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zoom RSS 『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』:新シリーズが待ち遠しい特別篇 @ロードショウ

<<   作成日時 : 2016/02/19 23:44   >>

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ベネディクト・カンバーバッチの『SHERLOCK/シャーロック』が劇場スクリーンに登場。
こんどは19世紀ヴィクトリア朝時代のロンドンが舞台だそうな。
タイトルは『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』。
おどろおどろしい謎を明晰な頭脳が解明する・・・はず。

19世紀末のロンドン。
青白い肌、真っ赤な唇の花嫁が拳銃を乱射したのち、自らを撃って死んだ・・・
しかし、その死んだはずの花嫁が、その夜、夫を銃殺するという事件が発生した。
さて、シャーロックとワトソンはこの謎を解けるのか・・・

というハナシ・・・ならば、テレビシリーズのスピンオフなんだけれど、途中とスピンオフでないことが解かる。

なんと、第3シリーズの終りで、過激な活動が災いして亡命せざるを得ない破目になったシャーロックが、飛行機中にて、薬物の影響によってみた「過去の未解決事件の幻影」というハナシ。

その上、死んだと思われた宿敵モリアーティがロンドンのテレビ画面に登場するという第3シリーズのエンディングの内容も継承しており、シャーロックがみる幻影の中にもモリアーティが登場する。
それも、コナン・ドイルの原作に沿って、ライヘンバッハの滝に落ちて死んだはずの仇敵モリアーティ教授となって、という念の入れよう。

書いていてもややこしいのだけれど、まぁ、テレビシリーズを観ていないと、ほとんどさっぱり解からないこと請け合い。
でも、シリーズを観ていると、嬉しい仕掛けが多い。

19世紀の「忌まわしき花嫁」事件は、死んだはずの花嫁が幽霊となって夫やその他の男を殺しまくるハナシ。
つまり、次の新シリーズで登場して事件の中心でなるであろうモリアーティには、同じトリックは使えないということ。

その上、その事件中を推理するにあたって、シャーロックは「花嫁が双子であることはありえない」と盛んに言っており、この手も使えない。
製作サイドが、新シリーズを始める前に、ファンに挑戦しているようなもの。

その他、ドイルの原作ではあまりの巨漢のため動けないと描写されたシャーロックの兄マイクロフトが、その姿で登場するのも嬉しい。
現代パートでマイクロフトを演じているマーク・ゲイティスが特殊メイクをして嬉々として演じてるのも見もの。

さらには、現代のシャーロックと19世紀のシャーロックのどちらが実体を持つ存在で、どちらが幻影なのかわからないようミスリードする語り口も楽しい。

というわけで、シリーズのファンとしては結構楽しめましたよ。
ただ、映像素材がテレビ用なので大スクリーンに映写すると、かなり暗くて観づらい場面も多かったです。

評価はオマケも込みで★★★☆(3つ半)としておきます。

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2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:15本
 外国映画11本(うちDVDなど 0本)←カウントアップ
 日本映画 4本(うちDVDなど 1本)

旧作:2016年以前の作品:11本
 外国映画11本(うち劇場 3本)
 日本映画 0本(うち劇場 0本)
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
TVシリーズを観ていなくて、これを単なるホームズものだと思って観た人には、お気の毒さまとしか言いようがない。そう、これはTVシリーズファン向けの新シリーズの予告。それを隠した東宝が悪いですね。ファンにとっては嬉しい限り。よくもまあ、ここまでひねった脚本を書いたものだと感心。(ちとひねり過ぎかも)「相棒」の脚本家も少し見習ってほしいものです。
ぷ〜太郎
2016/03/17 01:36

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