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zoom RSS 『そして誰もいなくなった』2015年製作TVミニシリーズ:原作どおりに、そして、誰も、いなくなる・・

<<   作成日時 : 2016/12/11 23:49   >>

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アガサ・クリスティの同名小説のドラマ化『そして誰もいなくなった』、テレビにて鑑賞しました。
各1時間×3回のミニシリーズ。
原作も何度か読んだし、映画化作品もいくつも観ています。
過去映画化は、ルネ・クレール監督版(1945年)、ジョージ・ポロック監督版(1965年)『姿なき殺人者』、ピーター・コリンソン監督版(1974年)、アラン・バーキンショー監督版(1989年)『サファリ殺人事件』。
いずれも、原作をクリスティ自らが脚色した戯曲版をもとにしているので、タイトルのように「そして、誰も、いなくなった・・・」とならなかった(はず。3回目と4回目の作品は、ほとんど忘れてしまったので)。
さて、今回は・・・

1939年のイギリス。
U・N・オーエン夫妻という謎の人物から招待状を受け取った8人。
招待されたのは、絶海の孤島。
島の屋敷に到着すると、使用人の夫婦が迎えてくれた。
各部屋には「10人の兵隊のわらべ歌」の歌詞が飾られ、食堂のテーブルには10人の人形が飾れていた。
到着初日の夜、全員が食堂に集まったその時、使用人を含む10人を断罪するオーエンの声が響き渡る。
それが惨劇の幕開けだった・・・

というハナシはお馴染みのもの。
絶海の孤島が舞台になるのは、ルネ・クレール監督版以来。
小舟で渡る様子や、何度かインサートされる島の外観など、かなり不気味な雰囲気に包まれている。

わらべ歌どおりに殺人が行われていく趣向は、これまでの映画版と大差はないが、合計3時間の長尺を活かして、10人が犯した過去の罪をじっくり描いていくところが見所。

終盤、残された人々が疑心暗鬼になり、アルコールや薬物を使っての自暴自棄気味のパーティを繰り広げるあたりは、かなり珍しい描写。

そして、残りふたりとなったところで・・・
おぉ、これは原作どおりか! という展開になる。

終局間際の真犯人と最後の被害者(首吊りさせられる)のやり取りは、かなり陰惨な感じもするが、最後の被害者の過去の事件が、これまた非常にいやらしい(質が悪い)ので、陰惨さに輪をかけている(あ、これは褒めてますから)。

ということで、満足満足。

なお、脚本はサラ・フェルプス、監督はクレイグ・ヴィヴェイロス
いずれも、テレビ畑のひと。

メモとして、出演者(原作を読んでいると、犯人が判っちゃいますけど)。

メイヴ・ダーモディ : ヴェラ・クレイソーン(女性教師)
エイダン・ターナー : フィリップ・ロンバード(元傭兵)
バーン・ゴーマン : ウィリアム・ブロア(元巡査部長)
トビー・スティーヴンス : エドワード・アームストロング(医師)
チャールズ・ダンス : ロレンス・ウォーグレイヴ(判事)
ノア・テイラー : トマス・ロジャーズ(使用人)
ミランダ・リチャードソン : エミリー・ブレント(信心深い教育家の中年女性)
サム・ニール : ジョン・マッカーサー(将軍)
アンナ・マックスウェル・マーティン : エセル・ロジャーズ(使用人の妻)
ダグラス・ブース : アンソニー・マーストン(若い遊び人)

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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