テーマ:2020年

『恋恋豆花』:台湾に行きたくなったなぁ @DVD

昨年2月に公開された『恋恋豆花』、DVDで鑑賞しました。 タイトルは「レンレンドウファ」と読みます。 「恋恋」とくれば続くのは「風塵」。 やはり侯孝賢監督『恋恋風塵』の想起しますね。 というわけで、日本と台湾の合作映画。 さて、映画。 大学生の奈央(モトーラ世理奈)。 ひょんなことから、父・博一(利重剛)と再婚予定…
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『シリアにて』:『ガザの美容室』と同工異曲 @DVD

昨年8月に公開された『シリアにて』、DVDで鑑賞しました。 製作はベルギー・フランス・レバノンの合作です。 さて、映画。 アサド政権、反体制派、さらにISの対立がシリアの首都ダマスカス。 舅と娘・息子とともに、市内の戦闘に参加した夫の帰りを待つ妻オーム(ヒアム・アッバス)。 彼らが暮らすアパートメントの一室には、他に家…
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『アガサと深夜の殺人者』:第二次大戦中、クリスティに起こった事態にインスパイアされて @BS12

2020年製作のイギリス製テレビドラマ『アガサと深夜の殺人者』、BS12の放送で鑑賞しました。 金曜日の夕方、テレビ番組表で偶然みつけたものです。 後ほど記しますが、単発ドラマの第3弾のようです。 第二次世界大戦が激化した1940年の英国ロンドン。 破産寸前に追い込まれたアガサ・クリスティ(ヘレン・バクセンデイル)は、自…
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『殺人狂騒曲 第9の生贄』:演出が粗っぽすぎて、なんだかね @DVD

昨年7月公開のロシア映画『殺人狂騒曲 第9の生贄』、DVDで鑑賞しました。 ポスター図案などから、なんとなく観たいなぁという思いの強かった作品で、レンタル店でも貸し出し中のことが多かったです。 という観点では、「ナイス!宣伝パッケージ」ってところでしょうか。 さて、映画。 19世紀のロシア、サンクトペテルブルク。 美女…
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『タイトル、拒絶』:救いようのない潔さ、または、諦めきった呪詛 @DVD

昨年11月公開の日本映画『タイトル、拒絶』、DVDで鑑賞しました。 主演は最近の注目株・伊藤沙莉。 とはいうものの、その実、群像劇。 さて、映画。 東京鶯谷にほど近い雑居ビルの中のとあるデリヘル店。 ここでスタッフとしてして働く若い女性カノウ(伊藤沙莉)は、もともとはデリヘル嬢として応募してきたのだけれど、初日早々怖気…
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『レディ・マクベス』:ブルードレスの下には赤い血潮が渦巻いている @DVD

昨年10月に公開された『レディ・マクベス』、DVDで鑑賞しました。 2016年製作の英国映画。 『ミッドサマー』がスマッシュヒットしたので、同作主演のフローレンス・ピューの出世作ということで急遽輸入されて公開されたもよう。 DVDには「17歳の欲望」の副題が添えられています。 さて、映画。 19世紀後半の英国。 17…
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『私と猫のサランヘヨ』:ねこたち可愛い、物語もそこそこよ @DVD

昨年10月に公開された韓国映画『私と猫のサランヘヨ』、DVDで鑑賞しました。 ポスターの八割れ猫が可愛いので、チョイスです。 さて、映画。 20代のナレ(キム・ソヒ)、彼氏とともに猫を飼い始めたが、結局破局。 飼っていた猫サランはナレが引き取ることに。 サラン=愛、って名前もいまは空しいだけ・・・ といったところ…
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『コールドケース3 ~真実の扉~』鼓動(前後編):新シーズン巻頭に相応しく盛りだくさんの内容 @DVD

米国製ドラマを翻案したテレビシリーズ『コールドケース ~真実の扉~』。 昨年暮れから本年2月にかけて、シーズン3が放送されました。 本シリーズはお気に入りドラマのひとつで、DVDリリースされれば、近所のレンタルショップで借りて観ています。 コールドケースとは「未解決凶悪犯罪」のこと、むかしは「お蔵入り事件」と言っていましたね。…
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『ホテルローヤル』:えらくライトなエピソードの羅列にガッカリ @DVD

昨年11月公開の日本映画『ホテルローヤル』、DVDで鑑賞しました。 原作は桜木紫乃の同名小説、直木賞受賞作ですが未読です。 同じ原作者の小説を映画化した『起終点駅 ターミナル』が面白かったので、本作も期待。 さて、映画。 北海道、釧路湿原にほど近いところに立地するラブホテル「ホテルローヤル」。 いまでは廃業しており、時…
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『ホテルニュームーン』:母親の立場をもう少し掘り下げてほしかった @DVD

昨年9月公開の日本・イラン合作映画『ホテルニュームーン』、DVDで鑑賞しました。 監督は『オーバードライヴ』『孤独な惑星』の筒井武文。 監督作品を観るのは、本作がはじめて。 さて、映画。 テヘランで大学生の娘モナ(ラレ・マルズバン)とふたり暮らしをしているヌシン(マーナズ・アフシャル)。 ある日、不審な電話がヌシンのも…
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『おらおらでひとりいぐも』:ひとりでいぐも、寂しさ三人づれで @DVD

昨年11月公開の田中裕子主演作『おらおらでひとりいぐも』、DVDで鑑賞しました。 監督は『南極料理人』『キツツキと雨』『滝を見にいく』の沖田修一。 原作は芥川賞受賞、若竹千佐子による同名小説ですが、未読です。 さて、映画。 東京にほど近い、郊外の街に暮らす70代半ばの桃子さん(田中裕子)。 息子と娘は独立し、夫に先立た…
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『バクラウ 地図から消された村』:まだるっこい描写が続いて辟易の異色作 @名画座2本立て

昨年11月公開の『バクラウ 地図から消された村』、名画座2本立てで鑑賞しました。 カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞した異色作(だそうな)。 さて、映画。 ブラジルの寒村バクラウ。 村の女長老が死去し、葬儀のために久々に帰郷したテレサ(バルバラ・コーレン)。 バクラウでは水資源をめぐって隣の中核都市と…
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『白雪姫 あなたが知らないグリム童話』:一応サスペンス映画なのだけれど、本国ではコメディ扱いのようで @DVD

昨年6月公開のフランス・ベルギー合作映画『白雪姫 あなたが知らないグリム童話』、DVDで鑑賞しました。 監督は『ドライ・クリーニング』『恍惚』『ボヴァリー夫人とパン屋』のアンヌ・フォンテーヌ。 さて、映画。 亡き父のホテルで働く若くて美しいクレア(ルー・ドゥ・ラージュ)、 父の死後、ホテルの経営は義母モード(イザベル・ユ…
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『ぶあいそうな手紙』:手紙に至るまでが少々まだるっこしいね @DVD

昨年7月公開のブラジル映画『ぶあいそうな手紙』、DVDで鑑賞しました。 原題は「AOS OLHOS DE ERNESTO」、エルネストの眼を通して。 日本語タイトルとは、少々意味合いが異なりますね。 さて、映画。 ブラジル南部の街・ポルトアレグレにひとりで暮らす老齢のエルネスト(ホルヘ・ボラーニ)。 頑固な上にほとんど…
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『プリズン・サークル』:更生プログラム自体も興味深いし、映画の中で用いられるアニメーションも興味深い @名画座

名画座ドキュメンタリー映画2本立て、『はりぼて』に続いて鑑賞したのは『プリズン・サークル』。 受刑者同士の対話をベースにて更生を促すTCというプログラムを採用している日本で唯一の刑務所での様子を写したもの。監督は坂上香。 この更生プログラムは60年代以降、欧米で広まっているもので、ソーシャルワーカーの助けも借りながら、受刑者…
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『はりぼて』:「この映画こそ日本の縮図」だからこそ、笑って観ているだけではいかないのです @名画座

久しぶりの名画座2本立て鑑賞です。前回は昨年晩秋の『アングスト/不安』『ポゼッション』、うっ、濃いな。 今回はドキュメンタリー映画。『はりぼて』『プリズン・サークル』の2本立て。 まずは『はりぼて』から。 富山県のローカルテレビ局チューリップテレビ。 ここの看板は報道。 正々堂々ならぬ「正々報道」がキャッチフレーズ。 …
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『甘いお酒でうがい』:地上5センチの川嶋さん @DVD

緊急事態宣言下GWのDVD鑑賞、続いては『甘いお酒でうがい』。 これも昨年9月公開でした。 監督は『勝手にふるえてろ』『もぎりさん』の大九明子。 さて、映画。 出版関係のとある会社で派遣社員として働く川嶋さん(松雪泰子)。 もうすぐ50歳になろうかという独身女性。 日々の楽しみは、毎日のちょっとした出来事を日記に残す…
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『ザ・ターニング』:雰囲気映像だけで、脚本が・・・ @DVD

ヘンリー・ジェイムズの古典的怪奇小説「ねじの回転」を現代に舞台を移して映画化した『ザ・ターニング』、DVDで鑑賞しました。 オカルト映画も好きですが、幽霊が登場するホラー映画も好き。 なので、鑑賞前は少しばかり期待しました。 さて、映画。 時代は90年代。まだスマホなどはあまりなかった時代。 ケイト(マッケンジー・デイ…
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『パブリック 図書館の奇跡』:主題や狙いに好感は持てるが、全体的にまだるっこしい @DVD

昨年夏公開の映画『パブリック 図書館の奇跡』、DVDで鑑賞しました。 監督・脚本はエミリオ・エステヴェス。 俳優としてのキャリアのほか、1986年製作の『ウィズダム/夢のかけら』以降、監督としても何本か撮っていますね。 2006年の『ボビー』では、多くの登場人物が錯綜する群像劇を、たくみにさばいていました。 さて、映画。 …
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『君が世界のはじまり』:「若ささわぎ」とでも言えばいいのか、青春は @DVD

昨年7月公開の日本映画『君が世界のはじまり』、DVDで鑑賞しました。 監督は『おいしい家族』の、ふくだももこ。 自身の短編小説『えん』『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』をミックスしての映画化です(原作はいずれも未読)。 さて、映画。 大阪郊外のさびれた町。 優等生の高校2年生・エン(松本穂香)は、昔から…
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『ステイ・ホーム』:サスペンス&ミステリーの謳い文句だが、ありゃりゃのホラーオチね @DVD

昨年11月にリリースされたイタリア映画『ステイ・ホーム』、DVDで鑑賞しました。 レンタル料金割引のキャンペーンなので、ならば、つまらなくても・・・という思いで借りました。 とはいえ、ショップの棚では、一押しランキングのトップに並んでいましたから、まぁ、そこそこには期待。 さて、映画。 イタリアの田舎にひっそりと広大な領…
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『ポルトガル、夏の終わり』:ほかのひとの人生は、自分の人生の埒外にある @DVD

昨年8月公開のフランス・ポルトガル合作映画『ポルトガル、夏の終わり』、DVDで鑑賞しました。 原題は「FRANKIE」、主演のイザベル・ユペールが演じる女優の名前です。 さて、映画。 ヨーロッパの大女優フランキー(イザベル・ユペール)。 ある夏の終わりに、ポルトガルの避暑地シントラを家族とともに訪れていた。 別れた夫と…
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『再会の夏』:ストーリーは悪くないが、語り口がいまひとつ @DVD

2019年年末公開のフランス・ベルギー合作映画『再会の夏』、DVDで鑑賞しました。 監督・脚本はジャン・ベッケル。 フランス、ヌーヴェル・ヴァーグの旗手でサスペンス映画の巨匠ジャック・ベッケルの息子。 過去に『クリクリのいた夏』などを監督していますね。 さて、映画。 第一次世界大戦終戦直後、1919年の夏。 フランス…
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『一度も撃ってません』:映画は「ごっこ」「真似っこ遊び」とはいうものの・・・ @DVD

昨年7月公開の『一度も撃ってません』、DVDで鑑賞しました。 脚本・丸山昇一、監督・阪本順治のコンビ。 魅力的な組み合わせなんだけれど、純然たるクライムムーヴィではなく、コメディ。 うーむ、のコメディ? 余談ですが、 「阪本順治もそうだけれど、井筒もコメディ、あまり上手くないんだよなぁ」とコボしたのは、『ビッグ・ショー! …
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『ヤクザと家族 The Family』:力作だが、終盤、ヒロイックに流れすぎだなぁ @ロードショウ

『新聞記者』で勇躍の藤井道人監督の新作『ヤクザと家族 The Family』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 1999年。両親を亡くして、荒れた生活を送る二十歳そこそこの若者・賢治(綾野剛)。 先ごろ死んだ父親は覚せい剤使用の果て、頼りの薬を得られなくなっての自殺だった。 それからすぐのある日、…
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『チャイルド・イン・タイム』:悲劇に見舞われた夫婦を描いた、まだるっこしい映画 @DVD

昨年末にリリースされたベネディクト・カンバーバッチ主演『チャイルド・イン・タイム』、DVDで鑑賞しました。 2017年BBC製作のテレビムーヴィで、日本では昨年2月に有料チャンネルで放映されたようです。 さて、映画。 妻と娘との三人暮らしをしている児童文学作家のスティーヴ(ベネディクト・カンバーバッチ)。 娘・ケイトを連…
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『チア・アップ!』:手堅い面白さのシニアコメディ @DVD

昨年7月公開のダイアン・キートン主演『チア・アップ!』、DVDで鑑賞しました。 『アニー・ホール』の都会派女優も、もう70歳過ぎ。 時の経つのは早いもので・・・ さて、映画。 残された人生をゆっくり過ごすためリタイアした人々が暮らすシニアタウンに越してきたマーサ(ダイアン・キートン)。 この町では、誰もがどこかのシニア…
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『ラ・ヨローナ 彷徨う女』:グアテマラの現代史はうかがえるものの、かなりまだるっこしいホラー映画 @DVD

昨年7月公開の『ラ・ヨローナ 彷徨う女』、DVDで鑑賞しました。 製作はグアテマラ。 日本の一般劇場で公開されるのは、かなり珍しいですね。 さて、映画。 グアテマラ軍事政権による大虐殺から30年経った現在。 当時将軍だったエンリケ(フリオ・ディアス)は、虐殺を指揮した主犯として裁判にかけられるが、証拠不十分として無罪と…
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『コロンバス』:小津映画=静謐、ってだけじゃないと思うんだけど・・・ @DVD

昨年3月公開のアメリカ映画『コロンバス』、DVDで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 モダニズム建築の宝庫として知られる米国コロンバス。 講演ツアー中にひとりの老建築学者が倒れた。 その報せを受けて韓国から息子(ジョン・チョー)が駆け付けてくる。 息子の名はジン。 父との確執を抱えているジンは、早くこの地を去…
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『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』:ジョーンズを衝き動かしたものは・・・ @DVD

昨年8月に公開されたアグニェシュカ・ホランド監督作品『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』、DVDで鑑賞しました。 自宅鑑賞するにはちょっと重いかも・・・とは思いつつ、観たかった見逃し作品なので、やはり鑑賞せねばなりますまい。 さて、映画。 世界大恐慌吹き荒れる1933年。 そんな中でもスターリン率いるソ連だけが繁栄を謳歌…
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