『裏切りのサーカス』:満足できなかった3つの理由と興味の焦点 @DVD・レンタル

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ジョン・ル・カレの小説『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を北欧出身のトーマス・アルフレッドソンが監督した『裏切りのサーカス』、DVDで鑑賞しました。
米ソ冷戦時代、英国諜報部の幹部に紛れ込んだソ連の二重スパイ「もぐら」をつきとめる地味なスパイスリラー映画です。
ジョン・ル・カレ原作の映画化作品って、ちょっと苦手。

『リトル・ドラマー・ガール』『ナイロビの蜂』などは、ヒリヒリする緊張を強いる題材をこちらに余裕を与えてくれない映画で、この余裕のなさが苦手なのであります。
そして今回の『裏切りのサーカス』もまさにその手の作品でした。
軟弱りゃんひさとしては、もうちょっと余裕やロマンスの香りのする作品が好みなのであります。

ジョン・ル・カレの映画化作品でも、余裕を感じる洒落た出来だったのは、『テイラー・オブ・パナマ』。
ピアース・ブロスナンのいつでも国家を裏切りそうなニヤケ笑いが功を奏していました。

で、今回の『裏切りのサーカス』
スリリングな描写はあって飽きないんだけれども、観終わって満足、とはいきませんでした。

うーむ、なぜなのでしょうかねぇ。

理由1:米ソ冷戦時代が遠いものとなって、なんだかもう興味が湧かない。
理由2:主役のスマイリーに危機が訪れない。
理由3:「もぐら」の正体、キャスティングで判ってしまう。

特に3番目はダメダメ。
もっと観客を欺いてほしい。

とはいえ、興味深かったのは、二重スパイの「もぐら」以上に英国諜報部に潜むゲイの姿。
「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチの役どころもそうだし、クライマックスもゲイの愛なるが故。

評価は、★3つ半としておきます。

 

 

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2013年映画鑑賞記録

 新作:2013年度作品
  外国映画11本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 3本)
  日本映画 4本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)

 旧作:2013年以前の作品
  外国映画31本(うち劇場 2本)←カウントアップ
  日本映画 2本(うち劇場 0本)
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