テーマ:2016年

『若葉のころ』:時を隔てて同じ「若葉のころ」があったというハナシ @DVD・レンタル

昨年公開の台湾映画『若葉のころ』、DVDで鑑賞しました。 高校生あたりの年代を主眼にした青春映画というのはほとんど観ないのだけれど、台湾映画は別。 なぜだか惹かれてしまう。 青春ならぬ性春映画の『あの頃、君を追いかけた』だって、よく見る日本の俳優さんたちが演じていたら、たぶん観なかったろう。 『藍色夏恋』『九月に降る風』なん…
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『ライト/オフ』:設定はおもしろいが、活かしきれていない感あり @DVD・レンタル

もう、製作の看板だけでお客を読めるようになった『ソウ』『死霊館』の監督ジェームズ・ワン。 彼の製作で、新人のデヴィッド・F・サンドバーグが監督したホラー映画『ライト/オフ』、DVDで鑑賞しました。 元は監督がネットのアップした短編動画だそうな。 米国映画界の門戸は、意外と広いね。 さて、映画。 ロサンゼルスでひとり暮ら…
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『ダーク・プレイス』:ミステリーよりも女性のドラマとして観ると妙味あり @DVD・レンタル

昨年初夏に公開されたシャーリーズ・セロン主演『ダーク・プレイス』、DVDで鑑賞しました。 監督は『サラの鍵』のジル・パケ=ブランネール。 原作は『ゴーン・ガール』のギリアン・フリンのベストセラー『冥闇』(未読)。 さて、映画。 米国カンザス州の田舎町。 ひとり暮らしのリビー・デイ(シャーリーズ・セロン)は、28年前の一…
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『ストリート・オーケストラ』:ヒリヒリする世界で、少し希望を見出す映画 @名画座

名画座にて、先にレビューアップした『シング・ストリート 未来へのうた』と2本立てだったのは、『ストリート・オーケストラ』。 こちらは、ブラジルの実話に基づいたもの。 原題はポルトガル語で「TUDO QUE APRENDEMOS JUNTOS」、英語に訳すと「ALL TOGETHER LEARN」、みんなで集って学んだこと、とでも…
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『シング・ストリート 未来へのうた』:甘い郷愁をよし、は寂しい気分だ @名画座

『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督の新作『シング・ストリート 未来へのうた』、名画座2本立てで鑑賞しました。 彼の音楽センスには心くるものがあるので、この映画も関心はあったのですが、これまでの現在進行形の映画と異なり、80年代・半自伝的映画ということで、ロードショウは躊躇した次第。 さて、映画…
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『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』:定石的展開と舐めてかかると・・・ @DVD・レンタル

昨年小規模ロードショウされた『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』、DVDで鑑賞しました。 エドガー・アラン・ポーの短編小説を『ワンダーランド駅で』『マシニスト』のブラッド・アンダーソン監督が映画化したもの。 ポーの小説は『タール博士とフェザー教授の療法』というタイトルだが、未読。 さて、映画。 19世紀末、英国にあ…
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『ハロルドが笑う その日まで』:それでも、人生を続けよう @DVD・レンタル

2017年最初の鑑賞作品は『ハロルドが笑う その日まで』。 昨年6月にロードショウされたノルウェー映画。 ことしもヨーロッパ映画志向となりそうです。 さて、映画。 ノルウェーのオサネで40年家具を作り続けてきたハロルド(ビヨーン・スンクェスト)。 精魂込めて作り続けていた家具は、立派で丈夫な家具。 しかし、妻は認知症…
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『クーパー家の晩餐会』:もう少し小洒落た映画になりそうなんだけれど @DVD・レンタル

2016年の最終鑑賞作品は、今年の2月にロードショウされた『クーパー家の晩餐会』。 ダイアン・キートン、ジョン・グッドマン、アラン・アーキンなどの芸達者が集う家族の物語。 さて、映画。 毎年クリスマスイヴに家族が集って晩餐会を行うのが恒例のクーパー家。 ただし、ことしは少々不穏な雲行き。 というのも、40年連れ添ったシ…
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『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』:題材はいいが、仕立てがいまひとつ @DVDレンタル

オランダ発の奇妙な味わいのコメディ『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』、DVDで鑑賞しました。 『キャラクター/孤独な人の肖像』のマイク・ファン・ディム監督の第2作目で、前作が1996年だから、20年近くも経っての新作です。 さて、映画。 40歳のヤーコブ・ファン・ザイレン(イェロン・ファン・コーニンスブルッヘ…
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『ゴーストバスターズ』(2016):リニューアルは一応成功 @DVD・レンタル

『死霊館』につづいてDVD鑑賞したのは、今年リニューアルされた『ゴーストバスターズ』。 はははははは。 ホラーかコメディかの違いはあるが、まぁ、ほとんど同じようなものだろう。 さて、映画。 ニューヨークの名門大学で教鞭をとる物理学の教授エリン・ギルバート(クリステン・ウィグ)。 終身雇用の機会が訪れたが、にわかに、若気…
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『アナザー』:S・ジャプリゾの『新車のなかの女』の映画化 @DVD・レンタル

今年2016年のカリテ・コレクションで小規模公開されたサスペンス映画『アナザー』、DVDで鑑賞しました。 原作は、セバスチアン・ジャプリゾが1966年に発表した小説『新車のなかの女』(未読)。 小説の日本版タイトルとは似ても似つかないタイトルが付けられているので、原作があるとはなかなか気が付かない。 それにしても、昨年、小説の…
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『アンジェリカの微笑み』:オリヴェイラ監督が夢見た彼岸 @DVD・レンタル

2015年に106歳で他界したポルトガルのマノエル・ド・オリヴェイラ監督。 彼が2010年に撮った『アンジェリカの微笑み』、DVDで鑑賞しました。 過去に観たオリヴェイラ監督作品は2003年の『永遠(とわ)の語らい』だけなので、その巨匠度はわかりかねるのだけれど、まぁ、なんとも瑞々しいというか、詩的というか、そんな作品を100歳…
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『イット・フォローズ』:後半になるにつれてゲンナリ @DVD・レンタル

本年2016年初頭にロードショウされたホラー映画『イット・フォローズ』、DVDで鑑賞しました。 謳い文句は「“それ”は ずっとずっと憑いてくる」。 さて、映画。 ハイティーンのジェイ(マイカ・モンロー)は、新しい恋人とセックスをした後、彼からある告白をされる。 「それ」は、それの後に伝染るんだ、と・・・ それ、とは…
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『疾風ロンド』:コメディサスペンスを上手く作るのは難しい @ロードショウ・一般劇場

東野圭吾原作の同名小説の映画化『疾風ロンド』、ロードショウで鑑賞しました。 主演は阿部寛。 東野圭吾原作、阿部寛主演といえば『新参者』をはじめとする「加賀恭一郎シリーズ」だろうが、あちらの作品のテイストは、まぁ、ない。 なにせ惹句は「衝撃」ならぬ「笑撃サスペンス」だからね。 さて、映画。 偶然からつくりだされレベル4の…
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『Maiko ふたたびの白鳥』:母親から受け継いだド根性精神 @DVD・レンタル

ノルウェー国立バレエ団の日本人プリマドンナ・西野麻衣子のドキュメンタリー映画『Maiko ふたたびの白鳥』、DVDで鑑賞しました。 バレエの映画はほとんど観ないのですが、本作品のロードショウ前に彼女のことを取り上げたテレビ番組があり、それで興味を持った次第。 というのも、そのテレビ番組で観た麻衣子さんは、おぉぉ、まんま、大阪のオ…
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『母よ、』:主役のマルゲリータ・ブイの功績が大きい @DVD・レンタル

ナンニ・モレッティ監督作品『母よ、』、DVDで鑑賞しました。 ナンニ・モレッティ監督の作品は『息子の部屋』『ローマ法王の休日』ぐらいしか観ていないのですが、どことなく苦手。 たぶん、主演も兼ねる彼が常に見せる、しんねりむっつりの表情が苦手なのだろう。 この作品も、止そうかどうか悩んだのだけれど、主演がお気に入り女優のひとり、マ…
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『五日物語 3つの王国と3人の女』:物語自身が持っている物語性を愉しむ @ロードショウ・シネコン

大人向けファンタジー映画『五日物語 3つの王国と3人の女』、ロードショウで鑑賞しました。 そもそも、タイトルの『五日物語』って何なのかしらん・・・って、気になったので調べたところ、17世紀初頭、イタリア・ナポリで書かれた世界最初の民話集のこと。 ただし、正式な書名は「物語のなかの物語」(映画の原題「TALE OF TALES」は…
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『10 クローバーフィールド・レーン』:監禁サスペンス+ユートピアからの脱出もの @DVD・レンタル

J・J・エイブラムス製作の『10 クローバーフィールド・レーン』、DVDで鑑賞しました。 タイトルから、2008年製作『クローバーフィールド/HAKAISHA』を意識しないわけにはいかない。 そうそう、この映画をロードショウで観るかどうか思案した際に、2008年作品をDVDで鑑賞したんだっけ。 さて、映画。 恋人ベンの浮…
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『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』:作品の成功は米国を舞台にしたこと @ロードショウ

『ハリー・ポッター』シリーズのJ・K・ローリング原作の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』、初日にロードショウで鑑賞しました。 監督は、『ハリー・ポッター』シリーズの後半を担当したデヴィッド・イェーツ。 うーむ、『ハリー・ポッター』の後半戦は、ほとんど退屈しっぱなしだったので、少々不安だったのですが・・・ さて、映画…
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『ローマ発、しあわせ行き』:しあわせロード、ローマ行き @DVD・レンタル

サラ・ジェシカ・パーカー主演の新作『ローマ発、しあわせ行き』、DVDで鑑賞しました。 ことしの8月に「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」で劇場公開された作品です。 さて、映画。 シングルマザーのマギー(サラ・ジェシカ・パーカー)は、離婚のゴタゴタの疲れを癒すため、20数年前に訪れたイタリアを、ティーン…
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『エクス・マキナ』:SF風味の監禁サスペンス映画 @DVD・レンタル

ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィカンダー、オスカー・アイザック共演のSF映画『エクス・マキナ』、DVDで鑑賞しました。 監督・脚本はアレックス・ガーランド。 『28日後... 』『サンシャイン2057』、リメイク版『ジャッジ・ドレッド』の脚本を書いたひと。 というのを、このレビューを書く前に調べて、知った次第。 あ、先に…
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『この世界の片隅に』:戦争の「当事者」としての庶民 @ロードショウ・シネコン

戦時下の庶民の暮らしを描いたアニメーション『この世界の片隅に』、ロードショウで鑑賞しました。 観る前は、期待と不安がない交ぜ。 というのも、こんな時代に戦争の話をアニメーションで描こうという志は買うものの、真面目一辺倒の今井正的作品だったらイヤだし・・・といったところ。 結果は・・・ さて、映画。 昭和19年、広島で暮…
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『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:「後悔先に立たず」を知る名探偵譚 @DVD・レンタル

イアン・マッケランが93歳のシャーロック・ホームズを演じた『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』、DVDで鑑賞しました。 監督はビル・コンドン。 『ドリームガールズ』『シカゴ』のミュージカルや『愛についてのキンゼイ・レポート』などを撮っている。 最近は『トワイライト』シリーズの最終作『ブレイキング・ドーン』の前後編を撮っているが…
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『あたらしい野生の地 リワイルディング』:再野生化した地をじっくり丹念に写す @ロードショウ・単館系

オランダ製ドキュメンタリー映画『あたらしい野生の地 リワイルディング』、ロードショウで鑑賞しました。 「リワイルディング」とは耳慣れない言葉だが、「再野生化」という意味らしい。 さて、映画。 オランダの首都アムステルダム近郊の土地。 そこはかつて干拓事業を行おうとした土地だったが、事業を放棄し、そのまま放置していた。 …
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『PK ピーケイ』:PK、フォーン・ホーム @ロードショウ・シネコン

神様がらみの映画その2は、インド映画の『PK ピーケイ』。 監督のラージクマール・ヒラニと主演のアーミル・カーンは『きっと、うまくいく』のコンビ。 あの映画も面白かった。 さて、映画。 留学先のベルギーでパキスタン人青年と恋愛をし、悲恋の末に帰国したジャグー(アヌシュカ・シャルマ)。 テレビ局に勤める彼女は、ある日、電…
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『神様メール』:横暴で傍若無人な神様が世界を統べている? @DVD・レンタル

神様がらみの映画二題。 1本目は、ベルギー・フランス・ルクセンブルク合作の『神様メール』。 DVDで鑑賞しました。 監督は『トト・ザ・ヒーロー』『八日目』のジャコ・ヴァン・ドルマル。 原題「LE TOUT NOUVEAU TESTAMENT」は「最新約聖書」という意味。 さて、映画。 創造主の神様(ブノワ・ポールヴー…
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『誰のせいでもない』:「画面の外を観る」ための3D映画 @ロードショウ

ヴィム・ヴェンダース監督の新作『誰のせいでもない』、ロードショウで鑑賞しました。 ここんところドキュメンタリー映画ばかり撮っているヴェンダース監督、劇映画は『アメリカ,家族のいる風景』以来か。 ドキュメンタリー作品は1本も観ていないので、ヴェンダース作品は本当に久しぶりだ。 そして、この作品、本来は3D映画。 3D映画はとっ…
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『あやしい彼女』:多部未華子のコメディエンヌぶりを愉しむ @DVD・レンタル

若返る女性の映画二題、DVDで鑑賞しました。 1本目は今年ロードショウされた『あやしい彼女』。 多部未華子主演の韓国映画のリメイクです。 さて、映画。 73歳の瀬山カツ(倍賞美津子)は、東京の下町で暮らすおばあちゃん。 ちゃきちゃきのバーサンだ。 ある日、写真館で写真撮影されたのをキッカケに、20歳の頃に若返り、オー…
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『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』:米国と日本と世界の各国 @DVD・レンタル

問題提起&攻撃的姿勢のドキュメンタリー映画のマイケル・ムーアの新作『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』、DVDで鑑賞しました。 『ボウリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』『シッコ』と観てきたけれど、そのパワフルさに少々辟易したこともあって、前作『キャピタリズム マネーは踊る』はパス。 なので、マイケル・ムーアを観るのは…
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『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』:米国の半世紀が凝縮されたコメディ @DVD・レンタル

モーガン・フリーマン、ダイアン・キートン主演の『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』、DVDで鑑賞しました。 前置きは省略して、さて、映画。 ブルックリンが一望できる眺めのいい部屋に暮らすアレックス(モーガン・フリーマン)とルース(ダイアン・キートン)のカーヴァー夫妻。 寄る年波には勝てず、エレベータのない5階のその部屋…
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