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zoom RSS 『日本の悲劇』:「日常という名の悲劇」、意欲は買うが・・ @ロードショウ・単館系

<<   作成日時 : 2013/09/21 10:50   >>

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『春との旅』の小林政広監督の最新作『日本の悲劇』。
父親の死後も年金を不正受給していた実話をヒントに、現代日本の問題点を描こうとする意欲作。
配役は、父親に仲代達矢、母親・大森暁美、息子・北村一輝、妻・寺島しのぶと4人きり。
一戸建ての家の中からカメラは出ない、長廻し、画面はモノクロ(一部だけカラー)とスタイルも意欲作。

ですが・・・

うーむ、頭で拵(こしら)えすぎたというか、描き方を間違ったといおうか、どうも上手くない。

タイトルの「日本の悲劇」が降りかかるのは息子の北村一輝。
いわく、
 激務により鬱病を発症
 会社からリストラ
 妻との離別
 母親の病と看病、そして死
 震災により妻と娘が行方不明
 父親の病と看病
そして、いまだ職は見つからず・・・・・
 
ひとつひとつなら耐えられるかもしれないが、それが折り重なって、次々と降りかかってしまう、日常という名の悲劇。

その「日常という名の悲劇」を、余命3か月、息子のために(自身が死んでも職が見つかるまで年金で暮らせるようにと)家の一室に立てこもる父親の回想という形で描いている。

この、父親から描くという作のは、どうだったのか。
そしてまた、息子に訪れた「悲劇」の数々を、映画の初めの方で、本人の口からセリフとして言わせてしまう、その作劇はどうなんだろうか。

息子夫婦に初めての子ども(老いた両親からは初孫)が生まれて、幸せな一家団欒の様子をカラー(それも淡い色調)で描いたシーン、本来なら心に沁みる・響くはずなのに、うまく沁みてこない・響いてこない。

うーむ、意欲は買うのだが、結果としてどうだったのかなぁ、というのが正直なところ。

評価は★3つとしておきます。

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2013年映画鑑賞記録

 新作:2013年度作品
  外国映画26本(うちDVD、Webなどスクリーン以外12本)
  日本映画12本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 1本)←カウントアップ

 旧作:2013年以前の作品
  外国映画43本(うち劇場 2本)
  日本映画 8本(うち劇場 1本)
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コメント(1件)

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私も「う〜ん、なんだかな〜」の映画でした。心に沁みてこないんですよね。この監督、なんか、人の切り取り方を間違っているような感じがします。
ぷ〜太郎
2013/09/24 00:56

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