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zoom RSS 『あなたへ』: 降旗監督と高倉健からの「さようなら」 @ロードショウ・一般劇場

<<   作成日時 : 2012/08/28 23:54   >>

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TOHOシネマズ、とシネコン冠ではありますが、老舗旗艦館・日劇で超久々の鑑賞でした。
いやぁ、観客の年齢の高いこと。
かくいう、りゃんひさも夫婦50割引ですから、他人のことは言えないですが。
さてさて、映画。

高倉健+降旗監督のコンビ作品ですので、それほど捻っているわけではないですし、高倉健は高倉健のイメージです。
まぁ、歳は取りましたがねぇ。

観ながら思ったのは、『HANA-BI』『死にゆく妻との旅路』に似ているなぁ、ということ。

挙げた2作品は、夫婦の道行きでしたが、この映画では、そうではありません。
死んだ妻の散骨、という目的があるのですから。

それでもなお、同じ水平線で観てしまうのは、途中登場するビートたけしの影響が大きいのでしょう。

いわく、芭蕉と山頭火の違いを、旅と放浪の違いに喩えるのですが、先に挙げた2作品は放浪の映画でした。

旅は、目的がある、帰る場所がある。
放浪は、目的がなく、帰る場所もない。

この映画では、妻の遺骨の散骨という目的が、成就したその先に、ただ生きるという放浪へと転換するのです。

確かに残された夫に対しての余生は、映画では、大切何か、を示唆しているようにも思えるのですが、なんとなく、そのようには受け取れないのです。
残された余生=放浪、という図式で描かれています。

うーむ、これはどのように解釈すればよいのでしょうか。
りゃんひさは、高倉健+降旗監督の遺作、と解しました。

先立った妻は高倉健に「さようなら」というひと言を残します。
その残されたひと言が何だったか、ということが、映画を走らせる動機でもあります。
それが「さようなら」という訣別のひと言。
ありふれた、といえばありふれたひと言。

降旗監督と高倉健からの「さようなら」なのだと思いました。

後半少々ギクシャクしたところはあるのですが、評価としては★3つ半としておきます。

 

 

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2012年映画鑑賞記録

 新作:2012年度作品
  外国映画38本(うちDVD、Webなどスクリーン以外16本)
  日本映画13本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 3本)←カウントアップ

 旧作:2012年以前の作品
  外国映画24本(うち劇場 0本)
  日本映画 7本(うち劇場 2本)
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
健さんの映画以外の何物でもないですよね。多少面白いところもあるのですが、掘り下げ不足の感が残って不満。健さんの足取りがおぼつかなくて、コケるんじゃないかとそればかり心配して観てました。
ぷ〜太郎
2012/09/23 16:38

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