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zoom RSS 『マンデラの名もなき看守』:うまくまとめた27年の物語:Myムービー掲載

<<   作成日時 : 2008/05/06 08:40   >>

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南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラが収監されていた27年を白人看守側から描いたのは映画として正解だった。
看守の心情の変化を通じて、アパルトヘイト崩壊が判りやすく描かれている。

幼い頃、貧しく唯一の友人が黒人だった看守は、マンデラと出会い、その人物像に傾倒して、心の奥底の何かが育っていく。

契機は、マンデラの仲間とマンデラの息子の(謎の)事故死。
マンデラと妻が面会中に現地語で交わした内容を、勤めとはいえ、情報部に告げたことが、両名の死に加担したものと厭な嫌な想いを背負い込む。
また、子供連れで街へ出かけた際に、身分証不所持を理由に、警官から暴力を受ける黒人を目撃し、娘はショックを受ける。

前半の描き方が特に丁寧で、特に、看守の妻の立場が興味深い。大儀や正義正論よりも、より良い暮らし。
彼女をこのような立場で配することで、一面的でない描き方ができたのではないだろうか。

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アパルトヘイトの根底にあるものは、異なる眼の色・異なる肌の色をもつ者は恐ろしいと教える教育、としてこの映画では描かれている。
正しい。

マンデラは獄中にいながら武力闘争を指揮し、それは、政府が話し合いによる和解を拒み、武力による解決を望んだからだ、として描かれている。

マンデラたちの記した「自由憲章」の精神は正しいが、武力による解決が正しいとは、この映画では描いていない。

ある雑誌のインタビューで、「一番苦労したのは資金集め」と監督が答えている。
この映画の製作がフランス、ドイツ、ベルギー、南アフリカなのは、(アメリカが出資していないってことは、)なんとなく意味深な気がする。

全体評価としては★3つ半かなぁ。
27年の長期間の出来事を上手くまとめたな、との印象は残るが、意外と平板な出来なもので・・・。

<追記>
看守と出会ったときのマンデラは50歳のはずだが、若すぎるんじゃないの? と思って調べたところ、マンデラ役のデニス・ヘイスバートは1954年生まれなので、54歳!
若々しく見えただけっだのか・・・

↓Myムービーのレビュー&採点はコチラから↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id329958/rid5/p1/s0/c1/

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