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zoom RSS 『特捜部Q 檻の中の女』:新味はないけど、北欧の雰囲気を感じるミステリィ @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2015/05/08 21:58   >>

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実社会を題材にしたシリアスものを続けて鑑賞した2015年ゴールデンウィークでしたが、まぁ合間にはフツーのエンタテインメント作品でも。
というわけで、選んだ外国映画がこの『特捜部Q 檻の中の女』。
先に観た『余命90分の男』と同じく、年初に「未体験ゾーンの映画たち2015」の企画で劇場公開された一編です。
さて、映画。

デンマーク殺人課の刑事カール・マーク(ニコライ・リー・カース)は、ある事件で同僚ふたりのうちひとりを犯人側の銃撃により失い、もうひとりを全身不随に陥れてしまった。
自身も重傷を負って、後に復職したが、元の職場には戻れず。
過去の事件報告書の問題個所を洗い出す新設部署「特捜部Q」の責任者に任命される。

上層部としては書類整理だけを期待していたのだが、カールは過去の未解決事件の再捜査を始めてしまう。
その事件は、女性議員ミレーデ・ルンゴー(ソニア・リクター)の失踪事件。
捜査資料では「自殺」と判断されているが、不可解な点が多い。

同じく「特捜部Q」に配属されたアラブ人アサド(ファレス・ファレス)とともに調査を始めることとした・・・

というハナシ。

これ、映画を観る直前に原作小説を読んでいます。

原作は結構分厚く、上下二段組みのポケットミステリーで500ページ近くありました。

原作では、再編成されたデンマークの警察組織の実情や、カールと別れた妻との確執、同居している別れた妻が連れてきた息子との確執、さらにはミレーデ・ルンゴー事件を担当していた刑事が追う別の事件など、かなり輻輳した内容でした。

ですが映画は100分そこそこにおさめるために、かなり原作を刈り込んでいます。
この原作の刈り込みは悪くありません。
さすがに、長尺の原作をそのまま映画化すると冗長になりますからね。

とはいえ、この映画では、犯人側の動機が不明瞭。
副題の「檻の中の女」に何故しなければならないのか、また、何故長期にわたって監禁せねばならないのか、そこいらあたりが描かれていません。

とはいえ、寒々しいデンマークの風景、荒々しいカール役のニコライ・リー・カースの風貌など、ハリウッド製ミステリィ・和製ミステリィにない雰囲気があります。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

<追記>
ニコライ・リー・カース、ソニア・リクターはスザンネ・ビア監督の『しあわせな孤独』で共演していますね。
また、ニコライは同じくスザンネ・ビア監督の『ある愛の風景』の弟役が印象的でした。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:29本
 外国映画24本(うちDVDなど 1本)←カウントアップ
 日本映画 5本(うちDVDなど 0本)

旧作:2015年以前の作品:59本
 外国映画46本(うち劇場11本)
 日本映画13本(うち劇場 3本)
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