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zoom RSS 『彼女がその名を知らない鳥たち』:鳥たちの名前は「しあわせ」 @ロードショウ・シネコン

<<   作成日時 : 2017/11/07 23:14   >>

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ユリゴコロ』に続く沼田まほかる原作の映画化『彼女がその名を知らない鳥たち』、ロードショウで鑑賞しました。
湊かなえに続くイヤミスの女王とのことですが、小説は読んだことがありません。
2本の映画化作品を観る限りでは、方向性は異なるようですが・・・
さて、映画。

三十過ぎの女性・十和子(蒼井優)。
彼女の生活は自堕落だ。
十五歳年上の肉体労働者・陣治(阿部サダヲ)に寄生し、働くでもなし、時間があればクレームをどこかしこにでも入れている。
そんな十和子には暗い過去があった。
自分勝手な男・黒崎(竹野内豊)と交際し、いいように弄ばれ、最後は暴力を振るわれて別れた。
だが、心の底では、そんな黒崎のことが忘れられない・・・

ある日、思い余って、黒崎のケータイに電話したことがきっかけで、警察の者が十和子を訪ねてくる。
黒崎は5年前に失踪したが、行方を知らないか、と。
8年前に黒崎と別れた十和子には身に覚えがない・・・

というところから始まる物語で、その後、十和子は、買った時計のクレームを付けたことから売り主の貴金属販売店の専務・水島(松坂桃李)との情事に溺れていく、と展開する。

まぁ簡単に言ってしまえば、男を見る目のない女が下衆な男にいいように弄ばれるハナシで、そういうと身も蓋もないがそんなところだ。
とにかく、十和子が惚れる男はヒドイ。

借金のカタに、十和子を老齢の貸主に抱かせる黒崎。
その上、その貸主の娘と結婚するので別れろと迫り、遂には殺人一歩手前の暴力に及ぶ。

水島は水島で、クレーム処理に困ったふりをして、安物の時計をさも高級品かのように装い、自腹を切ってプレゼントしたかのようにみせて十和子を釣る。
さらには、公道上で性欲処理をさせるというゲスっぷり。

類は友を呼ぶとでもいうのか、そんなところだ。

そんな十和子に只管尽くすのが陣治で、とにかく尽くす。
無視されても足蹴にされても、尽くす。

なので、黒崎の一件は・・・
と、まぁそんな風に想像するが、さにあらず、というのがミステリな趣向。

映画の謳い文句は「あなたはこれを 愛と呼べるか」というような、ショッキングな結末を迎えるのだが、うーむ、愛と呼べるのかどうか。

一見「無償の愛」のようにも見えるが、「身勝手」ともいえる。

が、あの結末では、警察としては自己や事案としては看過できず、必ず事件沙汰になることは必至。
そこんところは、腑に落ちない。

タイトル『彼女がその名を知らない鳥たち』の鳥たちの名前は「しあわせ」だろう。
『彼女がその名を知らない鳥たち』とは、「彼女はしあわせをしらない」の意味だろう。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2017年映画鑑賞記録

新作:2017年度作品:85本
 外国映画65本(うちDVDなど16本)
 日本映画20本(うちDVDなど 0本)←カウントアップ

旧作:2017年以前の作品:61本
 外国映画53本(うち劇場鑑賞13本)
 日本映画 8本(うち劇場鑑賞 3本)
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