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zoom RSS 『僕だけがいない街』:相当粗っぽいタイムトラベル映画 @試写会・シネコン

<<   作成日時 : 2016/03/11 23:00   >>

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藤原竜也、有村架純主演のタイムトラベル・ミステリー『僕だけがいない街』、試写会で鑑賞しました。
一昨年秋公開の『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』などの佳作もあるタイムトラベルものですが、このジャンルを上手くつくるのは相当難しい。
辻褄は合わせなければならないし、辻褄合わせ以上の付加価値をつけないと、観終わってガッカリするからですが・・・
さて、映画。

ピザ屋でバイトをしている30歳の売れない漫画家・悟(藤原竜也)。
彼には、過去に戻る能力があり、事故や事件を未然に防ぐことができる。
ただし、その能力は予告なく発揮され、どのような事故や事件が起こるのかは前もってわからない。
ある日、北海道から出てきた母親・佐知子(石田ゆり子)がアパートの悟の部屋で刺殺される事件が起こった。
直前、母親と一緒に出掛けたモールで、過去に戻る現象が起きたので、なんらか関係がありそうだ・・・

というハナシで、その後、母親殺害の容疑をかけられたのではないかと不安に思った悟は、18年前の小学生時代に戻る。
その時期は、悟と母親が暮らす北海道の町で、小学生の連続誘拐殺害事件が起こっていた時期だった・・・

結構大掛かりな物語なので、これを上手くまとめるのは、相当難しい。
テレビの連続ものならいざ知らず、2時間という映画に仕上げるのは脚本・演出とも相当力量が必要。

平川雄一朗監督はテレビシリーズ『JIN -仁-』を撮っていたひとなので適任とも思えるが、テレビのシリーズと2時間の映画とは訳が違う。
物語を説明するのが、やっとという感じ。

で、その物語だけれど、過去に戻る能力はさておき、前半で「あれれ」と思っちゃったのだから、その後はどうにもこうにも興ざめ。
「あれれ」の箇所は、悟が母親の現場を後にして逃げ回るところ。
犯人と思しき人物を追うのはいいが、見失ったら、母親の許に戻るのが常識的だと思うのだが、「あ、これじゃ、俺が犯人と思われちゃう」って逃げるのはいかがなものか。

というわけで、その後の少年時代は、いくら子役の中川翼鈴木梨央ががんばっていても、残念ながら・・・

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特に、連続児童誘拐殺害事件の真犯人が明らかになったあとの展開がズタボロで粗っぽい。
子ども時代で「ほほぉ、だから、タイトル『僕だけがいない街』なのね」と納得しそうになるんだけれど、あれれ、またまた現代に戻っちゃうし、決着も強引。

うーむ、やっぱりタイムトラベルものを上手くつくるのは難しい、と改めて思った次第。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。
☆は子役ふたりのガンバリによるものです。

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2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:20本
 外国映画14本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 6本(うちDVDなど 1本)←カウントアップ

旧作:2016年以前の作品:16本
 外国映画14本(うち劇場 3本)
 日本映画 2本(うち劇場 0本)
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
犯人は配役を見たら見当がついてしまったので、TVドラマの感覚で愉しみました。タイムトラベルものの矛盾は仕方ないとしても、「僕だけがいない街」のタイトルに納得した後の展開には私も「へっ?!」っとなってしまって・・・。子役がよかっただけにがっかりです。
ぷ〜太郎
2016/03/16 17:43

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