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zoom RSS 『聖 天才・羽生が恐れた男』:山本おさむ著 @新装版全3巻

<<   作成日時 : 2016/12/12 00:49   >>

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このブログをはじめてからかなりの年数が経ちますが、漫画については書いたことがなかったです。
なので、これがはじめて。
作品は、山本おさむによる『聖 天才・羽生が恐れた男』。
29歳で夭折した棋士・村山聖を題材したもの。
事実には基づいているものの、フィクション作品と巻末の作者による解説に書かれているが、かなり実際のエピソードが盛り込まれている模様。

読もうと思ったんは、先に観た映画『聖の青春』がかなり不満だったから。

まぁ、本来ならば、大崎善生による原作のノンフィクション小説を読めばいいんだろうが、映画でも最後に「この映画はフィクションです」ってクレジットが出たんだから、事実をどのように捉えたかという観点でいけば、アプローチは同じ。

で、読んでみて・・・

おぉ、素晴らしい。
感動した。
聖の将棋に対する想いが伝わってきました。

映画では、ただ闇雲にしかみえなかた聖の将棋に対する想いが、「生きること」に直結していることだったんだと、熱く伝わってきました。

1000ページ近いボリュームなので、幼少期からじっくり描けるという有利さもあるかもしれませんが、ネフローゼ症候群を抱えて病院暮らしで、周囲に死が充満していたあたりから、胸を衝きます。
そして、師匠である森信雄氏に入門する際の言葉に泣かされます。

将棋は好きじゃありません・・・。僕には・・・将棋しかないんです

将棋を指すことが「生きている」証の聖のこの言葉。

生きていくことは、好きであろうがなかろうが、生きていくしかない。
そういうように言い換えることができる。

なるほど、自滅型のひとではなかったのだ。
懸命に(文字どおり、命を懸けて)生きて生きて、盤に向かい、最後の最後に病に負けて(それもあっけなく負けて)最後の勝負も「落手」してしまったのか。
「落手」は「落命」だったのか・・・

そう思うと、改めて胸が痛くなった。
読んでいて、何度も落涙してしまった。

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