テーマ:60年代

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト』:傑出したシーンはあるものの全体的にまだるっこしい @ロードショウ

セルジオ・レオーネ監督の1968年作品『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト』、ロードショウで鑑賞しました。 1969年の日本初公開時は『ウエスタン』というタイトルで2時間21分の短縮版でした。 テレビでさらに短縮されたバージョンを観たかも・・・と思っていましたが、どうも観ていなかったようで。 さて、映画。 む…
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『恋する男(女はコワイです)』:シチュエーションサイトギャグのつるべ打ち @企画上映

ピエール・エテックス監督・脚本・主演の1962年作品『恋する男』、企画上映で鑑賞しました。 原題は「LE SOUPIRANT」、求婚者という意味。 今回の上映では『恋する男』となっていますが、1963年に東和配給で『女はコワイです』のタイトルで劇場公開されています。 エテックスとともに脚本を書いたのはジャン=クロード・カリエー…
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『5時から7時までのクレオ』『幸福(しあわせ)』:アニエス・ヴァルダ監督の2本 @特集上映

アニエス・ヴァルダ監督の2本『5時から7時までのクレオ』『幸福(しあわせ)』を川崎市市民ミュージアムの企画上映「女性史月間特集」で鑑賞しました。 この2本、以前から観たくて、また、しばしば上映もされているのですが、これまではタイミングが合わず、観逃していました。 さて、映画。 『5時から7時までのクレオ』 若…
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『質屋』:あなたは「知っている」というが、わたしは「経験した」 @DVD・レンタル

シドニー・ルメット監督の1964年作品『質屋』、DVDで鑑賞しました。 シドニー・ルメットといえば、『セルピコ』以降の、70年代に入ってからの社会派サスペンス映画がなじみ深いですが、それ以前の作品は『十二人の怒れる男』以外、ほとんど観たことがありません。 この映画もタイトルだけは聞いたことはありましたが、内容はほとんど知りません…
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『ギャング情報』:ピリリとしまった英国製犯罪映画 @DVD

ことし初めての買い置きDVD鑑賞です。 鑑賞したのは1962年製作の英国映画『ギャング情報』。 いやもう、まったく知らなかった映画。 監督はケン・アナキン。 同年製作の『史上最大の作戦』の共同監督で名を馳せたが、たぶん、この頃が一番脂がのっていた時期で、1960年に『謎の要人悠々逃亡!』を撮っている。 さて、映画。 …
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『イカリエ XB1』:発見されたのは我々である @DVD・レンタル

ことし初めてのDVD鑑賞です。 鑑賞したのは『イカリエ XB1』、デジタル・リマスター版で昨年日本初公開された1963年チェコスロヴァキアのSF映画です。 さて、映画。 2163年のこと。 宇宙船イカリエ-XB1号は40人の乗務員を乗せ、アルファ・ケンタウリ系へと世界初の生命探査の旅へと出た・・・ というところから…
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『謎の要人 悠々逃亡!』: 英国流頭脳派脱走喜劇 @VTR録画

久しぶりに録り置きVTRでの鑑賞です。 映画は1960年製作のケン・アナキン監督『謎の要人 悠々逃亡!』。 放送されたのがいつだったか不明ですが、VHS(古!)録画してあったものです。 さて、映画。 第二次世界大戦後、10数年経った英国。 テレビ番組「思い出のアルバム」は、著名人のかつての知り合いを呼んで、本人の前で当…
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『若者のすべて』: ネオ・レアリズモの根底に流れるデカダンス @名画座

ことしは旧作を劇場で観る機会が例年よりも多いですが、この映画もそんな1本。 映画は、ルキノ・ヴィスコンティ監督の1960年作品『若者のすべて』。 東宝東和によりリヴァイバル上映された1983年に一度観ているので、35年ぶりの再鑑賞ということになります。 さて、映画。 イタリア南部で貧しい生活を続けていたパロンディ一家。 …
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『火葬人』: うなされること必至の悪夢的映画 @特別上映

チェコスロバキア建国100周年を記念しての月例上映会へ出かけました。 今回の上映作品は1968年製作、ユライ・ヘルツ監督『火葬人』。 3年ほど前にオフシアター上映され、昨年秋にイメージフォーラムでのチェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ特集上映で数回だけ上映された作品。 日本ではDVD化されておらず、鑑賞する機会は少ないです。…
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『2001年宇宙の旅』: 殺されずに生き残った類人猿 @リヴァイバル・IMAX

製作から50年を経た『2001年宇宙の旅』。 クリストファー・ノーラン監督監修のもと修復された70ミリフィルムが国立映画アーカイブスで限定公開されましたが、そちらは前売りが瞬時完売、当日販売分も入手が困難そうなので、IMAXでの2週間限定公開に矛先を変えての鑑賞です。 鑑賞するのは、これが2度目。 前回は1983年のリバイバル…
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『鏡の中にある如く』: 「神の沈黙」ではなく、「神との訣別」第1作 @特集上映

イングマール・ベルイマン監督生誕100周年映画祭、3本目の鑑賞は『鏡の中にある如く』。 1961年製作作品で、『冬の光』『沈黙』とあわせて、「神の沈黙三部作」と呼ばれる三作品の第1作目です。 今回の映画祭での眼目がこの3本でした。 鑑賞順は製作順とは異なりましたが、3作品とも鑑賞でき、嬉しく思っています。 そして、ベルイマン…
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『沈黙』:ベルイマン的怪奇不条理コメディ&ドラマ @特集上映

さてさて、ベルイマン生誕100周年映画祭での鑑賞2作目は『沈黙』。 1962年の製作で、64年に日本公開されているのですが、78年のインターナショナル・プロモーション配給でのリバイバルが印象深いです。 とはいっても、当時はまだベルイマン映画にまで到達しておらず、今回が初鑑賞。 前作『冬の光』に続いて、「神の沈黙」3部作と呼ばれ…
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『冬の光』:ベルイマンのターニングポイント的映画かも @特集上映

ここのところ60年代の旧作映画を続けて観ているのですが、今回はイングマール・ベルイマン監督の『冬の光』。 つい最近から始まったベルイマン生誕100周年映画祭の1本で、60年代の中核をなす「神の沈黙」3部作と呼ばれる作品の第2作です。 さて、映画。 スウェーデンの寒村で牧師を務めるトマス(グンナール・ビョルンストランド)。 …
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『僕の村は戦場だった』:大人は判ってくれない、戦場篇 @特集上映

前回記事の『かくも長き不在』に続いて、旧作映画のレビューです。 映画は『僕の村は戦場だった』。 1962年製作のアンドレイ・タルコフスキー監督長編デビュー作です。 日本では翌63年に東和配給でロードショウされ、その後、何度も上映されているのですが、これまで見逃していました。 今回は、今年4月に国立映画アーカイブになった(旧)…
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『かくも長き不在』:記憶や時間が、どれほど人間を形づくっているのか @DVD・レンタル

1961年のカンヌ映画祭最高賞パルムドール受賞作『かくも長き不在』、DVDで鑑賞しました。 マルグリット・デュラスの脚本をアンリ・コルピが監督したもので、映画を観るのは今回が初めてだけれど、30年ほど前にデュラスの脚本を読んだことがある。 そのときは、ト書きが少なく、情況がよくわからなかったという苦い想い出がある。 さて、映画…
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『コレクター』 ウィリアム・ワイラー監督: 元祖・監禁映画 @買い置きDVD

もう観てからひと月ほど経っているのですが、遅ればせながらにレビューアップ。 作品は『コレクター』。 1965年製作のウィリアム・ワイラー監督作品。 30年ほどに、深夜枠のテレビでノーカット字幕放映で観たことがあるので、今回が2度目。 さて、映画。 英国。 銀行に勤める孤独な青年フレディ(テレンス・スタンプ)は蝶の蒐集…
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『その男ゾルバ』 :死も人生の一部、といわんばかりの生命謳歌譚 @DVD

時間をみつけての買い置きDVD鑑賞、今回は『その男ゾルバ』 。 1964年製作の、マイケル・カコヤニス監督、アンソニー・クイン主演作品。 同年の米国アカデミー賞を3部門受賞し、助演女優賞(リラ・ケドロヴァ)、撮影賞(白黒) 、美術監督・装置賞(白黒)の3部門。 白黒映画部門があったのが、時代を感じさせますね。 さて、映画。 …
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『モダン・ミリー』:後半、ドタバタが過ぎるけれど、かなり楽しいミュージカル @DVD

ジョージ・ロイ・ヒルの1966年監督作品『モダン・ミリー』、以前購入していたDVDで鑑賞しました。 主演はジュリー・アンドリュース。 なので、当然にしてミュージカルです。 さて、映画。 第一次世界大戦が終結した1920年代。 カンザスからニューヨークへ出てきた若い女性ミリー(ジュリー・アンドリュース)。 都会へ出て洗…
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『ディメンシャ13』:フランシス・F・コッポラの趣味を垣間見るスリラー @DVD

廉価で購入した中古DVDにて鑑賞したのが『ディメンシャ13』。 1963年製作のモノクロ映画。 監督はフランシス・F・コッポラ。 1962年の「The Bellboy and the Playgirls」『グラマー西部を荒らす』に次いで監督した初期作品。 ホラー風味のスリラーといったところ。 さて、映画。 アイルラン…
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『スター!』:ジュリー・アンドリュースを堪能 @DVD

DVDでの自宅鑑賞作品の4本目は『スター!』。 1968年製作、ロバート・ワイズ監督、ジュリー・アンドリュース主演のミュージカル映画。 以前、中古購入していたDVDなのですが、尺が3時間もあるので、なかなか観る時間が取れませんでした。 今回は、第一部、第二部と二日に分けて鑑賞しました(90分過ぎのところで一度だけフェードアウト…
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『ケス』ケン・ローチ監督:自由な空へ飛び立てなかった孤高のハヤブサ @VHS

自宅の積読ソフト鑑賞の続き。 今回は1969年製作のイギリス映画『ケス』。 監督はケン・ローチ。 この映画ではケネス・ローチ(Kenneth Loach)の表記。 二か月ほど前に観た『リフ・ラフ』と一緒に買った中古VHSでの鑑賞です。 さて、映画。 英国ヨークシャー地方の炭鉱町。 ビリー・キャスパー少年は母、兄との…
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『ウィル・ペニー』:藤沢周平原作の時代劇に似た雰囲気の西部劇 @DVD

前々回、自宅でのDVD鑑賞作品について記しましたが、その続き。 作品は1967年製作の西部劇『ウィル・ペニー』。 60年代といえば、イタリアのマカロニウエスタンに押され、本家ハリウッドの西部劇は低調。 これまでの活劇主体の英雄譚的西部劇から、マカロニウエスタンの過剰なバイオレンスを取り入れたり、リアリズム重視の作品が登場するよ…
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『デンジャー・ポイント』『猿の惑星』『夕陽のガンマン』 @DVD

自宅の積読DVD3本を、1日1本のペースでまとめて鑑賞。 短くレビューをば。 1本目の『デンジャー・ポイント』は1970年製作のイギリス映画。 原作はアリステア・マクリーンの『麻薬運河』、自身が脚本も担当している。 インターポールの麻薬捜査官がオランダ・アムステルダムで仲間とともに捜査をしようとしたところ、その仲間が…
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『肉弾』『陸に上った軍艦』:不条理で滑稽な戦争末期を描いた2本 @名画座

終戦の日を挟んだ週に上映されたのがこの2本、『肉弾』『陸に上った軍艦』。 いずれも不条理で滑稽な戦争末期を描いたもの。 鑑賞順に、さて、映画。 最初に観たのは『陸に上った軍艦』。 なんだか、ヘルツォーク監督の『フィルカラルド』を思わせるようなタイトルだが、一度も海に出ていかなかった日本海軍の部隊に召集された脚本家…
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『猟奇島』『新・猟奇島』:孤島のマン・ハンティング映画2本 @DVD

ここのところ真面目な映画が多いので、久しぶりに好事家りゃんひさが2本の映画をDVDで鑑賞です。 映画は1932年製作の『猟奇島』と、1961年にリメイクした『新・猟奇島』です。 原作者が同じリチャード・コネルで、孤島のマン・ハンティング映画。 リチャード・コネルというと(と以前から知っているかのようだが、ちょっと調べてみた結果…
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『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』『少女椿』:悶絶しそうな新旧カルト映画の2本立て @名画座

1~2か月に1度の割合で訪れている名画座2本立て。 前回は『ジプシーのとき』『アンダーグラウンド』のエミール・クストリッツァ監督の2本立てでしたが、今回は悶絶しそうな新旧カルト映画の2本立て。 まずは旧作『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』。 大井武蔵野館で繰り返し繰り返し上映されていた1969年製作の東映映画だけれども、観る…
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『酒とバラの日々』:鬼気迫るジャック・レモンとリー・レミック @DVD

ブレイク・エドワーズ監督の1962年作品『酒とバラの日々』、買い置きDVDで鑑賞しました。 一週間ほど前に、同じくジャック・レモン主演の『あなただけ今晩は』を観たのですが、あちらは1963年作品。 おっ、さすがは名優、芸域が広い。 特にこの時期は、1959年『お熱いのがお好き』、1960年『アパートの鍵貸します』、そして196…
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『あなただけ今晩は』:「それはまた別のハナシ」 @DVD

1963年製作のビリー・ワイルダー監督作品『あなただけ今晩は』、買い置きDVDで鑑賞しました。 以前観たのは20年ほど前かしらん。 そのときは、オープニングで驚いた。 というのも、テーマ曲が少年時代にラジオでよく聴いていた『淀川長治のラジオ名画劇場』のテーマ曲だったからだ。 陽気でにぎやかで洒落ている音楽。 おぉ、淀川さん…
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『招かれざる客』:いま観ても十分興味深い人種問題の映画 @DVD

夏休みの駆け込み宿題ではないけれども、買い置きの旧作DVDをまとめて鑑賞しました。 1本目は1967年製作の『招かれざる客』。 原題は「GUESS WHO'S COMING TO DINNER」、ディナーに来たのは誰でしょう、と謎謎めいたもの。 同年の米国アカデミー賞の脚本賞(ウィリアム・ローズ)と主演女優賞(キャサリン・ヘプ…
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『欲望』ミケランジェロ・アントニオーニ監督:拡大すれば何かがみえるのか @DVD

『赤い砂漠』を観てから約2週間。 ミケランジェロ・アントニオーニ監督の1966年製作『欲望』、DVDで鑑賞しました。 「不条理」の冠がつきまとう、この映画・・・ さて、どんなものかしら。 ロンドンの若い写真家トマス(デヴィッド・ヘミングス)。 日々ファッション写真を撮っている彼が、気分転換に広い公園に出かけたところ、若…
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