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zoom RSS 『ピノキオ』:ドイツ製の実写+CG作品、なかなかの佳作 @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2015/04/26 10:26   >>

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ピノキオ』といえば1940年のディズニー製作のアニメーション映画をすぐに思い出すが、こちらは2013年のドイツ製作の実写映画。
主人公のピノキオはCGで表現されている。
昨年(2014年)夏のキンダーフィルムフェスティバルで上映されており、観に行きたかったのだけれど、たぶん子どもが大勢いる中でヒゲのオヤジが独りで観るのもつらいなぁ、と思って遠慮した次第。
早々にDVD化されて嬉しいです。
さて、映画。

木彫り職人のゼペット老、妻に先立たれて子供もなく、独り暮らし。
ある日、意思を持った松の幹がゼペット老のもとに現われ、ゼペットはそれで人形を彫り、ピノキオを名づけます。
妖精により生命を吹き込まれたピノキオは、翌朝、自分の意思で動くことができるようになります。
しかし、哀しいことに、木でできたピノキオには、心も知恵もなかったのです・・・

というハナシは、ディズニー作品と同じです。

木でできたピノキオは、心も知恵もなく、まぁ言えば自分勝手に、欲望の赴くまま行動します。
そのさまは、かなり不愉快。

この不愉快な部分を巧みに描いているところが、この映画のいいところ。

ピノキオの良心の替わりであるコオロギの忠告も聞かずに、自分勝手に、欲望の赴くまま行動することから、どんどんと悲惨な目に遭っていきます。

人形芝居の男に連れ去られる。
連れ去れたピノキオを探してゼペット老は行方知れずになる。
不幸なピノキオに同情した人形芝居の男からもらった金貨を盗人に横取りされる。
魔法使いの人さらいに誘拐されて、遂には、ロバに変えられてしまう・・・

と、悲惨な目に遭っていくにもかかわらず、心も知恵もないピノキオは、悲惨な目に遭っているとなかなか気づかないところが、輪をかけて哀しい。
悲惨な境遇なのに、鼻歌をフフフンフフフンと謳っているピノキオの哀しいこと。

このあたり、アンナ・ジャスティス監督の手腕は冴えています。

気になったので調べてみたところ、『あの日 あの時 愛の記憶』の監督さんでした。
ひぇぇ、これはリアルなわけだ。

その後の展開は、ディズニーのアニメーションと同じなので割愛します。

登場人物では、今回、コオロギは女性として描かれており、こちらもCG。
アクセントとして効いています。

盗人の狐と猫は擬人化して、実際の俳優さんが演じています。
狐を女優さんが演じており、なかなかズルそうな雰囲気を醸し出しています。

ゼペット老は太目の老人で、『ブリキの太鼓』などのマリオ・アドルフが演じています。

で、肝心のピノキオ。
木彫りの雰囲気も醸し出したCGで悪くないけれど、やはりここはストップモーションアニメで表現してほしかったところ。
口のなかに歯が見えるのは、少々気持ち悪いなぁ。

佳作の部類だと思いますので、評価は★3つ半としておきます。

<追記>
『ピノキオ あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 というタイトルでもいいかもね。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:24本
 外国映画19本(うちDVDなど 0本)←カウントアップ
 日本映画 5本(うちDVDなど 0本)

旧作:2015年以前の作品:52本
 外国映画41本(うち劇場11本)
 日本映画11本(うち劇場 3本)
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