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zoom RSS 『君はひとりじゃない』:霊っているのかいないのか、ま、どっちでもいいのか @ロードショウ・単館系

<<   作成日時 : 2017/07/31 22:04   >>

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ポーランド映画の『君はひとりじゃない』、ロードショウで鑑賞しました。
2015年のベルリン映画祭で銀熊賞(監督賞)を獲得した作品。
監督は、女性監督のマウゴシュカ・シュモフスカ
さて、映画。

ポーランドの中年検察官ヤヌシュ(ヤヌシュ・ガイオス)の仕事は、来る日も来る日も凄惨な死体の検証をするというもの。
心は疲弊している。
家庭でその心が癒されることはない。
というのも、妻を亡くしてからは、娘のオルガ(ユスティナ・スワラ)との仲も上手くいっていないからだ。
そんなある日、娘オルガは摂食障害の末に自宅トイレで倒れてしまう。
ヤヌシュはオルガを精神病院に入院させ、グループセラピーに参加させるが、そこのセラピストであるマオ(マヤ・オスタシェフスカ)にはもうひとつの顔があった。
それは、8か月の息子を突然死で喪って以来、霊と交信する能力が芽生え、その能力を使って残された遺族を救うというものだった・・・

といったところから始まる物語で、まぁ、その後は、マオの不思議な力によって(か、よらずか)ヤヌシュとオルガの心が再び通い合う展開になる。

いやぁ、どういっていいのかよくわからない感じの映画で、ストレートなヒューマンドラマとは趣を異にしており、コメディに分類しているサイトもあるくらい。

先ごろ特別上映で観たイザベル・ユペールとジェラルド・ドパルデュー主演の『愛と死の谷』もそうだったが、近年、ヨーロッパでは霊的なものが題材に撮られていることが多いのではなかろうか。
未見だが、オリヴィエ・アサイヤス監督の『パーソナル・ショッパー』もその手の話らしいし。

とすれば、かなりヨーロッパ全体が疲弊しているのかもしれない。
そんなことを観終わってから考えたが、映画のラストはどう捉えればいいのか、よくわからない。

心に深い溝のあるヤヌシュとオルガが、マオを交えて、亡き妻の降霊会を行う。
霊が降りてくると、マオは自動書記を行う。
が、いつまで経っても霊は降りてこない。
そのうち、深夜になり、夜明けになり、マオはテーブルを前にして大きな鼾をかいて眠ってしまう・・・

これは、陽気な亡き妻の霊が降りてきてグースカと寝たようになっているとも受け取れるし、単にマオが眠ってしまったともともとれる。
個人的には後者だと思うのだが、まぁ、どちらでもいいのかもしれない。
いずれにせよ、父娘の心の溝は埋まったのだから・・・

って、やっぱり、よくわからないなぁ。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2017年映画鑑賞記録

新作:2017年度作品:53本
 外国映画40本(うちDVDなど 7本)←カウントアップ
 日本映画13本(うちDVDなど 0本)

旧作:2017年以前の作品:46本
 外国映画40本(うち劇場鑑賞10本)
 日本映画 6本(うち劇場鑑賞 1本)
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君はひとりじゃない
ポーランドの検察官ヤヌシュは娘オルガと二人暮らし。 妻が死んでからは、事件現場で無残な死体を見ても何も感じなくなっていた。 オルガの方は父親に心を閉ざし、摂食障害を患っている。 オルガを精神病院へ入院させたヤヌシュは、そこでリハビリ担当の女性セラピスト、アンナと出会う。 自身も10歳の息子を亡くしているアンナは、死者の霊と交信し遺族にメッセージを伝えることを使命としていた…。 ヒューマンドラマ。  ...続きを見る
象のロケット
2017/08/02 08:04

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