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zoom RSS 『8月の家族たち』:西部のダメ男サム・シェパード讃 @ロードショウ・シネコン

<<   作成日時 : 2014/04/23 10:28   >>

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メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツら豪華キャストで舞台劇を映画化した『8月の家族たち』、ロードショウで鑑賞しました。
もととなった舞台劇はピューリッツァー賞とトニー賞をダブル受賞した作品とのこと。
元の舞台劇の脚本を書いたトレイシー・レッツが映画脚本も書いています。
監督は『カンパニー・メン』のジョン・ウェルズ。
テレビドラマシリーズ『ER』の製作でテレビ経験が長く、前作が場映画監督デビュー作。
さてさて、映画。

米国中西部のオクラホマ州オーセージ郡。
8月の気温は40度を超えて暑い暑い。
父親ベバリーの失踪を機に、家を離れていた家族が再び集まり・・・

集まってきた家族の面々が、抱えてきた鬱憤や秘密をまき散らして、紛糾してふたたび散り散りになっていく物語。

この手の作品は、基本、シリアスドラマではなくコメディとしてみるべき映画。
ぶちまけられる鬱憤に対して「わかる、わかる」と頷いたり、「それは、ちょっと言い過ぎなんじゃないのぉ」と笑ったり、打ち明けられる秘密に対して「それは、ちょっと凄すぎぃ」とビックラこいたりして愉しむ映画なのであります。

なので、こちらもその姿勢で鑑賞しましたが、豪華キャストが全員熱演なので、暑苦しくて息が詰まっちゃいました。
特に、メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツのお二方、熱込めすぎ。
ジョン・ウェルズ監督には、もう少しトーンを落とした演出をしてほしかったところですが、米国ではこれぐらいの熱演が受けるんでしょうかねぇ。

まぁ、ちょっと歌を披露してくれるベネディクト・カンバーバッチにだけは癒されました。
が、その後、明かされた秘密は、ぎょえぇな展開。

舞台で西部で、父親がサム・シェパードならば、さもありなん的展開ですが、この展開だからサム・シェパードをキャスティングしたのかしらん。
『フール・フォア・ラブ』とか『パリ、テキサス』とか『アメリカ,家族のいる風景』とか、西部のダメ男はこのひとしかいない!ってわけですね。

評価は★3つ半としておきます。

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2014年映画鑑賞記録

 新作:2014年度作品
  外国映画10本(うちDVDなど 1本)←カウントアップ
  日本映画 6本(うちDVDなど 0本)

 旧作:2014年以前の作品
  外国映画38本(うち劇場 3本)
  日本映画12本(うち劇場 3本)
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
確かに、熱演合戦でしたね。日本人にはうけないかもしれません。でも私は本性丸出しのそれが面白かったです。個人的にはハッピーエンドが好きなのですが、この作品では誰もそうならず皆去っていく、自業自得といえども感じるその寂しさ辛さ侘しさ。でもまたそれを乗り越えて皆戦っていくんだろうなと思えるラストも、いかにもアメリカ的でいいと思いました。缶バッチの歌はひろいもの。彼、正義の味方のような役よりも、悪役とか、陰のある役、この作品のようにちょっと性格に難のある役の方が断然いいですね。
ぷ〜太郎
2014/05/06 10:25

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