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zoom RSS 『ヒラリー・スワンク IN レッド・ダスト』:一見の価値があるアパルトヘイトを扱った映画 @DVD

<<   作成日時 : 2014/07/18 23:43   >>

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白く渇いた季節』『マンデラ 自由への長い道』と南アフリカのアパルトヘイトを扱った映画を観てきて、辿り着いたのがこの映画『ヒラリー・スワンク IN レッド・ダスト』。
2004年製作で、監督はトム・フーパー。
英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』の監督、彼の劇場映画第1作がこの映画。
さすがに真面目な監督なので、かなり手堅い演出で魅せていきます。
さて、映画。

ネルソン・マンデラが大統領に就任した南アフリカ。
当時は、アパルトヘイト時代の白人側の横暴・残虐行為の多くが明るみに出ておらず、警察に捕えられたまま行方不明となった黒人の活動家が多かった。
「復讐より許しを」を掲げて民族統合を目指す政府は、過去の残虐行為を包み隠さず民族和解委員会の公開聴聞会で真実を語ることで、行為を行った白人に恩赦を与えるという施策を採った。

過去に警察に捕えられたが口を割らなかったことを賞賛され、いまは政治家となったアレックス(キウェテル・イジョフォー)。
彼に対する残虐行為に対して、服役中の元警官ヘンドリックスが民族和解委員会に恩赦申請を行った。
この公開聴聞会で、アレックスと同時に捕えられ、行方不明となった同朋のシゼラについて明らかにしたいと、少女時代をこの地で過ごした弁護士サラ(ヒラリー・スワンク)がアレックスの弁護人を務めることとなった。

公開聴聞会でのヘンドリックスとアレックスの主張には食い違いがあった・・・

と、いわゆる法廷ものの形式をとりながら、映画は緊張をもって進んでいきます。
食い違う両者の主張には、それぞれの思いがあり、真実(の一部)を隠蔽する理由もとおりいっぺんでないあたり、なかなか脚本もよいです。
特に、アレックス側にも一部の真実を隠しており、その理由も納得でき、また、最終的には真実を話し、善き方向へと物語を決着させるあたりは見どころ充分です。

少女時代に黒人男性と交際して、逮捕された経験を持つ弁護士サラ役のヒラリー・スワンクも存在感があります。
『それでも夜は明ける』で黒人奴隷になったキウェテル・イジョフォー、2004年に早くも迫害される黒人役を演じていたのですね。
(調べてみたら、映画デビューはスピルバーグの『アミスタッド』、これも奴隷役だぁ)

残虐行為の真実を包み隠さず話せば恩赦を与える、という前提が、やはりなかなか理解しづらいのですが、アパルトヘイトを扱った映画としては一見の価値ありです。

評価は★3つ半としておきます。



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2014年映画鑑賞記録

新作:2014年度作品:45本
 外国映画30本(うちDVDなど 7本)
 日本映画15本(うちDVDなど 0本)

旧作:2014年以前の作品:99本
 外国映画78本(うち劇場 3本)←カウントアップ
 日本映画21本(うち劇場 3本)
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