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zoom RSS 『胸騒ぎの恋人』:グザヴィエ・ドランの若書き・習作 @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2015/06/16 16:33   >>

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りゃんひさの最近の超関心監督グザヴィエ・ドランの長編第2作『胸騒ぎの恋人』、DVDで鑑賞しました。
原題は「Les amours imaginaires」、むむ、想像上の愛?
仏英翻訳では「The Heartbeats」と出たので、胸騒ぎ、ドキドキ感のことのようで、日本タイトルは的を射ている、と納得。
さて、映画。

フランシス(グザヴィエ・ドラン)とマリー(モニア・ショクリ)は永年の親友同士。
親友同士というよりも、似た者同士の同類、といったところ。
ある日のホームパーティで、ギリシア彫刻のようなニコラ(ニール・シュナイダー)という青年と出遭い、ふたりは互いに思いを寄せる
フランシスもマリーもニコラの気を惹こうと躍起になり、歯がゆい関係は続くのだが・・・

というハナシ。

奇妙な三角関係を描いた恋愛映画で、ところどころに三人とは無関係な若者たちの恋愛観に関するインタビューが挿入される、という形式を採っている。

そのインタビュー形式が、あまり成功していないように感じられた。

もっと三人の関係を掘り下げてほしかったが、そもそもニコラは、フランシスとマリーを友人以上にはみておらず、ねじれた恋愛関係になっていないから、それは無理なのかもしれない。

終盤、三人で山歩きに出かけた際にに、ニコラをはさんで、フランシスとマリーが取っ組み合いのけんかをするところがクライマックスで、そのけんかをみてニコラはふたりの親密で微妙な関係に入り込めないと、それまで以上に距離を置くことになってしまう。

映画はそれまで、フランシスとニコラ、マリーとニコラの関係でもって進んでいくので、この大げんかの前に、フランシスとマリーの心理を掘り下げるなどして十分にみせて欲しかったところ。

グザヴィエ・ドランの心的情況よく判るが、『わたしはロランス』と比べると、まだ若書き・習作の感は否めない。
スローモーションの多用、背後からの撮影の多用と、ちょっとスタイル先行が鼻にもつきます。

評価は★★★(3つ)としておきます。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:42本
 外国映画32本(うちDVDなど 5本)
 日本映画10本(うちDVDなど 0本)

旧作:2015年以前の作品:67本
 外国映画54本(うち劇場12本)←カウントアップ
 日本映画13本(うち劇場 3本)
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