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zoom RSS 『マイ・インターン』:女性にとっての理想の男性像 @試写会

<<   作成日時 : 2015/10/03 22:10   >>

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アン・ハサウェイがネットビジネスで急成長をした会社のオーナーを演じる『マイ・インターン』、試写会で鑑賞しました。
まるで『プラダを着た悪魔』で彼女が演じたアンドレアが成長したかのような雰囲気を醸し出しています。
赤を主体にしたポスターデザインもファッショナブルで、なかなか期待が持てるところ。
ちょっと気がかりなのは、監督がナンシー・マイヤーズというところ・・・
さて、映画。

自身のファッション好きが高じて、ネットビジネスで急成長のファッション会社オーナーとなったジュールズ(アン・ハサウェイ)。
社会貢献の一環として、彼女の会社で退職した高齢者を雇うシニア・インターン制度を導入することとなった。
そこへ応募してきたのが、ベン(ロバート・デ・ニーロ)。
彼女の会社のあるブルックリンで生まれ育ち、電話帳製作会社に永年勤めてきた彼。
ファンション業界は初めてであったが、これまでの人生経験が役立ち、会社はもとよりジュールズにとって大切な立場となっていく・・・

というハナシ。

ナンシー・マイヤーズの脚本、前半は頗る順調。
畑違いのベンが、人生経験の量と質の違いから、周囲のひとびとから一目置かれる存在となっていくあたりは、快調快調。

そして、仕事一筋でここ2年ばかり過ごしてきたジュールズが、不穏になった家庭とビジネスキャリアを天秤にかけて悩むあたりも、なかなか興味深い。

特に、女性の社会進出が顕著と目される米国において、いまだに、専業主婦がジュールズのようなキャリアウーマンを蔑んでいる描写は、かなり興味深い。

なので、映画的には大筋OK。
なんだけれど、ベンと仲間たちとによるジュールズの母親宅への侵入エピソードなど、他愛ないギャグを挟み込んでいるあたりが、どうにもこの映画の好いところを殺いでいる感じ。

その他、ベンがあまりにいい人すぎるのもどうかしらん。
ロバート・デ・ニーロがニコニコしていると、永年、彼の映画を観てきたものとしては、「本心はちがうんじゃない」なんて穿った観方をしてしまいます。
まぁ、これは『ハート・オブ・ウーマン』や『恋愛適齢期』、『恋するベーカリー』などで、女性にとっての理想の男性を描き続けてきたナンシー・マイヤーズの、理想の男性像だから仕方がないのかもしれませんが。

ウェルメイドなホロッとするコメディとして、評価は★★★☆(3つ半)としておきます。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:84本
 外国映画63本(うちDVDなど11本)←カウントアップ
 日本映画21本(うちDVDなど 4本)

旧作:2015年以前の作品:109本
 外国映画89本(うち劇場15本)
 日本映画20本(うち劇場 5本)
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ナンシー・マイヤーズ監督は結構好きですが、演出にキレがないのは確かですね。
ぷ〜太郎
2015/10/26 18:39
ぷ〜太郎さん、コメントありがとう。
「大味」がナンシー・マイヤーズ監督の持ち味、というような記事を読んだことがあるので、この映画はナンシー・マイヤーズらしい映画ということになるでしょうね。
りゃんひさ
2015/10/26 22:00

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