『孫文の義士団』:革命の陰に犠牲あり @名画座

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中国最後の王朝・清朝。
王朝を打倒として民主国家への道を開いた辛亥革命。
2011年は辛亥革命から100年ということもあり、辛亥革命を主題に扱った映画が何作品か公開されます。
この『孫文の義士団』もその1本。

辛亥革命直前の香港に、革命の中心人物・孫文が上陸し、各地の有力者と密約を交わそうとします。
各地で同時に蜂起して革命を成し遂げようというのが目論みです。

対して、清朝は孫文の上陸を阻止すべく、暗殺団を香港に送り込みます。

民主運動の先鋒、中国新報の社主と社長は、暗殺団から孫文を保護すべく、旧知の元軍人一派に警備を依頼しますが、情報は暗殺団に筒抜け。
劇団員に身をやつしていた元軍人一派は皆殺しされてしまいます。

そこで孫文の警護にあたるのは、民主運動に賛同する社員や市民。
社主と社長は窮余の一策としてて、孫文の影武者を仕立てることとします。
影武者は「くじ」で決めることに・・・
そして、影武者に抜擢されたのは、社主のひとり息子・・・

前半は、元軍人一派への急襲以外はアクションシーンはなく、ドラマドラマドラマで映画が展開されます。

社主とひとり息子。欧米の大学への進学が決まった息子。父は息子を民主運動に巻き込みたくない。

社主一家の人力車引き。長年思い続けた写真館のひとり娘へ、社主が仲人をして婚約を取り付けます。

今はアヘン中毒となってしまった大店の二代目。父の夫人(母ではない)に想いを寄せて、それが故に道を外してしまいました。

博打で身を落とし、妻子と別れた清朝側の下っ端警官。その妻子は、いまは件の社主の何番目かの夫人。

そして、急襲され全滅した元軍人一派に残されたひとり娘。

これらのドラマが後半のアクションシーンの源となっていき、男泣きの場面が繰り広げられます。
アクション自体も凄まじいですが、根底に流れるドラマに胸を打たれます。

かなり大味ではありますが、見応え十分として、評価は★3つ半としておきます。

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2011年映画鑑賞記録

 新作:2011年度作品
  外国映画27本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 6本)←カウントアップ
  日本映画11本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 2本)

 旧作:2011年以前の作品
  外国映画29本(うち劇場 5本)
  日本映画 5本(うち劇場 0本)
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