『ブルーバレンタイン』:誰もが経験したことのある・・・ @名画座

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誰もが経験したことのある、しかしまだ観たことのない恋愛映画。
そういう謳い文句だった。

ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズが扮する若い夫婦の出会い、結婚、破局の物語。

現在の生活から破局までのほぼ一日と、出会いから結婚までの数ヶ月が錯綜して描かれていきます。

映像はスタイリッシュ。
現在はビデオの映像、BGMなし。
BGMが鳴ると過去へと切り替わります。
過去はフィルム映像、手持ちカメラ、BGMあり。
それに現在を演じるふたりが年齢を感じさせるので、こんがらがることはありません。

現在の閉塞感、なんだかうまくいかない、そのイライラ感。
出逢ったころは、あれほど輝いていたのに・・・・

どことなくフランソワ・オゾン監督の作品を思い出しましたが、こちらのほうが切ない。

たぶん、過去の話が、純粋で、ホントウに愛していて、でもどこか無理があって・・・
無理しているという自覚をさせないほど、互いが互いを愛おしく想っていて・・・
でもその無理はいつしか澱のように心に沈殿していき、埋めることのできない溝となっていきました。

妻と娘のもとから去っていく夫の、その傍らで花火が切なくあがります。

エンドタイトルは、その花火の中に、過去ふたりが愛し合っていたときの様子が浮かび上がります。
男性から観ると、これは、やり直せるかもしれない、とおもう未練のあだ花なのかもしれません。

評価は★4つです。

<追記>
今回もキネカ大森での鑑賞。
一番大きなスクリーン1での上映でした。
同時上映は『サラエボ、希望の街角』。夫婦の物語2本立てでした。

↓DVD&ブルーレイはコチラから↓
 

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2011年映画鑑賞記録

 新作:2011年度作品
  外国映画20本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 3本)←カウントアップ
  日本映画10本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 2本)

 旧作:2011年以前の作品
  外国映画28本(うち劇場 5本)
  日本映画 3本(うち劇場 0本)
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この記事へのコメント

キネカ大森
2011年08月15日 20:24
以前から行きたかった「キネカ大森」
(ずっと前、香港や韓国の映画ばっかり上映してた時期 以来、ずっとご無沙汰してました)

いいですね~。2本立て。1300円だし!
1階のSEIYUの弁当も安いし。
また行きたいデス。

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