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zoom RSS 『メイジーの瞳』:子どものの眼からみた大人になれない大人たち @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2015/01/24 17:39   >>

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2012年の東京国際映画祭で、原題「WHAT MAISIE KNEW」の直訳タイトル『メイジーの知ったこと』で上映された本作。
メイジーの瞳』と名を変えて、2014年年初に劇場公開。
劇場公開から1年、この度、DVDで鑑賞しました。
タイトルにある「メイジー」とは6歳の女の子の名前。
彼女からみた大人の世界はどうだったのか・・・
さて、映画。

6歳の女の子メイジー。
母親はロックシンガーのアメリカ人、父親は美術商のイギリス人。
ふたりの仲は最悪で、顔を合わせれば喧嘩ばかり。
離婚の結果、メイジーは10日ごとに父母の間を行き来することになってしまう。
母も父も口ではメイジーのことをいちばん愛しているというものの、いちばん愛しているのは自分自身。
身勝手な両親のもとで、メイジーは振り回されてしまう・・・

と、まぁ、子どものの眼からみた大人になれない大人たちを描いた映画です。

とにかく両親とも身勝手、いちばんいちばん愛しているのは自分自身。
他人のことに気を配ったことなんてない感じ。

その上、性質が悪いことに、独占欲が強い。
なので、メイジーは引きずり回されたはいいけれど、いつしか放り出されて、結果、孤立して(文字どおり)行き場を無くしてしまう。

なんともはや、悲惨な子ども時代。

そういえば最近同じような映画を観たなと思ったら、『6才のボクが、大人になるまで。 』の子ども時代に似ている。
いやあちらは、母親に男をみる目がなかっただけか・・・

こんな悲しいメイジーを救ってくれるのが、両親の再婚相手。
父の再婚相手は、もともとメイジーのベビーシッター。
母の再婚相手は、年下のバーテンダー。

ふーむ、最近のアメリカでは、もう血のつながりなんて信じちゃいけない、っていうことかしらん。

と思って調べてみたら、この映画の原作は、ヘンリー・ジェームズ。
『女相続人』『回転』『ある貴婦人の肖像』『鳩の翼』、それに『緑色の部屋』のひと。
19世紀末か20世紀初めのハナシを現代に移し替えたということか。
これにはちょっとびっくり。

映画の終盤は少々甘くなるけれど、希望がなければやっていけないので、これはこれでよしとしましょう。

評価は★3つ半としておきます。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:3本
 外国映画 2本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 1本(うちDVDなど 0本)

旧作:2015年以前の作品:8本
 外国映画 6本(うち劇場 2本)←カウントアップ
 日本映画 2本(うち劇場 0本)
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