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zoom RSS 『ピンクとグレー』:仕掛け!・・・だけか @DVD・レンタル

<<   作成日時 : 2016/07/12 00:46   >>

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行定勲監督の新作『ピンクとグレー』、DVDで鑑賞しました。
今年の年初からロングランを続けていたので、さぞや!と期待大。
その上、「幕開けから62分後の世界が変わる仕掛け=vという謳い文句にも惹かれる・・・
どんなミステリーかしらん。
さて、映画。

小学生の頃から仲の良い真吾(中島裕翔)と河田大貴(菅田将暉)、それにサリー(夏帆)という少女。
真吾と大貴は街でスカウトされ、ふたりそろって芸能界デビューする。
あるドラマの撮影で監督に見初められた真吾は、白木蓮吾の芸名とともに次第に売れっ子になっていく。
常に白木蓮吾のバーターだった大貴は次第にクサっていき、サリーとの仲も危うくなっていくのだが、ある日突然、6通の遺書を残して白木蓮吾は首吊り自殺してしまう・・・

というハナシで、映画はその首吊り自殺のシーンから始まる。
そして、謳い文句にある「幕開けから62分」で、ふたたび首吊り自殺が描かれる・・・

が、えええ、そこまでは映画の世界。
6通の遺書のうち、「自分のことを本に書いて欲しい」と書かれた遺書を選んだ大貴が、その遺書のとおりに書いた本が映画化され、主演の真吾を大貴が演じているという設定。
ふーん、これには驚いた。
よくもまぁこんなことを思いつくものだ。
小説の世界ならは、叙述トリックといったところだろうが、映像でこれを巧みにやってしまうとは、さすが行定勲監督。

と感心するものの、その後の話があまり面白くない。

劇中劇で大貴とサリーを演じていたふたりは、芸能界でも若いのにベテラン・売れっ子の俳優で、とにかく初心(うぶ)な大貴を堕落の道に堕とそうと誘惑していく。
このあたりは、菅田将暉と夏帆の巧さもあって面白いのだが、いかんせん、本筋である真吾と大貴の話がつまらない。

特に、真吾=柳楽優弥、大貴=中島裕翔になって、ふたりで絡みだした途端に、なんだか人間がペラペラで、勝手して頂戴!って感じになってしまった。
真吾と大貴の関係性、ここんところが映画の肝だと思うのだけれど、どうも底が浅い。
真吾の自殺の原因も、姉との関係が云々されているが、それが却って底を浅くしている。

それに、残された、選択されなかった5通の遺書の中身が気になるし、映画の作劇としては、そこいらあたりにも落し前をつけてほしかったところ。

行定勲監督作品では『北の零年』や『春の雪』などの大作映画の方を買っているので(世間的には評判がいまひとつなのだが)、この映画のような小手先だけの映画は評価しません。

評価は★★(2つ)としておきます。



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2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:49本
 外国映画33本(うちDVDなど 0本)
 日本映画17本(うちDVDなど 2本)←カウントアップ

旧作:2016年以前の作品:62本
 外国映画49本(うち劇場 9本)
 日本映画13本(うち劇場 5本)
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コメント(1件)

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こういう形だけのハナシって、きらいですね。
おすもうさん
2016/07/19 15:02

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