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zoom RSS 『屋根裏部屋のマリアたち』: 語り口も爽やかで、ほろっとするラスト @ロードショウ・単館系

<<   作成日時 : 2012/08/11 10:29   >>

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1960年代のフランス、パリ。
代々の証券会社を受け継いだ堅物社長とその家族。
長年勤めてくれたフランス人の老メイドが出ていったことから、新しいメイドを雇い入れることにした。
隣国スペインでは内戦の果てにフランコ独裁政権が成立。
戦火から逃れたスペイン人たちが、大勢フランスへ逃げてきた、そんな時代のハナシ。

タイトルの『屋根裏部屋のマリアたち』は、堅物社長一家が暮らすアパルトマンの6階に暮らす老若スペイン人メイドたちのこと。

堅物社長の無味乾燥な生活が、彼女らスペイン人メイドたちと交流を深めるうちに、活き活きとしたものになっていきます。
その交流の過程で、当時のフランスとスペインの関係が見えてくるところが面白い。

フランスのブルジョワたちは、隣国スペインのことをほとんど知らない。
早口のスペイン語でまくし立てる彼女たちは、ただ煩(うるさ)い存在。
フランスの流儀もしらなくて、迷惑な存在。

そう感じていた様子。
その上、主人は主人、メイドはメイド、な主義なので、彼女たちの個人的なことなんて一切興味がない。
それが、彼女たちの活き活きとしたバイタリティに魅せられていき、彼女たちの人生の背景を知り、遂には・・・

主人公の堅物社長を演じるファブリス・ルキーニも好演だが、スペイン人メイドを演じるナタリア・ベルベケがこれまた魅力的。

映画の語り口も爽やかで、ほろっとする最後もよし。

評価は★4つです。



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2012年映画鑑賞記録

 新作:2012年度作品
  外国映画32本(うちDVD、Webなどスクリーン以外12本)←カウントアップ
  日本映画12本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 3本)

 旧作:2012年以前の作品
  外国映画24本(うち劇場 0本)
  日本映画 5本(うち劇場 2本)
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コメント(1件)

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人間関係の変化の面白さに加え、時代背景もキチンと描かれているのが好感がもてる理由。確かにラテン系といっても、フランスはイタリアやスペインに比べ、どこか冷淡な感じがするものね。
皆、納まるところに納まっていくラストはいい感じですね。
ぷ〜太郎
2012/09/23 16:04

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