えたの原点かも @テレビ放映

8月29日放映の『天空の城ラピュタ』、オンエアで鑑賞しました。 この作品、初公開時に劇場で観ているのですが、その後、全編通して観たことがありません。 テレビでの放映も十数回目なのですが、「あ、やってるな」的で、ちら観程度でした。 このレビューで、そこいらあたりが解決できればいいのですが。 さて、映画。 少女シータは謎の…
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『JAWS/ジョーズ』『E.T.』:スピルバーグがエンタテインメント監督だった頃 @名画座2本立て

久しぶりの名画座2本立て鑑賞は、スティーヴン・スピルバーグ監督2本立て。 まずは、『JAWS/ジョーズ』。 米国の離島アミティ・アイランド。 夏は、海水浴客によるかき入れ時。 独立記念日の海開きを前に、海水浴場でサメによる被害者が出た。 市長(マーレイ・ハミルトン)は、「船のスクリューによるものだ」として処理しようとし…
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『ザ・バニシング 消失』:純正サイコパス映画とはこうういうもの @ロードショウ・単館系

ことし四月にロードショウ公開された80年代映画『ザ・バニシング 消失』、観れないかもと思っていましたが、意外にも、近くの映画館までやってきました。 1週間だけの上映なので、とにかく足を運びました。 さて、映画。 オランダから自動車でフランスに来たレックス(ジーン・ベルヴォーツ)とサスキア(ヨハンナ・テア・ステーゲ)のカップ…
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『男たちの挽歌 II 』 英雄本色II:ご都合主義が勝ちすぎ で醒め醒め @DVD

ジョン・ウー監督『男たちの挽歌』の続編『男たちの挽歌 II 』、買い置きDVDで鑑賞しました。 前作と同じく香港盤での鑑賞です。 以前観たように思っていましたが、これはどうも観ていないようで・・・ さて、映画。 前作の最後で警察に自首したホー(ティ・ロン)。 服役中のさ中、警察からある取引を求められる。 それは、かつ…
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『デストラップ 死の罠』:面白い舞台劇を映画でみせてあげようという試み @DVD

シドニー・ルメット監督の1982年製作『デストラップ 死の罠』、DVDで鑑賞しました。 初公開時にも観ているのですが、以前購入したDVDでの鑑賞です。 さて、映画。 ミステリ専門の劇作家シドニー・ブリュール(マイケル・ケイン)の新作舞台は酷評の嵐。 かつてヒット作は出したが、その後はダメダメ作品連発のシドニーは、いまは妻…
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『男たちの挽歌』 英雄本色 :まだ白い鳩は飛んでいないジョン・ウー演出 @DVD

ジョン・ウー監督の1986年作品『男たちの挽歌』、買い置きDVDで鑑賞しました。 日本公開は1987年。 ロードショウ時にも観ているのですが、かなり以前、中古店に並んでいた香港盤を安価で購入していたものです。 香港盤ですが、日本語字幕もあるので、鑑賞には差支えがありませんでした。 さて、映画。 ホー(ティ・ロン)とキッ…
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『死者からの手紙』:荒廃した世界の描写など目を見張るものはあるが・・・ @特集上映

川崎市市民ミュージアムで鑑賞したソ連SF映画の2本目は、コンスタンチン・ロプチャンスキー監督の『死者からの手紙』。 初めて聞く監督の名前ですが、本作は以前に特集上映で何度か上映されたことがあるようです。 先に観た『ストーカー』はストルガツキー兄弟の原作を基にしていたが、本作は弟のボリス・ストルガツキーが脚本に参加しています。 …
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『グロリア』 ジョン・カサヴェテス監督: ジーナ姐御とニューヨークの魅力 @DVD・レンタル

落穂ひろいDVD鑑賞の谷間、図書館カードの期限が切れていたので、駅近の図書館で更新処理をした際に借りたのが、この作品。 ジョン・カサヴェテス監督の『グロリア』。 最近は、一般映画の貸し出しも公共の図書館でやっているのですねぇ。 貸し出しの際、「破損すると弁償金が高額なので取り扱いに注意してください」とかなりビビらされたのですが…
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『日陽はしづかに発酵し・・・』: 陰鬱な世紀末SF映画(アクションなし) @特集上映

9月後半にはいろいろと映画を観たのだけれど、忘れないうちに書いておかねば・・・という感じでのレビューです。 映画は『日陽はしづかに発酵し・・・』。 ソ連(ロシア)の巨匠アレクサンドル・ソクーロフ 監督の1988年作品。 「巨匠」なのだが、通俗的な作品などまるで撮っておらず、先に観たのは、昭和天皇を描いた『太陽』のみ。 うーむ…
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『ジェシカ/超次元からの侵略』: ウェス・クレイヴン監督の見どころのないTVM @DVD

買い置きDVD鑑賞の3本目です。 タイトルは『ジェシカ/超次元からの侵略』、1984年製作のテレビムーヴィです。 購入動機は、やはり監督。 『エルム街の悪夢』のウェス・クレイヴン。 『エルム街』と同年の製作です。 さて、映画。 米国の小さな街に引っ越してきたマット(ロバート・ユーリック)とパット(ジョアンナ・キャシデ…
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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 :結構、記憶違いをしているところがありました @BS・吹替放送

今週の水曜日にBS放送で『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観ました。 ロードショウの際に観ているけれど、その後は、テレビ放送されているのをチラ見したぐらい。 なので、全編とおして観るのは30数年ぶり。 今回の吹替版は、 マーティ=マイケル・J・フォックス=宮川一朗太、 ドク(ブラウン博士)=クリストファー・ロイド=山寺宏…
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『歌え!ロレッタ 愛のために』 :なんといってもシシー・スペイセクの力演 @買い置きDVD

時間をみつけて観ている買い置きDVD。 おおよそ70~80年代の映画が多いのだけれど、今回鑑賞したのは『歌え!ロレッタ 愛のために』。 1980年製作の米国映画で、その年の米国アカデミー賞主演女優賞を獲得しています。 さて、映画。 1940年代後半の米国ケンタッキー州の炭鉱町。 14歳のロレッタ(シシー・スペイセク)は…
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『ビクター/ビクトリア』 :時代背景を考えるとヒネった設定も納得の音楽喜劇 @DVD

以前購入していた買い置きDVD、時間をみつけて観ていかないと・・・ ということで、今回鑑賞したのは『ビクター/ビクトリア』。 1982年製作、ブレイク・エドワーズ製作・監督・脚本、ジュリー・アンドリュース主演のコメディミュージカル。 ミュージカルといってもソング&ダンスは舞台シーンだけなので、ドラマの途中で歌ったりはありません…
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『ブルース・リーの神話』:ブルース・リーの軌跡を知るのに適切な作品 @VHS

かなり前に購入していたVHS『ブルース・リーの神話』、尺も短いので、ちょこっと時間ができたので鑑賞しました。 1984年・香港ゴールデンハーヴェスト社によるドキュメンタリー映画で、1987年の東京国際ファンタスティック映画祭で上映された作品です。 さて、映画。 「何故」という疑問を多く残したまま、突然燃えつきたブルース・リ…
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