テーマ:2022年

『ツユクサ』:淡色なちいさな物語。小品佳作というに相応しい @ロードショウ

小林聡美主演作『ツユクサ』、ロードショウで鑑賞しました。 監督は『学校の怪談』『愛を乞うひと』『しゃべれども しゃべれども』などの平山秀幸。 もうベテランの領域ですね。 さて、映画。 ひとり息子を喪い、海辺の田舎町でひとり人暮らしをしている芙美(小林聡美)。 50歳目前。 地元のタオル製造工場に勤め、職場の仲間たちと…
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『流浪の月』:衝撃作!というところが問題な問題作 @ロードショウ

『フラガール』『悪人』『怒り』の李相日最新作『流浪の月』、ロードショウで鑑賞しました。 原作は本屋大賞に輝いた凪良ゆうの同名ベストセラー小説。 あ、本屋大賞受賞作だったのね・・・ というのを知っていれば、この展開も無べなるかなというところ。 さて、映画。 突然の雨に濡れながら公園のベンチで本を読んでいた10歳の少女・更…
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『シン・ウルトラマン』:作り手の「心」にあったウルトラマン? @ロードショウ

庵野秀明総監修による『シン・ウルトラマン』、ロードショウで鑑賞しました。 監督は樋口真嗣。 ですが、忙しくって「監督頼む!」的な感じで、エンドクレジットではいたるところに庵野秀明の文字が。 「ポスターデザイン表面」とか宣伝云々とかには驚きです。 樋口真嗣は監督代行ってところかしらん。 さて、映画。 謎の巨大生物カイジ…
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『大河への道』:大河ドラマ「全日本沿海輿地図」でいいのでは? @試写会

20日公開の『大河への道』、ひと足早く試写会で鑑賞しました。 原作は立川志の輔による新作落語。 さて、映画。 町おこし・観光促進としての案を練る千葉県香取市役所。 観光促進課の提案に「ちょっと・・・」と異を唱えた総務課の池本(中井貴一)。 かねてから、町の偉人・伊能忠敬をもっと持ち上げたいと思っていた彼は、チューケイさ…
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『特捜部Q 知りすぎたマルコ』:シリーズ最長尺だが、ただまだるっこしいだけ @DVD

今年2月「未体験ゾーンの映画たち2022」で上映された『特捜部Q 知りすぎたマルコ』、DVDで鑑賞しました。 シリーズ5作目にしてスタッフ・キャストを一新。 大丈夫かな・・・・ 未解決事件を特別部署の警部補カール(ウルリッヒ・トムセン)と相棒アサド(ザキ・ユーセフ)。 6週間の休養を言い渡されていたカールは2週間で現場復…
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『アネット』:悪い後味は尾を引くものでして・・・ @ロードショウ

レオス・カラックス監督最新作『アネット』、ロードショウで鑑賞しました。 寡作なカラックス監督ですが、観たのは『汚れた血』『ポンヌフの恋人』ぐらい。 今回はミュージカル!と聞いて、ビックリでした。 さて、映画。 スタンダップ・コメディアンのヘンリー・マクヘンリー(アダム・ドライヴァー)は、挑発的なスタイルで笑いを取るステー…
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『ベルファスト』:トイレはやっぱり外がいいよ @ロードショウ

本年の米国アカデミー賞脚本賞受賞のケネス・ブラナー監督作品『ベルファスト』、ロードショウで鑑賞しました。 ウクライナで戦争が勃発してしまって、ちょっと心が誤動作するような感じがしました。 さて、映画。 1969年、北アイルランドの首都ベルファスト。 9歳の少年バディ(ジュード・ヒル)は利発な少年。 英国ロンドンに出稼ぎ…
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『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』:老老介護から一変・・・ @ロードショウ

ドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』、ロードショウで鑑賞しました。 信友直子監督が自身の両親を撮った『ぼけますから、よろしくお願いします』の続編的作品です。 昨年、短縮版的作品がテレビ放映されており鑑賞しているので、前作以降どのようになったのは知っている上での鑑賞です。 さて、映画…
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『とんび』:ザ・昭和のオヤジ @試写会

4月8日から公開の日本映画『とんび』、ひと足早く試写会で鑑賞しました。 原作は重松清の同名小説で、先に2度、テレビドラマ化。 小説未読、ドラマ未見での鑑賞です。 さて、映画。 終戦から十数年経ち、日本が活気づいていた昭和37年。 瀬戸内海に面した備後市の運送会社で働くヤス(阿部寛)。 幼いころに両親と離別したヤスと、…
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『ナイトメア・アリー』:前後半の2段構え、まだるっこい演出の巡る運命の犯罪映画 @ロードショウ

ギレルモ・デル・トロ監督最新作『ナイトメア・アリー 』、ロードショウで鑑賞しました。 デル・トロ監督とはそれほど相性が良いわけでなく、 『パンズ・ラビリンス』が最も良く、まだるっこいけど良いのが『デビルズ・バックボーン』で、意外と好きなのが『ミミック』。 どちらかというと、まだるっこしい演出だなぁと思うことの方が多いです。 …
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『THE BATMAN ザ・バットマン』:バットマンのコスプレは場違いなんだよなぁ @ロードショウ

3月11日より公開中の『THE BATMAN ザ・バットマン』、シネコンで鑑賞しました。 アメコミの映画化作品は、マーベルは明るい、DCは暗い、と個人的に思っているのですが、中でもバットマンは群を抜いて暗い。 というのも、バットマンには超人的な能力はなく、また、行動の動機が復讐であるから。 そんな陰にして湿なダークヒーロー、今…
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『ナイル殺人事件』(2020年):ラヴ・オン・ザ・ナイル @ロードショウ

2月25日から公開中の『ナイル殺人事件』、ロードショウで鑑賞しました。 『ナイル殺人事件』といえば、ジョン・ギラーミン監督、ポワロ役ピーター・ユスティノフの1978年作品を思い出します。 また、デビッド・スーシェ=ポワロの2004年のテレビ版『ナイルに死す』も印象深いです。 さらに、アガサ・クリスティーの原作も2度読んでいるの…
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『アンネ・フランクと旅する日記』:ファンタジーで包んだ現代的な主題、絵の魅力もあり @オンライン試写会

3月11日公開のヨーロッパ製アニメ映画『アンネ・フランクと旅する日記』、ひと足早くオンライン試写会で鑑賞しました。 ヨーロッパ製と書いたのは、ベルギー/フランス/ルクセンブルク/オランダ/イスラエルの合作だからです。 前置きは短く、さて、映画。 オランダ・アムステルダムの博物館「アンネ・フランクの家」にて展示されている「ア…
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『オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体』:スパイスは欠けるが、素材の良さを生かした作品 @ロードショウ

2月18日から公開中の映画『オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体』、ロードショウで鑑賞しました。 今回も前置きなしで、早速、映画。 第二次世界大戦が混沌を極めていた1943年。 ナチスドイツのヨーロッパ戦線での侵攻は凄まじく、連合国側は押され気味だった。 打開を図るべく連合国側は、イタリア・シチリア攻略計画を進…
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『鹿の王 ユナと約束の旅』:続きを期待したいところだけれど、原作や如何に @ロードショウ

2月4日から公開中のアニメ『鹿の王 ユナと約束の旅』、ロードショウで鑑賞しました。 今回も前置きなしで、早速、映画。 いつの時代か定かでない時代の物語。 強大な力を持つツオル帝国は隣国を順に支配し、アカファ王国でもその危機が来た。 アカファの国王はツオルに恭順の意を示していたが、帝国は、かつて国民の多くが罹患し、国難とな…
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『牛首村』:生首村の誤植ではなかった @ロードショウ

東映が手掛ける「恐怖の村」シリーズ第3弾『牛首村』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、早速、映画。 都内に暮らす女子高生の雨宮奏音(かのん。Koki,)。 あるとき、クラスメイトの漣(れん。萩原利久)から、ある心霊動画に出ていた女子高生が瓜二つであることを知らされる。 しかも、動画の女子高生は行方不明であり、動…
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『大怪獣のあとしまつ』:死んだ怪獣=シン・大怪獣? @ロードショウ

酷評が聞こえる東映=松竹初配給映画『大怪獣のあとしまつ』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、早速、映画。 日本を恐怖とと絶望をもたらした大怪獣が突如死亡。 死体は利根川下流域、千葉県と茨城県の県境あたりの横たわった。 政府は早速、周辺環境に及ぼす影響調査を行うとともに、その後始末をどうするかの論議に入った・・・…
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『ウエスト・サイド・ストーリー』:今日的な願いをリタ・モレノに込めたスピルバーグ @ロードショウ

スティーブン・スピルバーグ監督最新作『ウエスト・サイド・ストーリー』、ロードショウで鑑賞しました。 言わずと知れた1961年公開の『ウエスト・サイド物語』の再映画化ですね。 とはいえ、もとは舞台のミュージカル。 傑作舞台の再映画化というのが正しいのかしらん。 さて、映画。 60年代の米国ニューヨーク、マンハッタンのウエ…
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『香川1区』:観客も選挙戦に巻き込まれていく @拡大公開ロードショウ

昨年12月に緊急先行公開されたドキュメンタリー映画『香川1区』、拡大公開された劇場で鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 衆議院議員・小川淳也氏の32歳初出馬からの17年間を追った『なぜ君は総理大臣になれないのか』。 監督の大島新は、その後も小川の取材を続けていた。 近づく、2021年秋の衆議院議員総選挙。 それ…
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『ハウス・オブ・グッチ』:草葉の陰で愚痴をこぼしたグッチ一族の話 @ロードショウ

リドリー・スコット監督最新作『ハウス・オブ・グッチ』、ロードショウで鑑賞しました。 同監督は1937年生まれ。ことしの誕生日が来れば85歳になります。 『最後の決闘裁判』といい、ここのところ精力的に活動していますね。 さて、映画。 70年代後半、イタリア。 運送業を営む父のもとで働くパトリツィア(レディー・ガガ)。 …
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『クライ・マッチョ』:米国映画界の人間国宝イーストウッド映画ですね @試写会

クリント・イーストウッド監督・主演最新作『クライ・マッチョ』、公開少し前の試写会で鑑賞しました。 もう、ロードショウがはじまっているので、鑑賞済みのひとも多いかと思います。 本作で監督デビュー50年。 爺さんにもなるわけです。 さて、映画。 70年代最終盤の米国テキサス州。 かつてのロデオスターのマイク(クリント・イ…
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『偶然と想像』:短編も上手い、長編の名手・濱口竜介監督 @ロードショウ

2022年最初の劇場鑑賞は、濱口竜介監督『偶然と想像』。 都内ではBunkamuraル・シネマのみでのロードショウで、2スクリーンでの上映です。 昨年『ドライブ・マイ・カー』で瞠目させられた同監督、3時間になろうかという前作と打って変わって、今回は短編集。 監督にはそれぞれベストな尺があると思っているので、この変化に一抹の不安…
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『Coda コーダ あいのうた』:オリジナルを観たひとも、是非、観てほしい @試写会

年明け1月下旬公開の『Coda コーダ あいのうた』、ひと足早く、試写会で鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 米国の港町で暮らす高校生のルビー(エミリア・ジョーンズ)。 父フランク(トロイ・コッツァー)、母ジャッキー(マーリー・マトリン)、兄レオ(ダニエル・デュラント)の3人はいずれも聴覚障がい者。 いわゆるCO…
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