テーマ:青春映画

『12か月の未来図』:リアルで軽妙な教育についての映画。日本の未来図かも @DVD・レンタル

ことし4月に岩波ホールで公開された『12か月の未来図』、DVDで鑑賞しました。 岩波ホールで公開された映画が、こんなに早くDVD化されるなんて、驚きの早さです。 さて、映画。 パリの名門高校で教鞭をとっているベテラン教師のフランソワ・フーコー(ドゥニ・ポダリデス)。 教育省の美人官僚の美貌にくらっとしたためか、「教育格差…
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『ホットギミック ガールミーツボーイ』:あなたとわたしの愛言葉=バカ・バカ・バカ @ロードショウ・一般劇場

『溺れるナイフ』の山戸結希監督最新作『ホットギミック ガールミーツボーイ』、ロードショウで鑑賞しました(『溺れるナイフ』は未見ですが)。 6月末から公開なので、ひと月以上、続映しています。 とはいえ、シネコンでは上映もほぼなく、配給の東映直営館で1日2度ほど。 が、この映画、こちらがオジサンだからかもしれないが、出演者も全然知…
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『ワイルドライフ』:時代背景が重要な映画 @ロードショウ・単館系

『リトル・ミス・サンシャイン』などの個性派俳優ポール・ダノの初監督作品『ワイルドライフ』、ロードショウで鑑賞しました。 原作は、ピュリッツァー賞作家リチャード・フォードの同名小説。 ダノとともに共同脚本を務めたゾーイ・カザンは彼のパートナーで、『エデンの東』などの名匠エリア・カザンを祖父に持つという。 さて、映画。 19…
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『Girl/ガール』:ヒリヒリ感と痛烈な痛み・・・ @ロードショウ・単館系

バレリーナを目指すトランスジェンダーの少女を描いた『Girl/ガール』、ロードショウで鑑賞しました。 製作国はベルギー。 ベルギー映画が日本でロードショウされるのは珍しい。 さて、映画。 15歳のララ(ヴィクトール・ポルスター)はバレリーナを目指すトランスジェンダーの少女。 肉体的には男性だが、現在は第二次性徴を停める…
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『ルシアンの青春』:誰もがナチスに反旗を翻していたわけではない、苦い青春譚 @DVD

ルイ・マル監督の1973年作品『ルシアンの青春』、買い置きDVDで鑑賞しました。 ルイ・マル監督といえば、はじめて出逢ったのはモーリス・ロネ主演の『鬼火』。 その後、『プリティ・ベビー』や旧作『死刑台のエレベーター』『地下鉄のザジ』『アラモベイ』などを観、一筋縄でいかない、多彩なフィルモグラフィなのに、どこか近寄りがたい感じがす…
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『荒野にて』 :過酷な米国最下流社会の現実にヒリヒリする @ロードショウ・シネコン

『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督最新作『荒野にて』、ロードショウで鑑賞しました。 原題は「LEAN ON PETE」、直訳すれば「ピートに寄りかかる」ですが、リーンオンピート一語で競走馬の名前です。 さて、映画。 米国北西部のオレゴン州の小さな町。 15歳のチャーリー(チャーリー・プラマー)は父親とふたり暮らし。 …
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『ビューティフル・ボーイ』 (2019) :少年と父親のヒリヒリ・ピリピリ感 @ロードショウ

『君の名前で僕を呼んで』のティモテ・シャラメ主演最新作『ビューティフル・ボーイ』、ロードショウで鑑賞しました。 本題に入る前に・・・ 『ビューティフル・ボーイ』というタイトルでは、2003年製作のタイ映画がありました。 これはトランスジェンダーのキックボクサーの実話でしたね。 さてさて、本題の映画。 2000年代の米国…
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『菊とギロチン』: 大正末期の不穏な時代の物語だが、平成も末期 @ロードショウ・シネコン

落穂ひろいDVD鑑賞のレビューアップをしているうちにレビューを忘れていた作品がありました。 9月に観たので、もう1か月以上の経ってしまいました。 作品は『菊とギロチン』。 『64 ロクヨン』前編・後編などの瀬々敬久監督作品です。 さて、映画。 舞台は大正末期、関東大震災後の日本。 震災後には朝鮮人虐殺事件などもあり、…
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『私の少女時代 Our Times』: 無邪気さが全面に出ている青春映画 @DVD・レンタル

落穂ひろいDVD鑑賞、再開です。 映画は『私の少女時代 Our Times』。 一昨年秋にロードショウされた台湾映画で、2015年の台湾ナンバーワン・ヒット作品だそうな。 さて、映画。 30代半ばのOL林真心<リン・チェンシン>。 一見やり手OLだが、その実、社長にいいように働かされ、部下の若い世代からは、なんだかなぁ…
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『きみの鳥はうたえる』: 青春時代の儚さは現在も変わらないかしらん @ロードショウ・シネコン

北海道・函館を舞台にした男女三人の儚い青春を描いた『きみの鳥はうたえる』、ロードショウで鑑賞しました。 原作は『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』が映画化された佐藤泰志の同名小説。 映画は3本とも観ていますが、小説はいずれも未読・・・ さて、映画。 以前のバイト先で知り合った静雄(染谷将太)と同居生…
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『そして僕は恋をする』: この長さがこの映画の魅力なのかもしれない @特集上映

9月に入ってから、まだ映画館に足を運んでいないのですが、あ、レビューアップしていない作品があることに気づきましたので、慌ててアップします。 とはいえ、レビューアップしなくても困ることなどないのだけれど、それはそれ、性分なので。 で、映画は『そして僕は恋をする』、1996年製作のアルノー・デプレシャン監督作品です。 さて、映画。…
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『君の名前で僕を呼んで』:未成熟な官能が匂いたつ、ひと時の恋愛 @ロードショウ・単館系

この初夏、いちばんの話題作(と思っている)『君の名前で僕を呼んで』、ロードショウで鑑賞しました。 監督は『胸騒ぎのシチリア』『ミラノ、愛に生きる』のルカ・グァダニーノ。 両作品とも未鑑賞なので、本作が初体面。 脚本は『眺めのいい部屋』などの名匠ジェームズ・アイヴォリー。 さて、映画。 1983年の夏、北イタリアの田舎町…
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『君の膵臓をたべたい』:流行りのアニメのような映画だなぁ @DVD・レンタル

昨年(2017年)公開のスマッシュヒットの日本映画『君の膵臓をたべたい』、DVDで鑑賞しました。 昨年公開の日本映画を対象にした第41回日本アカデミー賞の最優秀作品賞候補5本のうちの1本です。 まぁ、ティーンエイジャー主役の日本映画は昔もいまもあまり観ないのですが・・・ さて、映画。 母校の高校で教師をしている僕・志賀春…
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『3月のライオン 前編/後編』:きみは将棋が好きか @DVD・レンタル

ことし前半にロードショウされた映画のDVD鑑賞、さらに続き。 映画は『3月のライオン』、前・後編あわせて276分。 昨年観た『聖の青春』と同じく、将棋の世界に生きる若者の物語です。 さて、映画。 17歳の青年・桐山零(神木隆之介)。 彼は9歳の時に交通事故で両親と妹を亡くし、その直後、父の友人でプロ棋士の幸田(豊川悦司…
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『僕と世界の方程式』:数学を通して、世界を観る @DVD・レンタル

ことし1月にロードショウされた『僕と世界の方程式』、DVDで鑑賞しました。 2014年製作のイギリス映画。 出演者も地味なので輸入されなかったのでしょうが、なかなかの佳作。 さて、映画。 自閉症スペクトラムの少年ネイサン(エイサ・バターフィールド)。 小学生の頃から数学に対する関心が高く、能力も高い。 が、他者とのコ…
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『20センチュリー・ウーマン』:同時代に日本に生まれた男性から観て @ロードショウ・シネコン

『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督最新作『20センチュリー・ウーマン』、ロードショウで鑑賞しました。 原題は「20TH CENTURY WOMEN」で複数形。 20世紀の女性たちの話だけれど、1964年生まれの少年からみた彼女たちの物語。 さて、映画。 1979年の米国サンタバーバラ。 ジェイミー(ルーカス・ジェ…
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『若葉のころ』:時を隔てて同じ「若葉のころ」があったというハナシ @DVD・レンタル

昨年公開の台湾映画『若葉のころ』、DVDで鑑賞しました。 高校生あたりの年代を主眼にした青春映画というのはほとんど観ないのだけれど、台湾映画は別。 なぜだか惹かれてしまう。 青春ならぬ性春映画の『あの頃、君を追いかけた』だって、よく見る日本の俳優さんたちが演じていたら、たぶん観なかったろう。 『藍色夏恋』『九月に降る風』なん…
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『シング・ストリート 未来へのうた』:甘い郷愁をよし、は寂しい気分だ @名画座

『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督の新作『シング・ストリート 未来へのうた』、名画座2本立てで鑑賞しました。 彼の音楽センスには心くるものがあるので、この映画も関心はあったのですが、これまでの現在進行形の映画と異なり、80年代・半自伝的映画ということで、ロードショウは躊躇した次第。 さて、映画…
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『ファイブ・イージー・ピーセス』:自尊も他尊も、自愛も他愛もできない男 @DVD

夏休み駆け込みDVD鑑賞の最後は、1970年製作の『ファイブ・イージー・ピーセス』。 その昔、ハイティーンの頃、ロードショウから数年経った名画鑑賞会の2本立てで観た際は、正直、さっぱり面白くなかった映画です。 ですが、どこかに引っかかるものがあるらしく、いつかは再鑑賞しようと数年前にDVDを購入していました。 さて、映画。 …
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『砂丘』:IMAX3Dで観てみたい類の映画 @DVD

夏休み駆け込みDVD鑑賞の2本目は、最近凝っているミケランジェロ・アントニオーニ監督作品。 ここのところ『赤い砂漠』『欲望』と2週間おきぐらいで観ています。 今回は1970年製作『砂丘』。 原題は「ZABRISKIE POINT」、米国モハーヴェ砂漠のデスヴァレー国定公園にある丘陵地のこと。 さて、映画。 学生運動が盛…
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『恋恋風塵』:硬質な侯孝賢的演出が幅を利かせてきた一篇 @名画座

『冬冬の夏休み』と併せて鑑賞した侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の1987年製作『恋恋風塵』。 初公開時に、『悲情城市』と2本立てで観て以来なので、25年ぶりぐらいになろうか。 初鑑賞の際に、非常に感銘を受けた作品だったので、今回の2本立ても、この作品が目当てでした。 さて、映画。 台湾山間部の炭鉱の村、阿遠少年と阿雲少…
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『冬冬の夏休み』:ただただ懐かしいだけでない、少年時代の映画 @名画座

侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の2作品を名画座で鑑賞、1本目がこの『冬冬の夏休み』、1984年の製作。 数多くの作品が日本で公開されえていますが、鑑賞した作品は少なくて、今回併せて観た『恋恋風塵』『悲情城市』『珈琲時光』ぐらいしか観ていません。 観るべき監督なのですが、ちょっと背筋を伸ばして観ないといけないような感じがして、そ…
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『ピンクとグレー』:仕掛け!・・・だけか @DVD・レンタル

行定勲監督の新作『ピンクとグレー』、DVDで鑑賞しました。 今年の年初からロングランを続けていたので、さぞや!と期待大。 その上、「幕開けから62分後の〝世界が変わる仕掛け〟」という謳い文句にも惹かれる・・・ どんなミステリーかしらん。 さて、映画。 小学生の頃から仲の良い真吾(中島裕翔)と河田大貴(菅田将暉)、それに…
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『セトウツミ』:大人になる直前、束の間の貴重な時間 @ロードショウ・シネコン

菅田将暉と池松壮亮が主演した『セトウツミ』、ロードショウで鑑賞しました。 監督は『さよなら渓谷』の大森立嗣。 脚本は・・・ありゃ、ない。 構成・脚色のクレジットはあるが、脚本のクレジットはない。 どういうことかしらん、と訝しんで公式ホームページに掲載されている原作漫画の1話を読むと、台詞などは映画のエピソード1とほとんど同じ…
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『バクマン。』:マンガは読者がいてこそマンガなんだ @DVD・レンタル

昨秋ロードショウの『バクマン。』、DVDで鑑賞しました。 「バクマン」ってどんな「マン」だ? とアホ気な思いがしたものですが(スーパーマンとか、スパイダーマンとか)、驀進漫画の驀漫なのね。 さて、映画。 真城(佐藤健)と高木(神木隆之介)の高校男子ふたり。 ひょんなところからコンビを組んでマンガを描くことになった。 目…
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『卒業』:喜劇→悲劇→喜劇、最後に不安で不安 @DVD

かつての映画手帖をひっくり返したりしながら、別のブログ「キネマの記」で映画回想録を記していると、思いがけない効果がある。 それは、十代の頃に観た映画を改めて鑑賞するということ。 以前『ジョンとメリー』もこの一環で観たものだが、今回の『卒業』もそう。 マイク・ニコルズ監督のこの『卒業』、テレビでは何度か観たけれど、劇場で観たこと…
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『共犯』:青春は、愚かだけれど純真、狡いけれど真っ当 @DVD・レンタル

2015年の観逃し作品の落穂拾い(DVDでの鑑賞)を実施中。その第1弾は台湾映画の『共犯』。 『九月に降る風』や『あの頃、君を追いかけた』など、10代の少年少女を描いた台湾映画は、日本映画の同種作品と違った瑞々しさがあって、お気に入りの作品が多いです。 さて、映画。 同じ高校に通う男子高校生が、ある朝、通学途中の路地で同じ…
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『の・ようなもの のようなもの』:自然な青春落語グラフィティ @ロードショウ・シネコン

森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』の続編『の・ようなもの のようなもの』、ロードショウで鑑賞しました。 公開が待ち遠しかった作品です。 なぜなら・・・ エキストラで撮影に参加したから、へへへ。 撮影は2014年の夏。 このままお蔵入りするのではありますまいか、と結構危惧していたものでした。 さて、映画。 東…
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『の・ようなもの』:森田芳光的世界って面白いのかねぇ @DVD・レンタル

まもなく約30年ぶりの続編『の・ようなもの のようなもの』が公開されるということもあり、森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』をDVDで鑑賞しました。 初公開は1981年。 公開当時には観ておらず、その後、『家族ゲーム』がヒットしたこともあって、大阪・毎日ホールでの「映像のロマン」シリーズで『家族ゲーム』と2本立てで観た記憶…
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『あの頃エッフェル塔の下で』:少々バランスを欠く我が青春の三つの思い出 @ロードショウ・単館系

『クリスマス・ストーリー』で注目したアルノー・デプレシャン監督の新作『あの頃エッフェル塔の下で』、ロードショウで鑑賞しました。 デプレシャン監督作品は他に『ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して』を観たきり。 というのも、代表作の『そして僕は恋をする』の3時間を含めて尺の長い作品が多いので、恐れをなしていたというのが正直なところ。…
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