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help RSS 『スルース』:オリジナルと比べてみると・・:Myムービー掲載

<<   作成日時 : 2008/03/23 15:22   >>

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うーむ、こちらの期待が高すぎたのかは置いておいて、腰砕けのリメイクになってしまったようだ。

前作については、かつてテレビで観たのとパンフレットを元にして、オリジナルと比べてみると・・・<以下、前作についてのネタバレもあります>

<キャスト>
ローレンス・オリヴィエvs.マイケル・ケインが、マイケル・ケインvs.ジュード・ロウのキャスティングとしたのは、大失敗ではありますまいか。
前作では上流vs.貧民の対立構造が、二人の役者で具現化されていて、洒落た感じを醸し出していたが、今回は、老推理作家がケインで、下卑た感じがして、非常にいやらしい。
これが、第三幕の展開を変更するに至った原因とも思われる。

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<舞台設定>
老推理作家の邸宅が、前作の古色蒼然とした屋敷から、いかにも現代アートのかたまりのような(もしくは舞台美術のような)設定に変更。
これは、マイケル・ケインの個性と合わせて考えると、悪くない。
部屋の真ん中に設(しつら)えられた疎通しエレヴェータなどは、カッコイイ。
ただし、前作で印象を残した、道化師の衣装が登場せずにガッカリ。
素顔のままで押し込み強盗するなんて、監視カメラがビシバシの状況では、やっぱり変。
第三幕の変更に従って、小道具の登場が大幅に減。

<演出>
ケネス・ブラナーの演出は、特に前半、グラス越しの映像や監視カメラの映像など凝った演出を見せてくれて、おおぉぉ、と期待を抱かせてくれたが、ストーリーに活かされず残念。
凝った照明で、マイケル・ケインのアップを撮るあたり、彼のいやらしさが滲み出てきてしまい、気色悪い。

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<ストーリー>
第三幕が大幅変更。
観ているときに、あれれれれ、こんな展開だったっけ??って疑問炸裂で、鑑賞の集中力を欠いてしまいました。
同性愛ばなしの展開に持っていくのは、現代風のあれんじなのかどうか判らないが、それまでのゲーム性(作為・策略と言い換えてもいい)から逸脱してしまっている。
前作では、若いツバメが「老作家の妻を殺して、老作家をハメるための証拠の品を、この屋敷に隠した」と老作家に話をして、スリリングなゲームの第三幕が切って落とされる。
あくまでも、嫉妬と欲望が絡んだ策略としての丁々発止の遣りあいなのだ。
それが、結果「瓢箪から出た駒」的オチになっていき、ある種の虚しさを感じる作品となっていたのだが・・・・。

前作と比べて、上映時間は40分も短くなっているのだが、後半30分はとてもとても長く感じられました。
全体評価としては★3つ(前半はそれほど悪くないのでね)。

<追記>
前作を再鑑賞したいのだが、DVDは出てないので、残念。

↓Myムービーのレビュー&採点はコチラから↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id329519/rid26/p1/s0/c1/

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↓同じくマイケル・ケインのお薦めミステリー↓

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
いや〜、りゃんひささんのブログを読んで、是非ともローレンス・オリヴィエのオリジナル版を観てみたくなりましたよ。
結末のつけ方もオリジナルの方がよさげだし。
DVDが出ていないのは、しごく残念!!
かばくん
2008/03/24 15:52

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