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zoom RSS 『もうひとりの息子』:壁も、民族の対立もない世界を願う映画 @ロードショウ・単館系

<<   作成日時 : 2013/10/25 01:07   >>

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18年育てた息子は他人の子供でした・・・って、ありゃ『そして父になる』のような映画『もうひとりの息子』、平日の昼間に劇場で鑑賞しました。
昨年2012年の東京国際映画祭のグランプリ作品です。
原題は「LE FILS DE L'AUTRE」、「他人の息子」。
取り違え事件が起こったのは、イスラエル。
ユダヤ人とアラブ・パレスチナ人が民族的な対立をしている国。
トーゼンにして『そして父になる』とはアプローチも結論も違わざるを得ません。
さて、映画。

といいたいが、
18年育てた息子は、ユダヤ人とアラブ・パレスチナ人の取り違えでした、です。

そこから、何が起こるのか。
繁栄の都テルアビブに住むユダヤ人一家(だが母親はフランス人なのです)とイスラエル内でも隔離された地区に住むパレスチナ人一家との交流が始まります。
息子たちにはそれぞれの出自を伝えて。

18歳の息子たちはそれぞれアイデンティティを確立していますし、家族は家族なりの考えがあります。
どちらも頑なで民族的対立はあるものの、いつしか、父と息子、母と息子、兄と弟、民族を超えた何かを感じていきます。
それは、家族の血、血縁という絆というものではなく、互いを理解し、いたわり、慮るという感情です。

そう、この映画は「希望の映画」なのです。
息子たちの取り違えという事件を契機にして、ジョン・レノン「イマジン」で歌われる世界を実現したい、という希望の映画なのです。
まぁそれは綺麗事かもしれませんが、希望を感じればいいではありますまいか。

評価は★4つとしておきます。

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2013年映画鑑賞記録

 新作:2013年度作品
  外国映画32本(うちDVD、Webなどスクリーン以外16本)←カウントアップ
  日本映画18本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 4本)

 旧作:2013年以前の作品
  外国映画47本(うち劇場 2本)
  日本映画 9本(うち劇場 1本)
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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
ご無沙汰しています。この映画は大阪ではまだ上映されていません、とても楽しみにしています。
アイデンティティを強く意識する映画のような気がします。
ところで、昨年公開映画ベスト1が「私が、生きる肌」とは、嬉しいです、映画的魅惑に満ちていましたね。
ところで、謝らなければいけないことが、ヤフーでの件ですが、ずっと気になっていました、他意はないのですが、意味のないシステムになってしまったので・・・・ブログに寄せていただけばよいことだしと思い、お気を悪くされたことと思います、申し訳ございませんでした。
りゃんひささんのレビューは必ず拝読させていただいております。
「危険なプロット」オゾン監督の作家性が際立っていましたね。
jyamutomaruko
2013/10/30 09:37
jyamutomarukoさんへ。コメントありがとうございます。
大阪でも公開されたようですね。この映画、観ると、やはり希望を感じますね。
今後もよろしく。
りゃんひさ
2013/11/04 11:10
そうですね、これは「希望の映画」なのですね。実際にはこんな風になるとは夢にも思えませんが、こうなってほしいという思いのつまった映画。その分、ガツンとくるものがなくなってしまいました。でもよしとしましょう。
ぷ〜太郎
2013/11/09 01:22

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