『鴨川ホルモー』:必見の爽やか爆笑青春コメディ

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クドイ図柄のポスターに、謎のタイトル。試写会で当選していなければ、100%パスしていただろう作品。
しかし、観てよかった!
必見の爽やか爆笑青春コメディだったから。

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二浪して京都大学に入学した山田孝之は、美少女・芦名星との出会いからフツーのサークル・京都青龍会に入部することになる。
その京都青龍会は1000年も続く団体で、「ホルモー」なる競技を行うのが目的、というから、怪しいことこの上ない。
さらに「ホルモー」はオニというか式神というかをオニ語によって操って勝敗を競うというのだから、荒唐無稽のとんでもないハナシである。

でもね、これが本木監督の手に掛かると、なんだか納得のいく青春物語に昇華するのだから不思議なものだ。
「ホルモー」は、いってみれば青春時代に夢中になる事柄すべての暗喩のようなもの。

「ゲロンチョリ!」なんて叫んで、ヘンなポーズとってオニたちを操るのだけれど、鍛錬を積んだ彼らにしかオニは見えない。

そう、青春時代に夢中になることなんて、自分だけには判っているけれど、傍から何がなんだか判らない。
そういうこと。

快調なテンポで個性ある面々が巧みに演出されるので、観ている側としては「ホルモー」の世界に引き摺りこまれてしまいます。
そんな青春の熱気は、笑い飛ばすしかない、というわけです。

沖縄映画祭で審査委員を務めたジェリー・ザッカー監督から「クレバーなコメディ」と評されたとのことだが、まさしくそのとおりである。
(本木監督は、そんなことはないです、と謙遜されていましたが)

観終わったあと、思わず、「ゲロンチョリ!」なんてオニ語を叫びたくなる映画です。

評価は★5つ。それほど笑うことができました。

<追記>
キャストでは栗山千明が絶品。かなりのコメディエンヌぶりを発揮しています。
夜な夜なホテルで練習を積んだという「ゲロンチョリ!」のポーズの決まり具合はサイコーです。
ただ、ひとつ難をつけるなら、ポスターなどの宣伝イメージが暑苦しすぎですね。
ここはひとつ、栗山千明の絶品ポーズと、可愛らしいオニを中心に、すっきりとした爽やかで可愛らしさを強調する図柄などはいかがでしょうか、ねぇ。
謳い文句は「京都、青春、ゲロンチョリ!?」とか、ね。

<追記の追記>
『パッチギ!』+『レッド・クリフ』+大爆笑な映画、ともいえます。

↓Myムービーのレビュー&採点はコチラから↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id332566/rid26/p0/s0/c0/

↓以下のシーンを観て、爽やかな映画のはずがない、と思ったひとにこそ、観ていただきたいデス
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2009年04月08日 13:34
同じく試写で観ました。最初はパスしようかと思っていた映画ですが、それでもと思って行ってよかった!絶品!!こういうことがあるから、映画は(特に邦画)あなどれません。
栗山千明さんは確かによかった。見事はまっていましたね。それ以上に小オニ達がかわゆいですぅ~。私も小オニ達を駆使して、酔っ払った亭主をゲロンチョリー!としたいものです。
2009年04月09日 00:48
ご亭主は、ゲロンチョリせず、円満のほうがよろしいかと・・・
ともあれ、偶々(たまたま)出くわす絶品があるので、映画ファンは止められないのですよねぇ。
かばくん
2009年04月26日 02:45
なはは、すっかりハマったゲロンチョリーであります。りゃんひささんの指摘があったので、栗山千明に注目、確かにすっきり、きれいなゲロンチョリでありましたな。
彼女、あの凡ちゃん頭の方がかわゆかったのではあるますまいか。彼女に付くコオニ達も、まん丸メガネで愛嬌がありましたな。
ノーテンキな私メには、こういう映画の方がよろしいようで。

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