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zoom RSS 『フェンス』デンゼル・ワシントン監督・主演:50年代米国の黒人中年男性にどう向き合おうかしらん @D

<<   作成日時 : 2017/07/03 14:42   >>

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デンゼル・ワシントン監督・主演の『フェンス』、DVDで鑑賞しました。
ヴィオラ・デイヴィスがことしの米国アカデミー賞助演女優賞を受賞した作品だが、日本では劇場公開されることなくDVDスルーとなった。
さて、映画。

1950年代米国ピッツバーグ。
50代の黒人男性トロイ・マクソン(デンゼル・ワシントン)は市のごみ収集作業員。
かつてはベースボールの黒人リーグで強打者として鳴らした彼だが、事件を起こして15年服役した経験がある。
いまは妻のローズ(ヴィオラ・デイヴィス)と息子コーリーとの三人暮らし。
少し前まで弟のゲイブも同居していたが、彼は最近自由を求めて近所の下宿屋に移った・・・

というところから始まるハナシで、50年代の黒人家族の物語。

とにかく、貧乏で虐げられ夢を奪われてきた中年黒人男性の嘆き節を滔々と聞かされる映画で、それが機関銃のようにまくしたてられるのだから、観ている方としては、どうしていいのか困惑してしまう。
さらにまくしたてる様が、自虐的だが陽気で、これまた質が悪い。

で、そんな彼と暮らしている家族はというと、当然のことながら、かなりのプレッシャー・抑圧を感じている。
トロイにしてみれば、一家の長であるのだから、それが当然という態度なので、なんとも居心地が悪い。

いや、単純に居心地が悪いと言っては語弊がある。

心底の諦めからきた無暗な陽気さを伴うトロイの言動は、意外にも憎めなくところもあり、これにまた困る。
さらに、弟のゲイブは、第二次大戦の後遺症で精神を病んでおり、それが無邪気に振る舞い笑いを誘うので、これまた始末に困る。

元は舞台劇で、戯曲作者が映画用に脚本も担当しており、デンゼル・ワシントンもヴィオラ・デイヴィスも舞台で同じ役を演じているとのこと。
なので、なかなか流暢に映画は進んで行くが、最後の最後まで、このトロイという男に、どう対応すればよいのか困った感はぬぐい切れなかった。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2017年映画鑑賞記録

新作:2017年度作品:47本
 外国映画37本(うちDVDなど 7本)←カウントアップ
 日本映画10本(うちDVDなど 0本)

旧作:2017年以前の作品:39本
 外国映画33本(うち劇場鑑賞 9本)
 日本映画 6本(うち劇場鑑賞 1本)
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