テーマ:2020年

『幸せへのまわり道』:映画を引き締めたミスター・ロジャースのピアノ低音鍵盤連打シーン @DVD

昨年8月に公開されたトム・ハンクス主演映画『幸せへのまわり道』、DVDで鑑賞しました。 この映画についてはDVDリリースされるまで知りませんでした。 特定のシネコンチェーンで上映されたようで、そのシネコンがご近所になかったためで、「ご近所さん」へのまわり道、となった次第です。 (原題「A BEAUTIFUL DAY IN TH…
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『グランド・ジャーニー』:臨場感などを含め、先行作品『グース』の圧勝 @DVD

昨年7月公開の『グランド・ジャーニー』、DVDで鑑賞しました。 製作はフランス・ノルウェーの合作。 実話をもとにし、本人が脚本化したものを『狩人と犬、最後の旅』のニコラス・ヴァニエが監督しました。 さて、映画。 フランスの一風変わった学者のクリスチャン(ジャン=ポール・ルーヴ)。 南仏カマルグで雁の研究をしており、…
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『リトル・ジョー』:面白そうな題材だけれど、まだるっこしすぎて・・・ @DVD

昨年7月公開の『リトル・ジョー』、DVDで鑑賞しました。 製作はオーストリア・イギリス・ドイツの合作。 欧州では合作が主流のようですね。 さて、映画。 花の品種改良を行っているバイオ企業で主任研究員として働くシングルマザーのアリス(エミリー・ビーチャム)。 いま開発を進めているのは、幸福感をもたらす香りを発する深紅の花…
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『今宵、212号室で』:面白くなりそうなのに、どうにも笑えない・・・ @DVD

昨年6月公開の『今宵、212号室で』、DVDで鑑賞しました。 製作はフランス・ルクセンブルク・ベルギーの合作。 ここのところ、ルクセンブルクの出資が増えてきていますね。 さて、映画。 パリのアパルトマンで暮らしているリシャール(バンジャマン・ビオレ)とマリア(キアラ・マストロヤンニ)の夫婦。 結婚20年になるが、マリア…
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『水曜日が消えた』:曜日ごとに人格が入れ替わるという触れ込みだが・・・ @DVD

昨年夏公開の日本映画『水曜日が消えた』、DVDで鑑賞しました。 曜日ごとに人格が入れ替わる男性のミステリー、ということで、主役の中村倫也の演技に期待。 さて、映画。 「僕」(中村倫也)は、曜日ごとに性格も個性も異なる7人が入れ替わる。 これは幼い頃の交通事故によるものだが、いまでは慣れていて、互いに互いを曜日の名前で呼び…
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『アルプススタンドのはしの方』:巻頭から否定スイッチがオンになっちゃったので・・・ @DVD

昨年夏公開の日本映画『アルプススタンドのはしの方』、DVDで鑑賞しました。 無名の監督と無名の俳優さんたちだが、世評もいいようなので、どんなものかしらん、というわけで・・・ さて、映画。 甲子園、夏の高校野球大会に出場の埼玉県の公立高校。 1回戦の応援に集まったアルプススタンドの端の方に、野球のことなど全く知らない演劇部…
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『ウルフウォーカー』:この絵が、こう動くのか!という驚きのアニメーション @ロードショウ

2021年最初の映画館での鑑賞は『ウルフウォーカー』。 昨年10月末にロードショウ開始、その後、2ヶ月以上ロングランしているアイルランドとルクセンブルク合作のアニメーション作品。 鑑賞したのは正月三が日中です。 三が日明け後、新型コロナの新規感染者数に一喜一憂していて、レビューを書く気力が失せておりました。 さて、映画。 …
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『映像研には手を出すな!』TVシリーズ全12話:第1話後半で登場する空想上のアニメーションがとにかくすごい! @D…

12月に入ってアニメ作品の記事が続いていますが、最後の記事が悪口雑言のような記事なのもなんなので、観てからかなり時間がたっているのですが、もう一本、忘備録のつもりで書きます。 作品は『映像研には手を出すな!』。 実写映画も公開されましたが、TVシリーズ全12話の方です。 さて、 海にほど近い芝浜高校。 新入生の浅草みど…
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2020年 外国映画/日本映画 ベストテン

コロナカに見舞われた2020年も残すところ10日ほどになりました。1年を振り返る恒例企画、外国映画/日本映画のベストテン選出です。 対象作品は2019年12月1日~2020年11月30日に劇場公開された作品です。 鑑賞形式は、劇場鑑賞/DVD鑑賞のいずれでもOKとしています。 【外国映画】 1 ジョン・F・ドノヴァンの死…
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『スキャンダル』(2019年製作):過ぎたるはなんとやら、のメイクと演出 @DVD

ことし2月に公開され、米国アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した『スキャンダル』、DVDで鑑賞しました。 監督は『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』のジェイ・ローチ。 アカデミー賞に輝いたのは、カズ・ヒロ(辻一弘)。 さて、映画。 2016年の米国、巷間では大統領選の行方が話題の争点。 台風の目は共…
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『きっと、またあえる』:「友情・努力・勝利」の普通の青春群像映画 @DVD

ことし夏に公開されたインド映画『きっと、またあえる』、DVDで鑑賞しました。 「きっと」がインド映画のタイトルに用いられることが多いのは、『きっと、うまくいく』の影響でしょうね。 さて、映画。 名門大学を卒業して成功したアニ(スシャント・シン・ラージプート)。 しかし彼の息子は大学受験に失敗し、投身自殺を図ってしまう。 …
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『ライド・ライク・ア・ガール』:見応え充分の女性騎手実録映画 @DVD

ことし7月に公開された『ライド・ライク・ア・ガール』、DVDで鑑賞しました。 監督は女優のレイチェル・グリフィス。 さて、映画。 オーストラリアの競馬一家に生まれたミシェル・ペイン(テリーサ・パーマー)。 父(サム・ニール)は調教師、母はミシェルを産んだ後、半年後に交通事故で他界した。 10人兄弟の末娘で、上の兄姉の7…
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『ルース・エドガー』:現在の米国を鋭く描いているが、少々まだるっこしい @DVD

春先のコロナ禍が落ち着き始めたことし6月公開の『ルース・エドガー 』、DVDで鑑賞しました。 当時、いつ公開されたの? って感じで、気づくと終了間際だったような・・・ って先の記事でも書きましたね。 さて、映画。 米国バージニア州の街アーリントン。 17歳の高校生ルース・エドガー(ケルヴィン・ハリソン・Jr.)は文武両…
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『お名前はアドルフ? 』:やはりドイツ、ちょっと硬質すぎるかなぁ @DVD

春先のコロナ禍が落ち着き始めたことし6月公開の『お名前はアドルフ? 』、DVDで鑑賞しました。 当時、いつ公開されたの? って感じで、気づくと終了間際だったような・・・ さて、映画。 大学で哲学の教鞭をとっているシュテファン(クリストフ・マリア・ヘルプスト)と、妻エリザベト(カロリーネ・ピータース)。 今日はエリザベート…
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『日本沈没2020 劇場編集版 シズマヌキボウ』:最終的な着地点には不満はあるが、良い点も多いね @ロードショウ

11月中旬から劇場公開されている『日本沈没2020 劇場編集版 シズマヌキボウ』、鑑賞しました。 本作は特別料金設定で、1800円均一。 いつもはサービス料金などで観ているので、この料金で観るのは、いつ以来のことなのだろうか。 監督は湯浅政明。 個人的に、いまいちばん注目しているアニメ監督です。 さて、映画。 202…
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『風の電話』:長い長い電話のワンショットは、哀しみを受け容れるための時間 @DVD

ことし1月にロードショウされた日本映画『風の電話』、DVDで鑑賞しました。 監督は諏訪敦彦。 「すわ・のぶひろ」と読む難読監督のひとり。 『2/デュオ』(1997)や『M/OTHER』(1999)など、シノプスのみで詳細な脚本を書かず、即興演出で撮る監督で、『不完全なふたり』(2005)などの海外作品もある。 さて、映画。 …
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『シェイクスピアの庭』:ケネス・ブラナーのシェイクスピア愛が溢れすぎ @DVD

ことし春先、コロナ禍がひどくなりそうな頃にロードショウされた映画『シェイクスピアの庭』、DVDで鑑賞しました。 監督・主演はケネス・ブラナー。 前置きは短く、さて、映画。 17世紀の英国ロンドン。 『ヘンリー八世』上演中のグローブ座が全焼して、失意の中にいたシェイクスピア(ケネス・ブラナー)。 引退して20年ぶりに故郷…
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『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』:事前勉強必須! @DVD

「世界でいちばん貧しい大統領」といわれるホセ・ムヒカのドキュメンタリー映画『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 南米ウルグアイの第40代大統領ホセ・ムヒカ。 その質素な暮らしぶりから「世界で最も貧しい大統領」とも称される。 その彼に対して、「世界で…
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『博士と狂人』:もし愛なら、そのあとに続くものは・・・ @ロードショウ

メル・ギブソン、ショーン・ペン主演の『博士と狂人』、ロードショウで鑑賞しました。 世界最高峰の辞書といわれる「オックスフォード英語大辞典(OED)」誕生にまつわる驚きの真実の物語の映画化。 さて、映画。 19世紀半ば、英国オックスフォード大学で進められていた新たな辞書編纂作業。 しかしながら、膨大な単語の量に作業は頓挫し…
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『ブラック・クリスマス』:もはやリメイクではない『暗闇にベルが鳴る』の2度目のリメイク @DVD

10月にリリースされたアメリカ映画『ブラック・クリスマス』、DVDで鑑賞しました。 米国では昨年のクリスマスシーズンに公開されて初登場第5位、日本では劇場未公開です。 さて、映画。 クリスマス休暇を前にした、創立200年を誇るホーソーン大学。 休暇前最後の講義はゲルソン教授(ケイリー・エルウィズ)の古典文学。 彼の講義…
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『罪の声』:昭和は遠くなりにけり @ロードショウ

小栗旬、星野源ダブル主演の映画『罪の声』、ロードショウで鑑賞しました。 例年、秋シーズンは力作ぞろいの日本映画ですが、それにしてもことしは多い。 本作も2時間20分超の長尺。 さて、映画。 35年前に起きた菓子メーカーを標的とした「ギン萬事件」は、警察やマスコミを翻弄し、日本中を狂乱に巻き込んだ。 犯人たちは逮捕される…
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『在りし日の歌』:過去の政策は過ち。いまはしあわせ・・・ @DVD

ことし4月コロナ禍の兆しが見え始めたころに公開された中国映画『在りし日の歌』、DVDで鑑賞しました。 第69回ベルリン国際映画祭で最優秀男優賞と女優賞を受賞した作品です。 さて、映画。 1980年代、中国の地方都市で暮らすヤオジュン(ワン・ジンチュン)とリーユン(ヨン・メイ)夫婦。 ふたりは同じ工場で働き、ひとり息子シン…
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『私のちいさなお葬式』:鯉と恋のバカンス、カウリスマキ風味カニカマ添え @DVD

昨年末公開のロシア製コメディ映画『私のちいさなお葬式』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 ロシアの寒村でひとり暮らしをしている老女エレーナ(マリーナ・ニーヨロヴァ)。 貧しいながらも、それなりに幸せな生活を送っていたが、ある日、病院の検査で医師から、「心臓の具合がよくない。これでは、いつ死んでもおかしくな…
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『望み』:力作だが、映画としてはステレオタイプ @ロードショウ

堤幸彦監督最新作『望み』、ロードショウで鑑賞しました。 原作は雫井脩介の同名小説(未読)。 堤監督作品には独特のあざとさを感じることも多いのだけれど・・・ さて、映画。 埼玉県で設計事務所を営む一級建築士の石川(堤真一)。 事務所に併設された自宅は自ら設計したスタイリッシュな建物で、顧客に内見させたりもしている。 石…
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『朝が来る』:力作 @ロードショウ

河瀬直美監督最新作『朝が来る』、ロードショウで鑑賞しました。 河瀬作品には珍しく、辻村深月による同名小説が原作(未読)。 2016年には、東海テレビによってドラマ化されているが、これも未見。 さて、映画。 清和(井浦新)と佐都子(永作博美)の栗原夫妻には、朝斗(佐藤令旺)という幼稚園児の息子がいる。 清和と佐都子は長年…
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『スパイの妻<劇場版>』:ヒッチコック、ポランスキー、黒沢清 @ロードショウ

黒沢清監督最新作『スパイの妻<劇場版>』、ロードショウで鑑賞しました。 もとはNHKで放送されたテレビドラマだが、そちらは未見。 本作でヴェネチア国際映画祭・銀獅子賞(監督賞)受賞。 黒沢作品というと、異様な迫力・・・しかしながら物語が破綻、というのが個人的に印象なのだけれど。 さて、映画。 1940年(昭和15年)、…
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『みをつくし料理帖』:なんどもウルルとさせられた、予想外の秀作 @ロードショウ

日本映画の一時代を築いた角川春樹が自身最後の監督作という『みをつくし料理帖』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 江戸時代の享和二年の大坂。 幼い頃から天神橋の近所で育った澪と野江。 泣きみその澪は、いつも野江に慰められる間柄だった。 ある時、著名な八卦見に手相を見られたふたり。 野江は「旭日昇…
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『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』:タイトルは意外と意味深い @ロードショウ

サンダンス映画祭で監督賞と観客賞を受賞した『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 米国西海岸、サンフランシスコ。 黒人青年ジミー(ジミー・フェイルズ)は親友モント(ジョナサン・メジャース)の家に居候しているが、根っからのシスコっ子。 フィルモア地区に建つ一…
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『ある画家の数奇な運命』:運命の皮肉、現実のなかに秘められた真実 @ロードショウ

『善き人のためのソナタ』のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督最新作『ある画家の数奇な運命』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 1930年代後半、ナチ政権下のドイツ。 幼いクルトは、愛する叔母エリザベト(ザスキア・ローゼンダール)の影響で芸術に目覚める。 エリザベトが愛した美術は現代美…
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