テーマ:2020年

『ザ・ターニング』:雰囲気映像だけで、脚本が・・・ @DVD

ヘンリー・ジェイムズの古典的怪奇小説「ねじの回転」を現代に舞台を移して映画化した『ザ・ターニング』、DVDで鑑賞しました。 オカルト映画も好きですが、幽霊が登場するホラー映画も好き。 なので、鑑賞前は少しばかり期待しました。 さて、映画。 時代は90年代。まだスマホなどはあまりなかった時代。 ケイト(マッケンジー・デイ…
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『パブリック 図書館の奇跡』:主題や狙いに好感は持てるが、全体的にまだるっこしい @DVD

昨年夏公開の映画『パブリック 図書館の奇跡』、DVDで鑑賞しました。 監督・脚本はエミリオ・エステヴェス。 俳優としてのキャリアのほか、1986年製作の『ウィズダム/夢のかけら』以降、監督としても何本か撮っていますね。 2006年の『ボビー』では、多くの登場人物が錯綜する群像劇を、たくみにさばいていました。 さて、映画。 …
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『君が世界のはじまり』:「若ささわぎ」とでも言えばいいのか、青春は @DVD

昨年7月公開の日本映画『君が世界のはじまり』、DVDで鑑賞しました。 監督は『おいしい家族』の、ふくだももこ。 自身の短編小説『えん』『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』をミックスしての映画化です(原作はいずれも未読)。 さて、映画。 大阪郊外のさびれた町。 優等生の高校2年生・エン(松本穂香)は、昔から…
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『ステイ・ホーム』:サスペンス&ミステリーの謳い文句だが、ありゃりゃのホラーオチね @DVD

昨年11月にリリースされたイタリア映画『ステイ・ホーム』、DVDで鑑賞しました。 レンタル料金割引のキャンペーンなので、ならば、つまらなくても・・・という思いで借りました。 とはいえ、ショップの棚では、一押しランキングのトップに並んでいましたから、まぁ、そこそこには期待。 さて、映画。 イタリアの田舎にひっそりと広大な領…
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『ポルトガル、夏の終わり』:ほかのひとの人生は、自分の人生の埒外にある @DVD

昨年8月公開のフランス・ポルトガル合作映画『ポルトガル、夏の終わり』、DVDで鑑賞しました。 原題は「FRANKIE」、主演のイザベル・ユペールが演じる女優の名前です。 さて、映画。 ヨーロッパの大女優フランキー(イザベル・ユペール)。 ある夏の終わりに、ポルトガルの避暑地シントラを家族とともに訪れていた。 別れた夫と…
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『再会の夏』:ストーリーは悪くないが、語り口がいまひとつ @DVD

2019年年末公開のフランス・ベルギー合作映画『再会の夏』、DVDで鑑賞しました。 監督・脚本はジャン・ベッケル。 フランス、ヌーヴェル・ヴァーグの旗手でサスペンス映画の巨匠ジャック・ベッケルの息子。 過去に『クリクリのいた夏』などを監督していますね。 さて、映画。 第一次世界大戦終戦直後、1919年の夏。 フランス…
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『一度も撃ってません』:映画は「ごっこ」「真似っこ遊び」とはいうものの・・・ @DVD

昨年7月公開の『一度も撃ってません』、DVDで鑑賞しました。 脚本・丸山昇一、監督・阪本順治のコンビ。 魅力的な組み合わせなんだけれど、純然たるクライムムーヴィではなく、コメディ。 うーむ、のコメディ? 余談ですが、 「阪本順治もそうだけれど、井筒もコメディ、あまり上手くないんだよなぁ」とコボしたのは、『ビッグ・ショー! …
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『ヤクザと家族 The Family』:力作だが、終盤、ヒロイックに流れすぎだなぁ @ロードショウ

『新聞記者』で勇躍の藤井道人監督の新作『ヤクザと家族 The Family』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 1999年。両親を亡くして、荒れた生活を送る二十歳そこそこの若者・賢治(綾野剛)。 先ごろ死んだ父親は覚せい剤使用の果て、頼りの薬を得られなくなっての自殺だった。 それからすぐのある日、…
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『チャイルド・イン・タイム』:悲劇に見舞われた夫婦を描いた、まだるっこしい映画 @DVD

昨年末にリリースされたベネディクト・カンバーバッチ主演『チャイルド・イン・タイム』、DVDで鑑賞しました。 2017年BBC製作のテレビムーヴィで、日本では昨年2月に有料チャンネルで放映されたようです。 さて、映画。 妻と娘との三人暮らしをしている児童文学作家のスティーヴ(ベネディクト・カンバーバッチ)。 娘・ケイトを連…
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『チア・アップ!』:手堅い面白さのシニアコメディ @DVD

昨年7月公開のダイアン・キートン主演『チア・アップ!』、DVDで鑑賞しました。 『アニー・ホール』の都会派女優も、もう70歳過ぎ。 時の経つのは早いもので・・・ さて、映画。 残された人生をゆっくり過ごすためリタイアした人々が暮らすシニアタウンに越してきたマーサ(ダイアン・キートン)。 この町では、誰もがどこかのシニア…
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『ラ・ヨローナ 彷徨う女』:グアテマラの現代史はうかがえるものの、かなりまだるっこしいホラー映画 @DVD

昨年7月公開の『ラ・ヨローナ 彷徨う女』、DVDで鑑賞しました。 製作はグアテマラ。 日本の一般劇場で公開されるのは、かなり珍しいですね。 さて、映画。 グアテマラ軍事政権による大虐殺から30年経った現在。 当時将軍だったエンリケ(フリオ・ディアス)は、虐殺を指揮した主犯として裁判にかけられるが、証拠不十分として無罪と…
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『コロンバス』:小津映画=静謐、ってだけじゃないと思うんだけど・・・ @DVD

昨年3月公開のアメリカ映画『コロンバス』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 モダニズム建築の宝庫として知られる米国コロンバス。 講演ツアー中にひとりの老建築学者が倒れた。 その報せを受けて韓国から息子(ジョン・チョー)が駆け付けてくる。 息子の名はジン。 父との確執を抱えているジンは、早くこの地を去…
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『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』:ジョーンズを衝き動かしたものは・・・ @DVD

昨年8月に公開されたアグニェシュカ・ホランド監督作品『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』、DVDで鑑賞しました。 自宅鑑賞するにはちょっと重いかも・・・とは思いつつ、観たかった見逃し作品なので、やはり鑑賞せねばなりますまい。 さて、映画。 世界大恐慌吹き荒れる1933年。 そんな中でもスターリン率いるソ連だけが繁栄を謳歌…
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『幸せへのまわり道』:映画を引き締めたミスター・ロジャースのピアノ低音鍵盤連打シーン @DVD

昨年8月に公開されたトム・ハンクス主演映画『幸せへのまわり道』、DVDで鑑賞しました。 この映画についてはDVDリリースされるまで知りませんでした。 特定のシネコンチェーンで上映されたようで、そのシネコンがご近所になかったためで、「ご近所さん」へのまわり道、となった次第です。 (原題「A BEAUTIFUL DAY IN TH…
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『グランド・ジャーニー』:臨場感などを含め、先行作品『グース』の圧勝 @DVD

昨年7月公開の『グランド・ジャーニー』、DVDで鑑賞しました。 製作はフランス・ノルウェーの合作。 実話をもとにし、本人が脚本化したものを『狩人と犬、最後の旅』のニコラス・ヴァニエが監督しました。 さて、映画。 フランスの一風変わった学者のクリスチャン(ジャン=ポール・ルーヴ)。 南仏カマルグで雁の研究をしており、…
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『リトル・ジョー』:面白そうな題材だけれど、まだるっこしすぎて・・・ @DVD

昨年7月公開の『リトル・ジョー』、DVDで鑑賞しました。 製作はオーストリア・イギリス・ドイツの合作。 欧州では合作が主流のようですね。 さて、映画。 花の品種改良を行っているバイオ企業で主任研究員として働くシングルマザーのアリス(エミリー・ビーチャム)。 いま開発を進めているのは、幸福感をもたらす香りを発する深紅の花…
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『今宵、212号室で』:面白くなりそうなのに、どうにも笑えない・・・ @DVD

昨年6月公開の『今宵、212号室で』、DVDで鑑賞しました。 製作はフランス・ルクセンブルク・ベルギーの合作。 ここのところ、ルクセンブルクの出資が増えてきていますね。 さて、映画。 パリのアパルトマンで暮らしているリシャール(バンジャマン・ビオレ)とマリア(キアラ・マストロヤンニ)の夫婦。 結婚20年になるが、マリア…
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『水曜日が消えた』:曜日ごとに人格が入れ替わるという触れ込みだが・・・ @DVD

昨年夏公開の日本映画『水曜日が消えた』、DVDで鑑賞しました。 曜日ごとに人格が入れ替わる男性のミステリー、ということで、主役の中村倫也の演技に期待。 さて、映画。 「僕」(中村倫也)は、曜日ごとに性格も個性も異なる7人が入れ替わる。 これは幼い頃の交通事故によるものだが、いまでは慣れていて、互いに互いを曜日の名前で呼び…
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『アルプススタンドのはしの方』:巻頭から否定スイッチがオンになっちゃったので・・・ @DVD

昨年夏公開の日本映画『アルプススタンドのはしの方』、DVDで鑑賞しました。 無名の監督と無名の俳優さんたちだが、世評もいいようなので、どんなものかしらん、というわけで・・・ さて、映画。 甲子園、夏の高校野球大会に出場の埼玉県の公立高校。 1回戦の応援に集まったアルプススタンドの端の方に、野球のことなど全く知らない演劇部…
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『ウルフウォーカー』:この絵が、こう動くのか!という驚きのアニメーション @ロードショウ

2021年最初の映画館での鑑賞は『ウルフウォーカー』。 昨年10月末にロードショウ開始、その後、2ヶ月以上ロングランしているアイルランドとルクセンブルク合作のアニメーション作品。 鑑賞したのは正月三が日中です。 三が日明け後、新型コロナの新規感染者数に一喜一憂していて、レビューを書く気力が失せておりました。 さて、映画。 …
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『映像研には手を出すな!』TVシリーズ全12話:第1話後半で登場する空想上のアニメーションがとにかくすごい! @D…

12月に入ってアニメ作品の記事が続いていますが、最後の記事が悪口雑言のような記事なのもなんなので、観てからかなり時間がたっているのですが、もう一本、忘備録のつもりで書きます。 作品は『映像研には手を出すな!』。 実写映画も公開されましたが、TVシリーズ全12話の方です。 さて、 海にほど近い芝浜高校。 新入生の浅草みど…
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2020年 外国映画/日本映画 ベストテン

コロナカに見舞われた2020年も残すところ10日ほどになりました。1年を振り返る恒例企画、外国映画/日本映画のベストテン選出です。 対象作品は2019年12月1日~2020年11月30日に劇場公開された作品です。 鑑賞形式は、劇場鑑賞/DVD鑑賞のいずれでもOKとしています。 【外国映画】 1 ジョン・F・ドノヴァンの死…
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『スキャンダル』(2019年製作):過ぎたるはなんとやら、のメイクと演出 @DVD

ことし2月に公開され、米国アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した『スキャンダル』、DVDで鑑賞しました。 監督は『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』のジェイ・ローチ。 アカデミー賞に輝いたのは、カズ・ヒロ(辻一弘)。 さて、映画。 2016年の米国、巷間では大統領選の行方が話題の争点。 台風の目は共…
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『きっと、またあえる』:「友情・努力・勝利」の普通の青春群像映画 @DVD

ことし夏に公開されたインド映画『きっと、またあえる』、DVDで鑑賞しました。 「きっと」がインド映画のタイトルに用いられることが多いのは、『きっと、うまくいく』の影響でしょうね。 さて、映画。 名門大学を卒業して成功したアニ(スシャント・シン・ラージプート)。 しかし彼の息子は大学受験に失敗し、投身自殺を図ってしまう。 …
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『ライド・ライク・ア・ガール』:見応え充分の女性騎手実録映画 @DVD

ことし7月に公開された『ライド・ライク・ア・ガール』、DVDで鑑賞しました。 監督は女優のレイチェル・グリフィス。 さて、映画。 オーストラリアの競馬一家に生まれたミシェル・ペイン(テリーサ・パーマー)。 父(サム・ニール)は調教師、母はミシェルを産んだ後、半年後に交通事故で他界した。 10人兄弟の末娘で、上の兄姉の7…
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『ルース・エドガー』:現在の米国を鋭く描いているが、少々まだるっこしい @DVD

春先のコロナ禍が落ち着き始めたことし6月公開の『ルース・エドガー 』、DVDで鑑賞しました。 当時、いつ公開されたの? って感じで、気づくと終了間際だったような・・・ って先の記事でも書きましたね。 さて、映画。 米国バージニア州の街アーリントン。 17歳の高校生ルース・エドガー(ケルヴィン・ハリソン・Jr.)は文武両…
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『お名前はアドルフ? 』:やはりドイツ、ちょっと硬質すぎるかなぁ @DVD

春先のコロナ禍が落ち着き始めたことし6月公開の『お名前はアドルフ? 』、DVDで鑑賞しました。 当時、いつ公開されたの? って感じで、気づくと終了間際だったような・・・ さて、映画。 大学で哲学の教鞭をとっているシュテファン(クリストフ・マリア・ヘルプスト)と、妻エリザベト(カロリーネ・ピータース)。 今日はエリザベート…
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『日本沈没2020 劇場編集版 シズマヌキボウ』:最終的な着地点には不満はあるが、良い点も多いね @ロードショウ

11月中旬から劇場公開されている『日本沈没2020 劇場編集版 シズマヌキボウ』、鑑賞しました。 本作は特別料金設定で、1800円均一。 いつもはサービス料金などで観ているので、この料金で観るのは、いつ以来のことなのだろうか。 監督は湯浅政明。 個人的に、いまいちばん注目しているアニメ監督です。 さて、映画。 202…
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『風の電話』:長い長い電話のワンショットは、哀しみを受け容れるための時間 @DVD

ことし1月にロードショウされた日本映画『風の電話』、DVDで鑑賞しました。 監督は諏訪敦彦。 「すわ・のぶひろ」と読む難読監督のひとり。 『2/デュオ』(1997)や『M/OTHER』(1999)など、シノプスのみで詳細な脚本を書かず、即興演出で撮る監督で、『不完全なふたり』(2005)などの海外作品もある。 さて、映画。 …
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