キネマのマ 〜 りゃんひさ 映画レビューなどなど

アクセスカウンタ

zoom RSS 『パリ20区、僕たちのクラス』:日常を見たくて @レンタルDVD

<<   作成日時 : 2011/03/17 23:32   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

画像


大震災から数日経ちました。
当日仕事場で激しい揺れを経験するとともに、北関東へ出張を命じた部下の安否も心配でした。
幸いにして現在携わっている作業者全員無事でしたが、被災された方々に対しては心から痛みいります。
そのような中でのDVD鑑賞。
以前より気になっていた『パリ20区、僕たちのクラス』を鑑賞です。
たぶん、心の奥底で、日常に触れたいと思っていたのでしょう。
とはいえ、日本の日常ではなく、フランス・パリの日常を選んでしまうあたり、なかなか割り切れるものではありません。

さて、映画。

移民が多いパリ20区の中学校、13歳〜15歳ぐらいのクラスの一年の物語です。

途中まで大きな事件は起こらないのですが、先生と生徒、みんなが活き活きと描かれています。
活き活きと、といっても、彼らすべてを好ましく感じるわけではないのですが。

途中まで、といったのは後半に大きな事件が起こるからです。

アフリカ系の少年の学校態度を問題視して開かれた職員・保護者・生徒代表の会議において、生徒代表の女子生徒の態度がだらしなかったことに端を発して、担任の教師が彼女たちの態度を「売女の態度」呼んだことことから、件のアフリカ系少年の業を煮やしてしまいます。
その態度の如何が懲罰会議にかけられ、少年は退学、そして故郷アフリカへと送られてしまいます。

そのような大事件ですが、そこへ至る過程も、それまでの日常生活も淡々と描かれており、突拍子もない出来事という印象はありません。
また、事件後も淡々と描かれており、ドラマ的・クライマックス的には、どちらかといえば拍子抜けといえなくもありません。

しかしながら、その淡々とした描写が、生徒と教師の溝、生徒間の溝を、緊張をもって描き出しています。

映画は劇映画ですが、ドキュメンタリータッチで描かれており、それが緊張感を醸し出しています。

ただし、ドキュメンタリータッチの演出は、自然な演技という意味では褒められますが、画の切り取り方は褒められません。
すなわち、手持ちカメラの揺れる画面、被写対象に寄りすぎのフレーム、かてて加えて横長のスコープサイズの画面。
DVD⇒家庭用テレビでは我慢できるフレームワークですが、劇場の大画面では少々厳しかったものと推測します。

ということで、評価は★3つ半としておきます。

最近観たミニシアター映画のレビューはコチラから
⇒『悲しみもミルク
⇒『トゥルー・グリット
⇒『英国王のスピーチ
⇒『ヤコブへの手紙
⇒『しあわせの雨傘
⇒『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人
⇒『人生万歳!』
⇒『クリスマス・ストーリー
⇒『Ricky リッキー
⇒『永遠の語らい
⇒『アンナと過ごした4日間
⇒『シングルマン
⇒『ルイーサ
⇒『ニューヨーク、アイラブユー
⇒『バグダッド・カフェ
⇒『彼女が消えた浜辺

↓DVDはこちらから↓


------------------
2011年映画鑑賞記録

 新作:2011年度作品
  外国映画 4本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)
  日本映画 2本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)

 旧作:2011年以前の作品
  外国映画 5本(うち劇場 0本)←カウントアップ
  日本映画 0本(うち劇場 0本)
------------------

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
『パリ20区、僕たちのクラス』(2008)/フランス
原題:ENTRELESMURS/THECLASS監督:ローラン・カンテ原作:フランソワ・ベゴドー出演:フランソワ・ベゴドー観賞劇場 :岩波ホール公式サイトはこちら。<Story>パリ20区の中学校... ...続きを見る
NiceOne!!
2011/03/28 13:13

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『パリ20区、僕たちのクラス』:日常を見たくて @レンタルDVD キネマのマ 〜 りゃんひさ 映画レビューなどなど/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる